障害者の面接の質問と回答例

障害者の面接でよく聞かれることをまとめました。参考にしてください。多くの企業では障害について、「言える範囲で」とか「話したくないところは結構です」などの配慮があります。

面接の最初に良く聞かれる質問

  • 自己紹介をお願いします
  • 職歴を教えてください
  • 障害名を教えてください
回答例 >
【自己紹介をお願いします】

自己紹介は、氏名と現職(前職)と障害名と締めの言葉を1分くらいでまとめて話す!

面接官は、自己紹介の話し方や表情や内容で候補者の第一印象を見ています。明るく簡潔に話すことが出来れば好印象を与えますが、うまく出来ないとマイナスな印象からスタートになるので自己紹介はとても大切です。

模範回答例
○○ ○○と申します。前職(現職)は、障害者として○○会社の○○部の所属で営業事務をしていました。障害は下肢にありますが、重い物を持つ以外階段の昇降も可能です。今までの経験からExcelの関数のスキルを活かしたいと思い御社に応募いたしました。本日は、どうぞよろしくお願いいたします。

失敗回答例
名前と生年月日を言うだけとか、住所や血液型、家族構成など仕事に全く関係のない内容の自己紹介は必要ありません。また、今までの経験やスキルを長々説明をするのも良くありません。最初の自己紹介は簡潔に分かりやすく話しましょう。


【職歴を教えてください】

応募している求人に合ったスキルやキャリアを伝えよう!

障害者枠の求人でキャリアが活かせるようであれば強くアピールするのが良いですが、オープンポジションなど応募してきた方の経験やスキルに合わせて選考をする場合は、自分の強みや好きな仕事をアピールすれば良いです。

模範回答例
私は、パートやアルバイトでサービス業に長く携わってきました。人の笑顔や「ありがとう」と人に喜んでもらえる仕事が好きです。私の強みは、サービス精神が旺盛なところです。多くの社員の方の裏方として頑張りたいと考えています。

失敗回答例
転職回数分の経験した職務を話さなくても良いです。直近の仕事や、応募している求人に絞って話しましょう。面接官は、全ての職歴を聞きたいのでは無く、募集している求人に合っているか知りたいのです。オープンポジションの場合は、かいつまんで経験した職務を短めに伝えると良いでしょう。


【障害名を教えてください】

障害名と等級の他に、必要な配慮も付け加えてよう!

多くの面接官は障害には詳しくありません。障害への配慮などは採用が決まった時点で産業医や精神保健福祉士の方に相談をしますが事前に必要な配慮が分かっている方が採用しやすいので分かりやすく簡潔に伝えましょう。

模範回答例
私の障害は下肢障害で4級です。必要な配慮は重い物を持って移動が出来ません。

失敗回答例
障害について、医師が説明するように障害の部位や症状など事細かに説明する事です。面接官は、説明されても解らないので聞き流すだけになります。そうなると、コミュニケーションが取りにくいと判断されてしまうことも考えられます。

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面接の中盤でよく聞かれる質問

  • 自己PRをお願いします
  • 長所と短所を教えてください
  • 障害者枠を選んだ理由を教えてください
  • 成功体験を教えてください
  • 失敗体験を教えてください
回答例 >
【自己PRをお願いします】

自己PRは求人に合わせて用意しよう!

自己PRをするためには、自己分析からになりますが、なかなか難しいです。なので、面接では募集している求人から採用したい人物像に自分を当てはめて具体的にPRします。

模範回答例
私は、何事にも粘り強く諦めません。営業になった最初の頃は新規の顧客が取れませんでしたが、断られても常に顧客目線で良い物、役に立つ物を提案し続け1年後には契約を頂きました。

失敗回答例
私は、サーフィンが趣味で夏も冬も海に入ります。好きなことや興味のある事への行動力があり活発的です。これでは、いくら具体的とはいえ仕事と繋がりがない事は面接官にはPRになりません。


【長所と短所を教えてください】

長所と短所は1つに絞って伝えましょう!

長所と短所を聞くことは、候補者が自社の社風や求人している職種に適性があるか確認しています。

模範回答例
私の長所は、コミュニケーション力が高く誰とでも気軽に話すことが出来ます。短所は、優柔不断なところで慎重に比較してしまうので決定に時間がかかってしまうことです。

失敗回答例
色々伝えたくて、「責任感が強いです」それと「周囲への配慮が出来ます」それと「。。。等、多くを伝えると1つずつの印象が薄れるので1つに絞って伝えましょう。また、長所も短所も無いのはダメです。客観的に自分を見ることが出来ないと思われます。


【障害者枠を選んだ理由を教えてください】

障害特性が理由になるように回答しましょう!

障害者枠は、時短勤務や時差通勤など働き方への配慮が可能なことが多いです。面接官は、どうして障害者枠に応募したのか知りたいので納得いく答えを用意しておきましょう。

模範回答例
私は、今までの経験で(もしくは、主治医の就労許可で)1日6時間までの仕事は自信がありますが、それ以上は経験が無いので少しずつ慣らして働く時間を延ばしたいので、それが可能な時短勤務可能な障害者枠を選びました。

失敗回答例
障害者枠の仕事は、残業が無いことが多いですが、「定時に帰れるから」とか、「残業が無いから」「自宅から近いから」など、障害への配慮からずれている回答はダメです。


【成功体験を教えてください】

人柄が分かる成功体験を話しましょう!

成功体験は、その内容では無く何で成功をしたと感じたのか、その人の人柄を見ます。

模範回答例

  • 所属する部門で個人で過去最高の営業成績を出した時です。
  • 個人で過去最高の営業成績を出した時です。

この回答から、候補者の大事にしているのはチームなのか個人なのかが分かります。そこから向いている職種もわかるので求人している職種への候補者としての判断材料になります。

失敗回答例
学生時代の成功体験でも良いですが、回答は20代前半までにしましょう。それ以降は、社会人になってやり甲斐を感じられない?仕事は面白くないのかな?一生懸命やってきた?などマイナスなイメージを与えることになります。


【失敗体験を教えてください】

失敗とその後どうしたか話す!

失敗を知りたいのではありません。その失敗から何を学んだか知りたいのです。

模範回答例
私は、前職でメールの誤送信をしてしまったことがあり会社の方達に迷惑をかけたことがあります。それ以降は、誤送信をなくすようにパソコンには目で見えるところに「誤送信注意!必ず再チェック」のシールを作って貼って意識をするようにしました。

失敗回答例
失敗例だけを回答しても、失敗だけで何も学べていないと思われるので、失敗した後どのような行動を取ったかを必ず付けましょう。

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転職の動機や理由についての質問

  • 退職理由を教えてください
  • 志望動機を教えてください
回答例 >
【退職理由を教えてください】

体調や障害を理由にする場合は現在働ける証明が必要!

体調や障害が理由の場合は、その後の治療状況を話して現状では何も問題が無いことを証明できないと難しいです。一番良いのは多少お金がかかりますが、主治医の意見書が良いです。

模範回答例
私は、前職では通勤に1.5時間かかりましたが、最初は問題ありませんでした。しかし、2年後に障害のある足の後遺症が悪化して通勤が無理になりました。引っ越しも検討しましたが、金銭的に難しいので、前職と同じ職種で1時間以内で通勤できる仕事を探すことにしました。

失敗回答例
前職で、体調を崩して出社できなくなって結果退職になりました。とか、コミュニケーションが取れなくて仕事の失敗が続いて辞めることになりました。など面接で「そりゃあ、辞めるだろうな」と思われる内容はもちろんですが、その後「今は良いの?」と思われるのはNGです。退職は仕方ないのですが、その後解決出来たことを話すことを忘れないようにしましょう。


【志望動機を教えてください】

志望動機の作り方をまとめた記事です。

ここを読めばわかる!障害者の転職で企業が求める志望動機とは >

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働き方・条件についての質問

  • 希望する年収はいくらですか?
  • 月に何時間くらい残業が出来ますか?
回答例 >
【希望する年収はいくらですか?】

応募する求人の相場にあった金額を言おう!

障害者枠の給料は、一般枠と同じように企業へ貢献したサラリーとして支払われます。インセンティブは別として基本給の考え方は、職種やポジションによっても変わります。希望は高くても構いませんが、相場にあった金額を希望しましょう。

模範回答例
現職(前職)の年収は400万円です。今回応募した職種と同じなので入社後は今までの経験を最大限に活かして貢献できます。なので、今までの年収と同等かそれ以上を希望します。

失敗回答例
「特に希望はありません。」とか、「働けるのならそれでいいです。」とかは、良くありません。面接官は、入社後の不満につながると考えるからです。未経験の職種や障害者になって始めての仕事の時は「御社の規定に合わせます。」
が良いでしょう。


【月に何時間くらい残業が出来ますか?】

正直に言おう!

残業をして欲しいから聞くのではありません。障害者枠の場合、基本残業は無いことが多いですが、今の健康や障害の状態を考えた上で柔軟に働き方を検討するために聞きます。残業をすれば収入も増えるので可能な場合は出来る範囲で伝えましょう。また出来ないときは「無理です。」と答えても良いです。その場合、出来れば理由も付け加えられると更に良いです。

模範回答例
今までも必要であれば残業をしてきました。平均は月に20時間くらいです。そのくらいでしたら、体調への影響はありません。

失敗回答例
「何時間でも出来ます。」と言うのが一番良くありません。自己管理が出来ていないと思われます。また、最近ではワークライフバランスを重要視している会社もあるので、考え方が会社と合っていないと思われてしまうこともあります。特に外資系企業では、残業は仕事が出来ない人がやると言う考え方もあるので気をつけましょう。

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答えにくい質問

  • 転職回数が多い理由を教えてください
  • ブランクの理由を教えてください
  • 他に受けている企業はありますか
回答例 >
【転職回数が多い理由を教えてください】

全ての転職に論理的に説明する!

障害が原因の場合は、4回や5回の転職でも面接官が納得いく説明が出来れば問題ありません。逆に1回でもちゃんとした説明が出来ないのはダメです。当時の体調や環境など仕事をやめるしかなかった事を説明できれば良いです。付け加えてその原因が現在は取り払われているので今回の求人に応募したことを伝えましょう。障害以外の理由の場合は、スキルアップやキャリアアップなど、明確な目的を伝えましょう。

模範回答例
私は、一般枠で3回転職をしています。1回目も2回目も、体調を崩した結果退職しています。3回目は、体調は良かったのですが残業が毎月60時間を越えていたので、体調を崩す前に転職をしました。そして、今回は障害への理解がある環境の方が、今後長く安定して働けると思い障害者枠に初めて応募しました。

失敗回答例
全ての転職の理由が明確に説明できても、その理由となった原因が現在は解決した説明が論理的にできないとダメです。


【ブランクの理由を教えてください】

いくら長いブランクでも解る様に説明する!

ブランクが長い=障害の症状が重いと考えている面接官がいますが、ロジカルな説明で論破しましょう。要は、ブランクが長かった理由と現在解決が出来たことが分かれば大丈夫です。

模範回答例
ブランクは2年有ります。理由は、私の障害が起因です。当時は障害特性の○○が強く出ていて退職した後、外出も出来ませんでした。家族に勧められ専門医に頼ったところ薬やカウンセリングを受けて、症状はやわらぎ現在は以前と同じように生活が出来るようになりました。今回は、主治医から就労許可も出たので応募しました。

失敗回答例
ブランク当時は体調が良くなくて引きこもりがちでした。ですが、最近は体調も良く生活リズムが戻ったので応募しました。

一見、元気になった事を説明しているように聞こえますが、根拠がありません。本人の申告だけでは根拠として弱いです。


【他に受けている企業はありますか】

受けている(受けようと思っている)企業は数だけ伝えよう!

他の企業の求人に応募しているとマイナスになると思っている人もいますが、全く逆です。あなたを採用したい場合は、採用条件が良くなることもあります。また、他に取られないように採用を早く進めることもあります。

模範回答例
社名は伏せさせて頂きますが、あと3社応募しています。現在は、どこも選考の段階で進捗はありません。(入社のオファーがある場合は、それも伝えましょう。)

失敗回答例
一緒に応募している企業名を出して選考の過程を1社ずつ説明するのは良くありません。他の面接でも質問されれば自社の面接のことを話すと思われます。面接官は、あまり気分良く思いません。

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障害者枠で良く聞く質問

  • 必要な配慮事項を教えてください
  • フルタイムと時短勤務
  • 定期通院はありますか
  • 服薬について教えてください
  • 通勤について問題ありませんか
回答例 >
【必要な配慮事項を教えてください】

必要な配慮は全て具体的に伝える!

配慮が多いと面倒だと思われ採用されなくなると思っている人がいますが、それはありません。面接官が想像できるように具体的に伝える事が出来れば良いのですが、面接で伝えるのが難しい人は事前にナビゲーションブックを作っておきましょう。

関連記事
【障害者ナビゲーションブック】テンプレートのダウンロードと作り方

模範回答例
「仕事の優先順位を付けることが苦手です。仕事は優先順位を一緒に指示して頂けると助かります。」もしくは、ナビゲーションブックで必要な配慮事項を説明しましょう。

失敗回答例
抽象的な例はそのシーンを想像出来ないので良くありません。また、1つの配慮にいくつもの具体例で説明するのもやめましょう。


【フルタイムで働くことが出来ますか?】

体調に合わせて答えましょう!

応募した求人の採用条件にフルタイムの記載が無かったり、時短勤務可能と記載されている場合は、自分の希望を伝えましょう。それが理由で採用を見送る事はありません。働きやすい環境で長く務めるためには、とても必要な事です。

模範回答例
主治医から、1日6時間までなら就業が可能だと許可が出ています。なので、その範囲内で希望します。

失敗回答例
フルタイムで働くことが採用される条件だと思い「はい。出来ます。」と答えるのは、自分の為だけでなく応募した企業にも良くない結果になることが多いのでやめましょう。


【定期通院はありますか】

定期通院がある人は詳しく伝えましょう!

この質問は、障害を自分で管理できているか確認をするために聞きます。定期通院があると、会社を休んで行くようになるのでマイナスポイントと思っていませんか?定期通院は障害者にとって欠かせないルーティンです。優先するべき事なので気兼ねしないで伝えましょう。

模範回答例
毎月○回○曜日の午前中に定期通院があります。

失敗回答例
一応、主治医からは来るように言われていますが、特に体調が悪い訳でもないので仕事を優先します。

このように、体調を軽く考えているような回答は良くありません。体調を崩さないように定期通院が必要なのです。


【服薬について教えてください】

服薬は正しく伝えましょう!

この質問は、薬で産業医に障害について意見を聞くためです。薬の種類や量で障害特性や軽度、重度が分かります。

模範回答例
薬は朝晩1日2回食後に○○を服薬します。昼は飲みません。その他に頓服薬がありますが、利用したことはありません。

失敗回答例
服薬していても、隠すのは良くありません。もし、就業中に発作や痙攣などの症状が出たときの正確な対処が出来ないからです。


【通勤について問題ありませんか】

体力や環境など総合的に考える!

面接官が障害者の通勤時間は1時間未満と考えることが多いです。これを越える場合は毎日通勤できるか心配になります。もし、1時間を越える場合は、何かエビデンスが必要です。また、車通勤が必要な人は、このタイミングで相談しても良いです。

模範回答例
御社までの通勤はドア・ツー・ドアで1時間10分かかりますが、現職では1時間30分かかっています。御社までは今より20分短くなるので体への負担が減ります。

失敗回答例
根拠の無い大丈夫です。は説得力がありません。根性で死んでも通勤します。みたいな根性論もダメです。ましてや死ぬなんてNGです。

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精神障害の方に良く聞く質問

  • 精神障害と診断されたのはいつですか
  • 精神障害になったきっかけを教えてください
  • 主治医から就業が可能だと言われましたか
回答例 >
【精神障害と診断されたのはいつですか】

障害者手帳を取得した日ではなく診断された日!

診断された日を知りたいのは、診断されて直ぐだと治療が進んでいない可能性が高いからです。手帳は診断された後いつでも取得できるので判断材料になりません。せっかく採用しても直ぐ辞められるのはとても困るので確認をします。ただし、障害特性上適応障害は該当しません。

模範回答例
診断されたのは1年前です。現在は主治医より就労許可が出ています。これが、主治医の意見書です。(文書を渡す)

失敗回答例
「薬を飲んでいるから」とか「生活リズムが戻った」など口頭だけの説明では説得力が欠けます。


【精神障害になったきっかけを教えてください】

話すか、話さないかどちらでも良いです!

話すか、話さないかは、sensitiveなことなので自分で判断して良いです。面接官も無理に聞きたいわけではなく、必要な配慮を考える上で聞きます。

模範回答例
すみませんが、詳細は話したくありません。

もし、話しておきたい場合は、簡潔に何があったのか伝えましょう。

失敗回答例
恨み節で話したり、誰かを攻撃するような話し方はやめておきましょう。入社後トラブルになるかもしれないと思われます。


【主治医から就労が可能だと言われましたか】

意見書を書いてもらいましょう!

口頭で説明するより、主治医に相談して就労が可能なことを書面にしてもらいましょう。3,000円から5,000円くらいで書いてもらえます。

模範回答例
就労が可能なまで回復していることを書面にしてもらいました。と伝え意見書の入った封筒を渡しましょう。

失敗回答例
口頭のみの説明ではエビデンスがないので説得力が弱いです。

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発達障害の方に良く聞く質問

  • 発達障害と診断されたのはいつですか
  • 発達障害で困ったことを教えてください
回答例 >
【発達障害と診断されたのはいつですか】

正確な日時はいりません。子供の頃か大人になってから等で良いです!

面接官が知りたいのは、発達障害の特性の対策についてです。子供の頃から診断され、障害特性を受け入れた対策が出来ている人は、日常生活が上手く送れている人が多いです。大人になってから診断された方でもナビゲーションブックを作ってある人は対策が出来ています。

模範回答例
私が、発達障害と診断されたのは、大学生の時です。色々苦手なことがあったので主治医と相談して自分の取り説を作成しました。

失敗回答例
学生や社会人の、診察に行くまでの過程を話す必要はありません。


【発達障害で困ったことを教えてください】

正直に全て伝えましょう!

発達障害は、種類がありますが明確に分かれているわけではありません。混合していたりグレーなところがあり、1つの障害であることの方が珍しいと言われています。なので、障害名で配慮を決めるのではなくひとり一人に合わせた対応をする必要があります。回答には、具体例を入れると分かりやすいです。

模範回答例
好きなゲームに過集中になってしまい休憩を取るタイミングが分かりません。また、買い物など思いつきで買ってしまい失敗することが多いです。

失敗回答例
「障害特性を自己理解しているので、あまり困ったことはありません。」このような回答は、一見配慮が必要ない人のようにも見えますが、面接官は「障害を理解できていない?」と思います。

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知的障害の方によく聞く質問

  • 得意なことを教えてください
  • 苦手なことを教えてください
回答例 >
得意なことを教えてください】

経験のあることを具体的に話しましょう!

面接官は、経験のある作業や得意な事から仕事への適性を見たいのです。経験した仕事や作業から自信がある事を具体的に伝えましょう。

模範回答例
私は、学生の時得意な事はパソコンを使った入力でした。タイピングはすごく早くはありませんが、入力ミスは殆どありません。前職では、その経験を活かし総務で事務アシスタントをやっていました。

失敗回答例
得意な事でなくて、経験がある事をずらずら並べるだけの回答はやめましょう。面接官は、聞き流すことになります。1つ2つを具体的に伝えましょう。


【苦手なことを教えてください】

苦手なことを具体的に話しましょう!

面接官は、仕事への適性を見るために苦手なことも知りたいです。適正の無い仕事は続かないので、苦手なことは正直に伝えましょう。

模範回答例
私は、同じ事を繰り返す箱詰めは得意ですが、一つずつチェック作業がある検品は苦手です。

失敗回答例
本当に苦手な事だけを伝えるようにしましょう。あまり、苦手な事が多いとお願いしたい仕事がないと判断されることも考えられます。

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難病の方によく聞く質問

  • 難病以外で配慮が必要ですか?
回答例 >
【難病以外で配慮が必要ですか?】

他に配慮が必要なときは、入社に不利になると思わないで全て伝えましょう!

配慮が多いと採用に不利になると思っている方もいますが、企業が障害者枠で採用すると決めたときから出来る限りの配慮をする覚悟を持っています。なので、出来る限りの配慮を検討できるように全て伝えてください。

模範回答例
難病への配慮の他には、定期通院への配慮もお願いできますか。

失敗回答例
面倒な候補者だと思われたくないので、今はあまり要求をするのはやめておこう。入社後に相談しようと考えるのは良くありません。入社後の評価で不誠実と思われることもあります。

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身体障害の方によく聞く質問

  • 障害の起因を教えてください
  • 経過観察していますか
回答例 >
【障害の起因を教えてください】

障害の原因となった事故や病気を伝えましょう!

障害の認定は、障害別に障害が固定した時期に行いますが、中には症状の悪化も懸念される事もあります。なので、産業医の意見を聞くために障害名だけでなく、どうしてなったのかが重要です。もし、悪化することがあればそれを想定して対応できるようにしておく必要があるからです。

模範回答例
右腕を無くしたのは、バイクの事故です。傷は完治していて通院はありません。

腎臓移植を受けています。移植した腎臓が適合するために免疫抑制剤を利用しています。なので、他の人よりウィスルに感染しやすくなっています。

失敗回答例
障害の起因となる事をごまかす。嘘を言うことです。どうしても話したくない場合は、そのように伝えましょう。


【経過観察していますか】

確認です!

障害が固定されないと認定されないので、多くの人は完治しているはずですが、経過観察が必要な人もいるため確認をします。どれくらいの頻度で通院するのか、時間はどれくらい必要なのかなどを確認します。

模範回答例
心臓の為にICDを埋め込んであります。4~6年で電池が消耗するため交換が必要です。手術から退院まで1週間ほどかかります。

失敗回答例
定期観察が必要でも、休日に通院するので隠す人がいますが、定期観察も通院も採用でマイナス点にはなりません。休日はしっかり休んで頂きたいので、平日に仕事を抜けて通院しても問題ありません。

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聴覚障害の方に良く聞く質問

  • コミュニケーションを取る方法は何を希望しますか
回答例 >
【コミュニケーションを取る方法は何を希望しますか】

自分が一番ストレスのない方法を伝えましょう!

一緒に仕事をする人たちと共有するために聞きます。また、必要であれば筆談用の電子パッドや筆記用具を用意するので遠慮しないで回答しましょう。

模範回答例
ゆっくり、大きな口を開けて話してもらえれば口話も読めますが、難しい内容は読み取れないので筆談でお願いします。

失敗回答例
遠慮して「何でも良いです。」が面接官は一番困ります。はっきり伝えるようにしましょう。

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視覚障害の方に良く聞く質問

  • 必要な支援機器はありますか
回答例 >
【必要な支援機器はありますか】

拡大読書機やスクリーンリーダーなど必要な物は全て伝えましょう!

仕事をするのに不便があると思うように進めることが出来なくてパフォーマンスが落ちます。それより、会社は必要な機器を導入することを選びます。また、補助金も利用できるので遠慮無く伝えましょう。

模範回答例
スクリーンリーダーが必要です。希望は操作に慣れている、PC-Talkerです。

失敗回答例
フリーソフトを利用する回答は良くありません。会社では社員に渡すパソコンに入れられるソフトやアプリを制限しているからです。フリーソフトを利用するなんてセキュリティへの意識が低いと思われます。

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その他の質問

  • 車通勤は必要ですか(車椅子・下肢障害)
  • 介助支援は必要ですか
回答例 >
【車通勤は必要ですか】

必要な理由を明確に!

駐車場の確保や、コストなど社内の承認が必要になるので、なるべく車通勤が必要な論理的理由を伝えましょう。それが、出来ないと車通勤が必要でも承認されません。

模範回答例
出来れば利用したいです。車椅子で生活できるようにリフォームできる賃貸物件が駅の近くになく、通勤にバスと電車を2回乗り換えます。バスと電車は、通勤時間帯なので満員で直ぐ乗車出来ないこともあり、通勤時間がものすごくかかるので朝からとても疲れます。

失敗回答例
必要性が感じられない、公共交通機関でいいのでは?と思われるような回答では面接官に「必要無し」と判断されてしまいます。


【職場介助者は必要ですか】

必要であれば要求しましょう!

要求してもマイナスの評価にはなりません。重度の障害がある人を採用する場合、会社では必要であれば有料サービスの利用も検討しているはずです。逆に、重度障害のある人を面接までして、職場介助を考えられていない会社は入社しない方が良いでしょう。

模範回答例
介助支援が無い場合の出来ることと、介助支援がある場合の出来ることを具体的に伝えましょう。

失敗回答例
具体的に答えられないと、介助支援の必要性が薄らいで見えてしまいます。

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