アドバイザーMアドバイザーM

こんにちは、アドバイザーのMです。
仕事は某企業で採用担当をしています。
障害はADSでOpenにしています。今回は私が記事を書かせて頂きます。

私が、障害者の中途採用担当になって2年しかたちませんが、この2年で勉強になったことが沢山あります。
その他にも、私には障害があるので以前は障害者枠の面接を受ける側だったのですが、面接をする側になって解ったことがあります。

面接を受けていた当時を良く思い出すと、転職エージェントのカウンセラーから聞いていた面接の対策が結構ありますが、当時はメモをして解った気になっていただけでした。

でも、今は当時面接を受けていた私と、現在の採用担当者の両方を経験して、面接の前に知っておくと違うことが明確になったので、ここでその対策を共有したいと思います。

このことを事前に知っているか知らないかでは、面接の対策も大きく変わりますし、心構えも変わりますので、ご活用ください。

解説には私たちも協力しています。
転職プロのアドバイザー
編集部紹介はこちら

この記事がおすすめな人

  • 障害者として始めての転職
  • 面接から進まない
  • 面接対策が必要
  • 面接が不安
  • 面接対策で悩んでいる
  • 一発で面接を通過したい
  • 早く転職したい
  • 就職が出来ない

面接の前に知っておく3つのこと

障害者が中途採用の面接を受ける機会はいくつかあります。

面接の機会

  • 企業に直截応募
  • ハローワーク
  • 転職エージェント
  • 各種合同面接会
  • 知人からの紹介(リファラル採用)

等々です。

ですが、これら1つ1つの面接には違いがありません。
どの面接でも大事なことは同じです。

その大事な事を理解しておかないと対策は出来ずに面接は失敗します。
それが、この3つです。

3つの大事な事

  1. 採用担当者が知りたいことは何か
  2. 障害者自身の間違った考え方
  3. 面接をうまく進めるためのコツ

どの面接でも採用担当者が知りたいことは同じ

どの面接にとっても大事なことは特に変わりません。
当たり前ですが、応募した企業の採用担当者とは初めて会う方が殆どだと思います。

採用担当者は応募者の事を色々知りたくて聞き出そうとします。
その主な内容は障害についてです。

聞きたい理由企業で障害への配慮が可能な範囲か、どうかという所です。

どんなに学歴が良くても、資格を沢山保有していても、企業で採用が出来るかが重要なのです。
優秀な人材であれば、どんな無理難題の配慮でもできます。
と、言う企業はありません。

裏ばなし公にはしていませんが、どの企業にも、ここまでなら出来るというラインを決めています。
それは、コストであったり、フォロー体制であったり限りがあります。

全ての障害に配慮ができれば、もっと障害者の就職や転職の機会が増えるのですが、企業という組織のな中では限りがあるのが残念ですが現実です。

そして、ここが大事なのですが、採用担当者が障害に詳しい方ばかりではないと言うことです。
最悪な事は、採用担当者が無い知識と限られた情報で、障害への配慮について聞き出そうとしてきます。

間違えては行けないのが、採用担当者は人事としての知識は必要ですが、障害の専門知識はいりません。
産業医や保健師のアドバイスを的確に受け、それを反映させる能力があれば良いのですがそれが出来ていない担当者が多いです。

要は、浅はかな知識の物差しで測って欲しくないのですが、計る人が多い事です。

ここだいじ採用担当者は障害社採用の専門職ではなく情報だけの頭でっかちです。同じ障害名でも受傷した時期や生い立ちや、本人の性格などバックグランドで大きく変わるということが分かっていなく、障害名と等級だけで判断して、しかも先入観をもっています。
障害者自身は、このことを理解しておくことが対策に繋がります。
ここのまとめ障害者を採用する担当者は面接で聞きたいことは障害への配慮が可能かと言うこと。
しかし、採用担当者が解ったつもりでいる場合があるのも知っておくこと。

障害者の良くある悪い例

一方、障害者にも悪い例があります。
それは、自分の事を良く評価して欲しくてマイナス面は極力聞かれるまで言わない方がいます。
最後まで、言わない方もいます。

あまりに、良いことばかり聞くと採用担当者も、配慮いらないって本当かな?って思います。
配慮が必要なので、障害者枠への求人に応募したんですよね?と思います。
なんでだという顔をしたサラリーマン
何かを隠して面接をしていると、どちらも疑心暗鬼になります。

何かを隠したり偽った面接では、たった数十分から数時間の面接で、お互い分かり合えるはずありません。
こうなると採用までは程遠いです。

ここだいじ採用面接は障害について話しにくい事は必ずしも話さなくても良いですが、話してもマイナスにはなりません。
採用担当者に、障害と必要な配慮と自分自身を理解して貰う事が一番の目的です。
これが、うまく伝える事が出来れば、面接は大成功です。
ここのまとめマイナスだと思う事こそ、しっかり伝えること。
解決策が解ればマイナスはプラスに変わる。

面接をうまく進めるための対策

ではどうしたらよいのでしょうか。

それは、採用担当者に面接の早い段階で障害と配慮についてしっかりと伝える事です。
面接を受ける障害者にとって一番大事な事は、短い限りある時間の中で障害と配慮について採用担当者の中で解決をしてもらうことです。

それには、採用担当者からの質問攻めで時間が少なくなるのを事前に防ぐために、最初の自己紹介で、
「後ほど障害について説明をする時間を頂けますでしょうか。」
と言っておくのが良いです。

でも気をつけてください。自分だけ一気に話してしまったり、採用担当者の話をさえぎったりしないように、落ち着いて話しましょう。
もし、途中で話す機会を失った場合は、面接最後にほぼ必ず
「何か質問はありますか?」
と聞かれるので、そこで話すようにしましょう。

補足転職エージェント経由であれば、採用担当者に事前にアドバイザーやカウンセラーから、障害と配慮について説明がしてあります。

2つの具体的な面接対策

それでは、ここでは具体的な面接対策を解説します。

2つの面接対策

  • マイナスな事や苦手な事と対策を全て伝える
  • 採用担当者の障害への知識と理解度を確認する

マイナスな事や苦手な事と対策を全て伝える

まず、最初に覆い隠すこと無く障害と必要な配慮について伝えます。

例えば、前職で出社が出来なくなった事とその理由とか、対人関係のことや障害が原因で体調を崩した事など、話しにくい事も全て採用担当者に伝えます。
その上で、現状は解決した事も伝えます。

その時、1つずつの問題が具体的に解決出来ている事を正確に伝えないとマイナスのままです。
例えば、障害が原因で前職を退職した場合は、障害の何が原因でそれが今は解決した証明が必要です。
それには、医師の診断書が効果が高いです。

原因になった障害が原因で起きた問題が、今は解決して仕事をする事に支障が無いことが解れば良いです。

また、条件付きの解決でも問題ありません。
例えば、週何時間の労働は可能とか、週何日でも良いです。
他には、時差出勤であったり、通院が2週に1度必要なども伝えましょう。

ポイントどのような障害で、必要な配慮が何か解ること

そうすれば、採用担当者は具体的に働いて貰う想像が出来ます。

出来ることや得意な事も大事ですが、弱みや苦手な事をしっかりと伝え採用担当者が具体的に企業として、入社してもらうには何が必要かイメージできることが重要です。

そこで、ほぼ面接の成功は決まります。
よくわからない伝え方や、必要な配慮があやふやでは、見送る事が多いです。
相手にしっかりと伝える力もそこから見ています。

ここは事前に、しっかり練習をして対策をしておきましょう。

採用担当者の障害への知識と理解度を良く確認

でも、ちょっとまってください。
ここが大事です。

採用担当者の障害への知識と理解度です。
そこで、もし話した内容が良く伝わっていないかなと感じたら、1つずつ確認しましょう。

「解って貰えましたか」とは聞きにくいので、「必要な配慮は可能でしょうか」と聞くのが良いでしょう。
また、その場で「産業医と相談させて下さい」とか「確認します」と言う返事であれば、自分は解らなくても専門家に聞くと言う事なので問題はありません。

もし、理解していないと感じた場合は、その場では自分での訂正は難しいです。
その時は、転職エージェントを利用している場合は、アドバイザーやカウンセラーに面接が終わった直後に電話かメールで相談をします。
面接が終わってから10分以内が目安です。
内容は、「障害と配慮について上手く伝える事が出来なかった」と正確に相談してください。

ポイント それが出来ていないと、採用担当者へのアドバイザーやカウンセラーのフォローが的確で無くなる可能性が有り、その場合は効果は期待できません。

なぜ、直後かというと採用担当者は面接が終わって直ぐに評価表を作成します。
そこで、不採用と判断されてしまうと後で採用に変えるのは難しいからです。

不採用と判断される前に、アドバイザーやカウンセラーから電話で直接フォローをしてもらうのが一番良いです。

転職サイトやハローワーク、直接応募の場合は、面接後のフォローは正直これと言って無いので、運に任せるのでは無く。
事前に理解して貰える内容に障害と配慮の説明を完璧に仕上げましょう。

それには、「自分マニュアル」とか「自分取説」と言われている物を作っておく事をおすすめします。
当サイトでも、記事にしてあります。

良かったら、お読みください。

まとめ

面接では、もちろん人柄や身だしなみ、社会人としてのマナーも見ますが、障害者の場合、企業で配慮ができる範囲であるか、と言うところが重要になります。

なので、面接で採用担当者に障害と配慮について正確に伝える事が重要な対策になります。
このことを頭に入れて面接に望むことで、短い時間の中でも的確な手応えのある面接が可能になります。

最後に対策の要点をまとめました。

ここだいじ

  1. 面接で知りたいことは障害と必要な配慮
  2. 自分の障害の弱みと配慮を具体的に解りやすく伝える
  3. 全ての採用担当者が慣れている訳ではないので、こちらから理解して貰う為のフォローも必要</li

特に3番目の「全ての採用担当者~」というところは、採用担当者=専門家と思わないでください。多くは私と同じ半人前の人事です。
緊張しないで、障害について仕事をするのに必要な配慮を具体的に解りやすく伝えて上げてください。
そうすると、担当者も採用後のイメージが湧きやすくなります。

アドバイザーMアドバイザーM

私たちは、皆さんの面接成功を応援します。


こちらの記事も読んでください。
1次面接に持って行く障害者の自分マニュアル(面接編)
障害者の書類選考が通過する履歴書の書き方(テンプレートDL)