障害者におすすめの転職フェア

障がい者のビッグイベント転職フェアおすすめ3選

ウェブ・サーナ
ウェブ・サーナ満足度:3.6
利用率26%詳細を見る
クローバーナビ
クローバーナビ満足度:3.4
利用率24% 詳細を見る
SMILE
障がい者転職フェアSMILE満足度:3.1
利用率28%詳細を見る

※アンケートの満足度は、5段階に分けた評価の平均です。利用率はアンケート回答者全体に対します。1人で複数の利用も含みます。
障がい者の就職や転職のビッグイベントである転職フェアについてアンケート調査をしました。方法は、2018/9-2021/8の間に当メディアの無料相談を利用した方に任意でお願いしているアンケートで、対象者は約300人です。全ての方が利用をしていませんでしたが統計として数字にしました。また、転職フェアを最大に活用する方法も一緒に掲載したので参考になれば幸いです。
障がい者転職フェアアンケート調査

障がい者がおすすめする転職フェア3選

アンケートの調査結果から、障がいのある方が利用して満足度が高かった転職フェアを紹介します。その他に「企業数」「企業の質」「混み具合」「会場の雰囲気」「アクセス」も掲載ますので参考にご利用ください。

ウェブ・サーナ

開催エリア:東京・名古屋・大阪・福岡・広島ウェブ・サーナhttps://www.web-sana.com/
満足度:3.6
利用率26%
ウェブ・サーナ転職フェア評価

主催者基本情報

社名 株式会社イフ
本社所在地 〒108-0023 東京都港区芝浦3-16-4 山田ビル5F
代表者 代表取締役社長 川﨑 芳清 / 常務取締役 泉 雅子

ウェブ・サーナ開催の障がい者の転職フェアは、2021年9月開催で第175回を数え、東京では毎月1回開催されています。その他のエリアは数ヶ月に一度参加企業が集まった時点で開催がされています。開催時間は受付が正午からで13:00スタートの17:00終了になっています。その他、エリアごとの開催日時間は参加する日ごとに確認をしてください。

【アンケートのコメント一部抜粋】

転職フェアは期待できないと聞いていましたが、参加してみました。そこでは何も良い返事はもらえなくて諦めていましたが、1週間後に1次面接への招待メールが来ました。残念ながら採用までは行きませんでしたが、成果はありますよ。

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有名企業がたくさんいました。1人の面接時間が短いのは仕方ないと思いますが、待ち時間が長いのはとてももったいなく感じます。人気のある企業で順番を待っていると他の企業をまわれません。せっかくの転職フェアなので何か良い方法があればいいのですが。。。残念です。


東京は企業も多くて開催が頻繁に行われるけど、地方ではそうはいきません。もっと開催をしてほしいです。


なんか、実のない時間だけが過ぎて履歴書をまいているように感じます。もう10回は参加していると思いますが、いまだに成果はありません。

クローバーナビ

開催エリア:札幌・東京・名古屋・大阪・福岡 他クローバーナビhttps://www.clover-navi.com/
満足度:3.4
利用率24%クローバーナビ転職フェアデータ「

主催者基本情報

社名 株式会社ジェイ・ブロード
本社所在地 東京本社〒104-0061 東京都中央区銀座5-9-5 田創館
代表者 代表取締役社長 前田健郎

クローバーナビを運営主催する株式会社ジェイブロードは。1974年に株式会社人材開発企画センターとして始まりました。クローバーナビは2003年に障がい者のための就職情報誌「クローバー」として発刊、翌年2004年に障がい者のための就職情報サイト「クローバーナビ」が開設されました。サイトには、求人情報だけでなく障がい者の就職に役立つ就活マニュアルなども用意されています。気になる転職フェアは東京では毎月1回他地方では定期的に開催しているのでチェックをしておきましょう。

【アンケートのコメント一部抜粋】

求人サイトと違って対人なので質問が出来るのが良いです。ただし時間に制限があるのであらかじめに質問内容をいくつかしっかり作っておくことが必要です。

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行き帰りの混雑が無ければ良いですが、最寄り駅はすごく混雑します。私は人混みが苦手なのですごく大変でした。私と同じような人は、遅く行って早く帰ると混雑を避けられますよ。


いつも思うのですが、転職フェアに参加している企業の求人の種類が何なのかよくわかりません。オープンポジションなのか?希望する職種がある人には向きません。


QUOカードを配っている転職フェアがあるけど、電車賃にもなりません。障がい者で仕事が無くてお金もないので、もう少し支援をしてほしいです。履歴書代も写真代も馬鹿にならならいです。

SMILE

開催エリア:東京
障がい者転職フェアSMILEhttps://smile-fair.com/
満足度:3.1
利用率28%
障がい者転職フェアSMILEデータ

企業基本情報

社名 株式会社朝日エージェンシー
本社所在地 〒104-0032 東京都中央区八丁堀4丁目3−3
代表者 代表取締役社長 藤掛利明

障がい者の転職フェアSMILEは、2021年10月で第8回目を開催します。エリアは東京だけで年2回春と秋に開催をしています。会場は大手町や秋葉原になり、アクセスはとても良好です。会場には、手話通訳も用意されており色々な配慮がされています。ただし、アクセスが良くブースには有名企業が多いため会場は非常に混雑します。来場と退場には時間に余裕を持たせる必要があります。あと、来場された方にはQUOカード500円分のプレゼントがあります。ただし、ブース1つ以上を回ることが条件になっています。

【アンケートのコメント一部抜粋】

転職フェアは、本当に利用する価値があるのか疑問です。参加している企業も障がい者も期待はしていないように感します。転職サイトでしっかり職種で選んだり、エージェントサービスでサポートしてもらう方が堅実です。ただし、一度は体験しておくことをおすすめします。どのような企業が参加しているか覚えることで転職サイトやエージェントで仕事を選ぶときの参考になります。

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アクセスがとても良いです。参加している企業も数が多くて有名どころがたくさんあり心がワクワクしました。きれいで使いやすい会場がとても好印象でした。


ちょっと混みすぎかな。人数制限ありで開催をしてほしいです。これではただのお祭り騒ぎです。でも、他の転職フェアとは参加企業が少し違って良かったです。


最初から期待しないようにして参加しましたが、やはり期待通りの結果でした。なんか無意味にしか感じない転職フェア。本当に採用された人いますか?

障がい者の転職フェアとは

転職フェアは、障がい者が一度に多くの求人を出している企業に出会える有効なイベントです。また、採用の対象が障がい者と限定しているので、障害への理解や配慮について良く考えられていて、しかも採用意欲が高い企業が集まるとても有意義なイベントでもあります。

転職フェアはこのようなイベント

まず、転職フェアに参加したことが無い人もいると思うので、全体を説明します。

イベント会場は、貸しホールがほとんどで、交通の便が良い駅の近くで開催されます。
車椅子の人や歩行が困難な人でも利用しやすいようにバリアフリーになっています。

イベント会場内は企業ごとにブースに分かれていて、ブースには企業のパンフレットやポスター等も置かれています。

手話通訳や要約筆記者も用意されています。

障害者転職フェア

面接は1名もしくは2名づつ行い、時間は平均20分前後です。

開催は、半日で11:30-13:00位から受付が始まり、転職フェアの修了は17:00です。
この間に、気になる企業を廻ります。

-転職フェアはこのようなイベントのまとめ-

  • イベント会場は貸しホール
  • 交通の便は良く駅のちかく
  • イベント会場はバリアフリー
  • 手話通訳、予約筆記者常時待機
  • 企業はブースに分かれている
  • 受付開始は11:30-13:00くらい
  • 1企業の面接時間は約20分くらい
  • 転職フェアの修了は17:00

*会場では、スタッフが何人もいるので何か困ったら相談や手助けをお願いできます。

参加する企業の傾向

参加する企業は、有料で参加しています。企業がコストをかけて参加すると言うことは、それなりの結果を出す必要があると言うことです。なので、企業自体が転職フェアに向けて対策をしています。その傾向をまとめました。

-参加する企業の傾向-

  • 企業は有料で参加しているので、採用意識が高い
  • 障害への理解と配慮が良く考えられている
  • 障害への理解をする為の社内教育が出来ている
  • 採用ポジションを具体的に想定している
  • 給料が相場に設定されている
  • 福利厚生が整えられている
  • オフィス内の環境が良い
  • オフィスの立地が良い

転職フェアに参加するメリットとデメリット

障害者の転職フェアは、企業にも障害者にも良いイベントですが、それでもメリットとデメリットがあります。これを、良く理解して参加することで、更に有意義に転職フェアを利用できます。

-メリット-

  • 有名な企業が多い
  • 採用意識が高い企業が参加している
  • 半日で複数社と面接が出来る
  • 対面で企業について話を聞ける、話せる

-デメリット-

  • 混んでいる企業は面接まで時間が掛かる
  • アピールする時間が少ない
  • この場での採用は無い
  • 行き帰りの駅が参加者で混む

でも、このデメリットは解決できます。

デメリット:混んでいる企業は面接まで時間が掛かる

-解決-
混んでいる企業の面接は、後回しにします。時間内に廻れなかった場合は、履歴書や職務経歴書を後で企業に渡せるので、一カ所に時間を取られるより、まずは数を廻ります。それで、時間があれば混んでいた企業の面接の順番を待ちます。

デメリット:アピールする時間が少ない

-解決-
面接時間が20分と短いので、手帳やノートにアピールポイントをまとめて、事前に作戦をしっかり練っておきます。そうすると、アピールもしやすいですが、企業の担当者にも受けが良いです。

デメリット:このフェアでの採用は無い

-解決-
当日の採用は、まずないと最初から思っていた方が良いです。20分くらいで企業も決められないし、あなた自身も決められないと思います。自分の人生が掛かっているので、しっかり見極めるつもりでいましょう。この20分は、次の面接への架け橋です。焦らず、今回はアピールと情報収集に専念します。

デメリット:行き帰りの駅が参加者で混む

-解決-
土曜日開催が多いので、昼と夕方は駅が混みます。朝は早めに出かけて、帰りは少し時間をずらすことで、転職フェアの人で混むこともありません。余裕を持って行動しましょう。

障がい者の転職フェアを最大に活用する方法

転職フェアは1日で多くの企業に出会えますが、その場での採用はまずありません。私は、障がい者として参加した事と企業の採用担当として参加した経験がありますが、一度もその場で採用された事もした事もありません。

では、転職フェアは意味が無いのでしょうか?

いえ、そんなことはありません。転職フェアに参加している企業は、優良でブースを買って参加しています。つまりコストをかけているのです。これは企業によって違いますが、企業のPRとして広報から出すところと、採用として人事でコストをかけているところがあります。

これは、転職フェアの会場で担当者と話をしないと解りませんが、会場を回ってみれば解ると思いますが、広報としてブースを出している企業は、採用意思が低いので1人にかける時間が少ないです。そのような、企業は見込みがないのでスルーします。

そうではなくて、採用意思が高い企業を時間のある限りチェックをしていきます。その日は時間が無ければ履歴書だけ最後に渡せる場合があるので人気のある企業や気になる企業には出しておきましょう。

ここまでが、下地作りです。本番はこの後です。この後1週間から10日以内にエージェントサービスがある転職サイトから応募をします。そこで、面談後に転職フェアでチェックした企業に応募をします。エージェントは一人ずつ企業に売り込むので採用される確率が高いからです。なぜエージェントサービスが良いかは「【総合案内】7つの障がい者の転職エージェント&5つの求人サイト」この記事に書いてあるので確認をしてください。

これで、採用意欲の高い企業に採用確率の高いエージェントサービスを使って応募することが出来ました。

転職フェアを最大限に活用する方法の流れとしては、こうなります。

  • STEP1
    求人を探す
    転職フェアで企業をチェック
  • STEP2
    応募
    転職エージェントサービスのあるサイトから応募する
  • STEP3
    内定
    エージェントサービスを利用して内定までサポートしてもらう

コツは、企業の採用担当者の転職フェアに参加した記憶が新しいうちに応募することです。あなたのことが記憶に残っていれば更に効果があるはすです。

最後に

障がい者の転職フェアは、とても重要なイベントです。普段は解らない採用意欲の高い企業を探し出すことが出来ます。あなたもこれを機に転職フェアに参加して、就活を終わらせてみませんか。
大事なことは、採用意欲がある企業を探し出して、転職のプロのエージェントサービスを活用することです。自分一人の就活とでは比べものになりません。

障がい者の転職イベントは年に数回です。
その前に、まずは転職エージェントに登録をしておくことをおすすめします。

転職エージェントについてまとめた記事があります。参考にしてみてください。

【総合案内】7つの障がい者の転職エージェント&5つの求人サイト >

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