
ナルコレプシーでお困りの人が、治療をしながら仕事をする方法を解説します。
内容は、3パターンになります。
- 休職から復職
- クビや退職で新たに就職
- 現職から転職
-ここで解ること-
▶ナルコレプシーの人が長期に渡り、仕事と治療を両立させて安定した仕事をする方法
ナルコレプシーで休職から復職を考えているあなたへ
自分ではどうにもならないナルコレプシーの症状が原因で休職して治療に専念する場合、症状が改善され落ち着けば復職するつもりがあると思いますが、本当に復職出来る職場か良く確認する必要があります。
それは、ナルコレプシーの理解や治療など再発防止や対策が出来る環境が無いと、復職してもまたナルコレプシーで苦しむ事になるからです。
復職で確認するポイントは2つです。
- ポイント1:定期通院等の治療が続けられる環境があるか
- ポイント2:ナルコレプシーへの合理的配慮が出来る環境があるか
と言うことです。
これが、復職できるか確認するポイントになります。
ポイント1:定期通院等の治療が続けられる環境
定期通院は主治医の決めた間隔で定期的に診察を受けます。
これは、経過観察を含め治療にはとても大切です。
これが出来ないと症状の改善は望めないばかりか悪化することもあります。
そうなると、更に健康を害したり、生活自体が難しいような状態になりかねません。
なので、この定期通院が出来る環境は、絶対に必要なのです。
確認することは『仕事よりも通院を最優先』に出来る事です。
一緒に仕事をする人たちの理解が無いと、抜けにくかったり帰りにくくなってしまいます。
休職から復職する時は、事前にしっかり確認をすることが必要です。
ポイント2:ナルコレプシーの合理的配慮が出来る環境
合理的配慮とは、ミスや失敗を見て見ぬふりをするのでは無く、どうしたらミスや失敗がなく仕事をしやすい環境に出来るかという工夫です。
ナルコレプシーの場合は、小休憩を入れて仮眠が取れるなどが効果的です。
また、職場でナルコレプシーの症状を共有して対処方法を誰もが出来ることも良い合理的配慮になります。
これらが、出来れば良い環境で復職しても心配はありません。
ナルコレプシーを説明できますか
上で確認するポイント1と2について解説しました。
このポイントの確認には、まずあなたがナルコレプシーについて説明が出来る必要があります。
あなたは、主治医から説明を受けていると思いますが、上司や同僚は全く解ってはいません。
職場の産業医、または保健師が説明をしてくれれば良いのですが、対応できるところは少ないので、自分でも説明出来るようにしておきましょう。
でも、説明して上司や同僚が理解できても、会社として対応が出来ない場合もあります。
その時は、仕方ありません諦めて、バッサリと退職をしましょう。
ナルコレプシーは、障害への理解がある環境で無いと、治療が続けられなくて悪化していまいます。
また、せっかく症状が軽減されてきていても再発することも考えられます。
そうなれば、苦しむのは自分であり家族です。
そうならないように、思い切って治療のしやすい環境がある場所へ転職をしましょう。
ナルコレプシーについて
説明の参考までにナルコレプシーの症状について掲載します。
日中の過度の眠気
日中、突然に耐え難い眠気に襲われるという発作。入眠時幻覚
睡眠発作により睡眠に陥った際、及び夜間の入眠時に現実感の強い幻覚を見ることがある。睡眠麻痺
いわゆる金縛りと呼ばれる症状。開眼し意識はあるものの随意筋を動かすことができない状態。睡眠障害
中途覚醒、熟睡困難など。夜間就寝中に頻回に目が覚めたり、幻覚や睡眠麻痺があること、また、睡眠構築の乱れもあるため熟睡が困難である。自動症
眠った感覚がないにもかかわらず、直前に行った行為の記憶がない状態。逆に言えば無意識に寝てしまい、寝ながら行為を続けている状態。引用元: wikipedia
ナルコレプシーの主な症状はこのような事が挙げられますが、精神障害、神経障害が併発している場合もあります。
精神障害は精神障害者保健福祉手帳を申請することが出来ます。
神経障害と診断された人も初診日から6ヶ月をすぎて改善されない場合は、主治医に相談をして手帳の申請をしましょう。
(初診日は転院していても、一番始めに診察を受けた日です。)
症状によっては、手帳の取得が出来ます。
障害者手帳について身体に障害がある人は身体障害者手帳、精神に障害がある人は精神障害者保健福祉手帳が取得できます。
手帳を取得すると、税金の控除や公共料金の割引の他、障害者枠で合理的配慮のある仕事を選ぶことが出来ます。
ナルコレプシーの人に向いている仕事
ナルコレプシーの人に向いている仕事は、障害特性上制限が出てきます。
日中の過度の眠気や、入眠時幻覚、自動症を踏まえて考えると、
- 高所作業
- 機械のオペレーター
- ドライバー
- 接客業
などの危険やリスクを伴う仕事は避けておくべきです。
また、ナルコレプシーについて知らない人が多いので、
- 医師
- 弁護士
- 警察官
などの信用が大事な仕事も避けておきましょう。
一方、出来る仕事は、デスクワークです。
事務全般ですが、設計や経理は細かい計算や数字からストレスが掛かる人は、ストレスがナルコレプシーに良くないので避けて置いた方が良いです。
スキルや資格がある人は、フリーランスの仕事を在宅でするのも良いでしょう。
ですが、仕事と治療の両立を考えたとき、フリーランスは自分の都合で好きなときに仕事が出来るので一見適職に感じますが、納期や仕事量の調整、担当者との打ち合わせなど、やることも凄く多いですし、責任は全て自分です。
意外と思っているほど自由ではありません。
それくらいなら大丈夫だという人は良いですが、それ以外の人はやめておいた方が良いです。
それより治療中は、管理者のいる環境で仕事と治療の両立を目指す働き方が出来る方が自分に取って良い職場となります。
ナルコレプシーの人の就職と転職ポイント
ナルコレプシーの人の就職・転職ポイントは、現在の状況によって変わります。
- ポイント1:直ぐ転職が出来ない人
- ポイント2:直ぐ転職が出来る人
この2つです。
直ぐ就職・転職が出来ない人とは
ナルコレプシーによる症状が原因でクビになった人や、仕事から長く離れていた事と体調管理が出来なくで働く事に不安がある人のことです。
安心して働くためには、自分に合っている体調管理をする方法とコントロールを覚える必要があります。
また、仕事をするのに必要な自分に合っている合理的配慮は何かということも学ぶ必要があります。
これらのことを覚えて学んで準備をするところが、就労移行支援です。
就労移行支援については、こちらの記事に書かれているので参考にしてみてください。
➡ 就労【継続a型b型・移行・定着支援とは】選び方と手続き一式を解説
準備が出来たら転職活動をしまよう。
就労移行支援の利用について
棕櫚移行支援は、精神障害者保健福祉手帳が無くても利用が出来ます。
ナルコレプシーで働くことに不安がある人は利用が出来ます。
利用については、お住まいの近くの自治体にご相談下さい。
直ぐ就職や転職が出来る人とは
ナルコレプシーの症状が軽減されて、医師から仕事をする許可が出ていて、合理的配慮があれば自分で健康管理もコントロールも可能な人のことです。
あとは、挨拶などの基本的ビジネスマナーが出来れば完璧です。
このように、働くことに不安がなく直ぐ就職や転職ができる人は、エージェントを利用して仕事を探します。
具体的には、退職をしてから短い期間で再就職する人や仕事をしながら転職先を探す人です。
転職エージェントの利用と手帳について
転職エージェントは、手帳がなくても取得予定で利用ができます。
ですが、転職先が決まり入社するまでには転職先にコピーを提出する必要があります。
失敗しないナルコレプシーの人の転職方法
この前で解説したように、転職で利用するのは転職エージェントですが、その紹介の前になぜ転職エージェントを利用するのが良いのか解説します。
転職エージェンを利用する理由
転職エージェント以外に仕事を探す方法は沢山あります。
例えば、ハローワーク、転職サイト、合同面接会などです。
もちろん、この方法でも転職は出来ます。
ですが、合理的配慮が出来る企業の仕事を探し、入社まで行くのには時間がかかります。
理由は、全て自分で仕事を探して応募書類を準備して、面接などの日程を調整したりします。
しかも、1社ではありません。
転職はそんなに簡単ではないので、1社だけに絞って進める人は少ないです。
普通、数社掛け持ちで進めて行きます。
これって、仕事をするより大変です。
でも、転職エージェントを利用すれば、これら全て転職エージェントが進めてくれます。
応募書類は自分で書かなくてはなりませんが、書類選考が通過できるように添削はしてくれます。
内定後の、給料等の採用条件についても交渉してくれます。
これだけ、やってもらえて全て無料です。
しかも、内定率は転職エージェントごとに違いはありますが、平均70%以上です。
一人で転職活動した場合は、3%にも満たしません。
ここだけ考えても、転職エージェントを利用しないのは勿体ないと思いませんか。
このようなことが出来る理由は、転職エージェントは企業に依頼されて良い人財を紹介して利益をだしでいるからです。
利用方法は簡単で無料登録をして、一度カウンセリングを対面かオンラインで受けておくだけで、あとはあなたにぴったりの条件の仕事を提案してくれます。
このような自分にぴったり合っている仕事を探してくれる無料サービスは、他にはありません。
ナルコレプシーの人が利用すべき転職エージェント紹介
ナルコレプシーの人が仕事を探すのには転職エージェントを利用するのが一番いいのですが、今回紹介するエージェントはTVコマーシャルで見るようなエージェントとはちょっと違います。
それは、障害のある人に特化した専門の転職エージェントです。
この、専門のエージェントは、合理的配慮のある仕事と障害ごとの特性と採用する企業情報に詳しく、ひとり一人の条件にぴったり合っている仕事と企業を提案することができます。
dodaチャレンジ
dodaチャレンジは、パーソルチャレンジが運営していてパーソルグループの特例子会社です。パーソルチャレンジは就労移行支援『ミラトレ』『NuroDive』も企画・運営をしています。
強みは、人材総合サービスのパーソルグループ70社とdodaチャレンジの取引実績のある3000社以上の企業データと、特例子会社の自社で障害のある人を300人以上雇用している実績や、就労移行支援のノウハウです。
このような強みがあるので、ナルコレプシーの人が働きやすい合理的配慮のある環境で、ひとり一人のスキルやキャリア、パフォーマンスに合っている仕事を提案することが出来ます。
このエージェントの利用が向いている人は、大手企業で安定した給料と充分な福利厚生の整った環境で安心して長く働ける仕事を探すのに向いています。
メーカー、金融、ゼネコン、コンサルティングファームなど大手企業への提案が得意なのが特長です。
dodaチャレンジ公式サイト
https://doda.jp/challenge/
ランスタッド
外資系のランスタッドの本社はオランダで、総合人材サービス世界第2位のグローバル企業です。
日本国内では1980年から営業が始まり、今では全国に拠点が93ヶ所あります。
ランスタッドの強みは、ハイキャリアや正社員の求人が充実しているところで、ナルコレプシーの人へ障害への合理的配慮がある環境で、自分のスキルやキャリアにぴったり合っている仕事を提案出来るところです。
カウンセリングには、首都圏だけですが精神保健福祉士が同席します。
このエージェントが向いている人は、障害に関係なく活躍出来る場所を探していて、今までのスキルやキャリアを活かしバリバリ仕事をしてハイキャリアや給料アップを考えている人に向いています。
ランスタッド公式サイト
https://www.randstad.co.jp/
アットジーピー
アットジーピーは、2003年創業のゼネラルパートナーズの運営です。障害のある人のエージェントとしてパイオニア的な存在です。
強みは、地方の求人に強い事と、障害のある人用に切り出された仕事が豊富に提案が出来る事です。
アットジーピーが向いている人は、IターンとUターンを含めた地方の仕事を探す人と、始めて障害枠で仕事を探す人です。
アットジーピーは、ナルコレプシーの人が合理的配慮を重視した仕事探しに安心して利用が出来るエージェントです。
アットジーピー公式サイト
https://www.atgp.jp/
ラルゴ高田馬場
ラルゴ高田馬場は、アスリートプランニングが運営しています。
アスリートプランニングは、就労移行支援『ラルゴ神楽坂』も運営していますが、元は体育系の学生の就活支援です。
強みは、就活支援で築いた首都圏の企業600社の採用データと『ラルゴ禍神楽坂』の就労移行支援のノウハウです。
このエージェントが向いている人は、他社では仕事を紹介されなかった人や、何度も書類選考や面接で落ちて進まなかった人が向いています。
ここにある企業600社の求人情報は全てクローズ案件で、アスリートプランニング独自のルートで開拓されたので、他のエージェントには無い企業の求人があります。
また、何度も失敗した書類選考や面接も就労移行支援のノウハウでサポートが出来ます。
ラルゴ高田馬場公式サイト
https://go-largo.jp/
DIエージェント
DIエージェントは、D&Iが運営しています。
障害のある人のサポートは長く実績がありますが、エージェントとしては後発組です。
このエージェントの強みは、希望する求人が無ければ、希望する条件で企業に人財を提案することです。
つまり、誰でも自分に合っている仕事が探せるエージェントなのです。
しかし、提案は出来ますが、必ずその条件で採用する企業があるかは別です。
他社のエージェントと併用することで、自分の理想に近い求人を探す事が出来ます。
DIエージェント公式サイト
https://di-agent.jp/
アビリティスタッフィング
アビリティスタッフィングは、リクルートグループで、精神障害専門のエージェントです。
特長は、就労移行支援に似ているサービス『雇用支援型モデル』があります。
内容は、働くことが不安な人が給料を貰いながら仕事と健康管理などを学ぶことが出来て、最長1年3ヶ月利用が出来ます。
ここが向いている人は、働くことに不安がある人や社会復帰をするのに準備が必要な人です。
雇用支援型モデルの他、紹介予定派遣も利用が出来るので、働くことに不安がある人は利用してみてください。
アビリティスタッフィング公式サイト
https://ability.r-staffing.co.jp/
Happy
本格スタートを令和2年1月にした新しいエージェントです。
代表は、パーソルグループのパーソルチャレンジ出身です。
求人への提案は、採用実績がある企業が中心なようで堅いです。
まだ、新しいので求人案件数は少ないようですが、早めに登録をすると良いサポートが受けられる可能性があります。
転職のサポートは都内のみになります。
Happy公式サイト
https://happyy.jp/
エージェント・サーナ
エージェントサーナは株式会社イフが運営しているエージェントです。
実は、アットジーピーより以前から障害のある人の転職サポートをしています。
長い間に渡り実績があるエージェントとして一目しますが、採用で利用した感想は「物足りない」と言う事です。
カウンセラーにもよると思いますが、カウンセリング不足を感じることがありました。
ここ1社だけでは不安なので他社と併せて利用することが良いでしょう。
エージェント・サーナ公式サイト
https://www.agent-sana.com/
【BEST3】ナルコレプシーの人に一押しのエージェント
普段採用で利用している当メディアのアドバイザーが選んだBEST3です。
1位:dodaチャレンジ
dodaチャレンジ
ドゥーダチャレンジ
https://doda.jp/challenge/
〒108-0014 東京都港区芝5-33-1森永プラザビル本館19階 パーソルチャレンジ株式会社
対応エリア:全国、代表者名:井上 雅博、従業員数:521名、資本金:4,500万円
パーソルグループの採用情報量は、業界TOPクラスです。国内の大手企業の情報は網羅しているといって過言ではありません。
カウンセラーは、専任であなたに2人つきます。
大手企業で安定した給料と充分な福利厚生の整った環境で安心して長く働ける仕事を提案できます。
dodaチャレンジ公式サイト
➡ https://doda.jp/challenge/
2位:ランスタッド
ランスタッド株式会社
ランスタッドカブシキガイシャ
https://www.randstad.co.jp/
設立:1980年8月
〒102-8578 東京都千代田区紀尾井町4-1 ニューオータニガーデンコート21F
対応エリア:全国 93拠点、代表取締役会長兼CEO カイエタン・スローニナ、資本金:1億円
ランスタッドのカウンセリングは、精神健康保健福祉士がいて利用者からの評価が高いです。
求人は、外資・日系ともに正社員やハイクラスの求人が多くあり、給料アップやキャリアアップを考えている人に向いています。
障害への合理的配慮とやりがいのある仕事の両立を考えた転職にはランスタッドが良いです。
ランスタッド公式サイト
➡ https://www.randstad.co.jp/
3位:アットジーピー
アットジーピー
アットジーピー
https://www.atgp.jp/
〒104-0031 東京都中央区京橋2-4-12 京橋第一生命ビル3F 株式会社ゼネラルパートナーズ
対応エリア:全国 代表取締役社長:進藤 均
どの地方の求人も、他社より多く取り扱っています。
スキルやキャリアに関係なく働ける障害者用に切り出した軽作業や事務アシスタントの求人が豊富にあります。
障害への合理的配慮を最優先した誰にでも気軽に応募できる仕事を探すのに良いエージェントです。
アットジーピー公式サイト
➡ https://www.atgp.jp/
転職エージェントを200%活用する7つのポイント
ここまで、ナルコレプシーの人が利用する転職エージェントについて解説してきましたが、最後に転職エージェントを200%活用する7つのポイントを紹介します。
- 利用している(しようと思っている)全ての転職エージェントを伝える
- あなたの強みを伝える
- 嘘はつかない
- 約束は守る
- 積極的に転職活動をする
- カウンセラーが合わない場合は変える
- 面接後の連絡をする
それでは、ポイントの解説をしていきます。
1.利用している(しようと思っている)全ての転職エージェントを伝える
最初のポイントは、3つでも4つでも利用している転職エージェントは全て伝えましょう。
カウンセラーは、自分で紹介をしたいので、一生懸命になってくれます。
複数利用していると嫌がられるとか、紹介量が減る等の心配はいりません。
いくつ利用していても、はっきり伝えてください。
2.あなたの強みを伝える
あなたの強みアピールポイントをカウンセラーに伝える事で、カウンセラーはあなたの事を正確に早く知る事が出来ます。
あなたにぴったりの求人を早く見つける為に、あなたから強みを伝えるようにしましょう。
もし、自分の強みが良く判らない人や確認したい人は、リクナビで出している無料で強みを診断するToolがあるので使って確認してください。
【公式】リクナビ無料診断
3.嘘はつかない
学歴や職歴、転職回数、スキルなどの嘘は、絶対にダメです。
理由は、正確なカウンセリングが出来なくて、それが間違ったアドバイスに繋がり転職につながらない原因になるからです。
言いにくい事は言わなくても良いですが、嘘はダメです。
4.約束は守る
連絡を約束した日に連絡しないとか、無断でカウンセリングの時間をすっぽかしたりしては絶対にダメです。
カウンセラーに信頼されなくなると、企業に紹介をされなくなります。
5.積極的に転職活動をする
毎日とは言いませんが、10日に一度くらいはカウンセラーに連絡しましょう。
カウンセラーは、忘れているわけではありませんが、他にも担当をしている人がいます。
転職したい!というプレッシャーを掛けて行きましょう。
あまりに放置して楽観していると忘れられます。
6.カウンセラーが合わない場合は変える
カウンセラーも人なので、中には自分と合わない場合もあります。
そう言う場合は、我慢しないで早く変わって貰うようにしましょう。
合わないまま続けても、良い結果にはなりません。
気にすることはありません。
カウンセラーは、交代がある事も自分たちで良く理解しています。
それが原因で、気まずくなったり転職エージェントを利用しにくくなることはありません。
交代する方法は、転職エージェントのwebサイトの問い合わせから連絡を入れるだけで、すぐに交代できます。
メールの内容は、交代の意思が伝われば良いので、簡単な内容で充分です。
現在、カウンセリングを受けている○○(名前)と申します。本日、ご連絡させて頂いたのは、他のカウンセラーのアドバイス希望です。
転職の早期成功のために、多くの方のアドバイスを受けたいと考えております。
是非ともご協力頂けますでしょうか。勝手なお願いでありますが、どうぞよろしくお願いいたします。○○(名前)
こんな感じです。
良かったら、コピペして必要に応じてお使いください。
7.面接後の連絡をする
これは、凄く大事です。
出来れば、面接会場になったオフィスを出て5分以内に連絡しましょう。
理由は、カウンセラーが企業の面接担当に電話で連絡を入れてくれます。
これが、重要で面接官は面接後に評価表を作成しています。
中には、採用か不採用か凄く悩む場合もあります。
そんな時、カウンセラーから電話が掛かってきてフォローが入れば、不採用が採用に転がることが多いのです。

実際にこの記事を書いている私は、現役の面接官ですが、このフォロー電話で採用にしたことは何度もあります。
本当に採用は悩むんです。
その人や家族の生活、将来が掛かっています。
いい加減には出来ないんですよね。
まとめ
ナルコレプシーの人の休職から復職するポイントと就職や転職するポイントと方法について解説しましたが如何でしたでしょうか。
ナルコレプシーは長く治療がかかる場合があるので、治療と仕事の両立が必要です。
また、症状が軽減しても再発する場合もあるので、定期通院での経過観察は必要になります。
働く準備が出来ていない人は、まず就労移行支援で準備をしましょう。
関連記事
➡【就労移行支援おすすめランキング10選】あなたにピッタリが見つかる
直ぐ働き出せる人は、治療と仕事の両立ができる良い環境を転職エージェントに提案してもらいましょう。
最後に、今回ここで紹介した転職エージェントをまとめておきます。
私たちメディアは、ナルコレプシーの皆さんの働きやすい仕事が見つかることを応援しています。
-今回の記事で紹介したエージェント-
ランスタッド公式サイト
https://www.randstad.co.jp/
『対応エリア:全国』外資系のグローバル企業です。精神保健福祉士が常駐しているカウンセリングが好評で、正社員・キャリアアップへの提案力があります。配慮のある環境でキャリアデザインをするのに最適です。
dodaチャレンジ公式サイト
https://doda.jp/challenge/
『対応エリア:全国』パーソルグループの特例子会社パーソルチャレンジが運営元です。自社が特例子会社だからこそ、障害のある人に寄り添った提案が出来ます。グループの保有する企業情報からの提案力はパワーがあります。
アットジーピー公式サイト
https://www.atgp.jp/
『対応エリア:全国』求人案件数が多く、業界では1-2位を競います。首都圏のみだけではなく地方の求人にも強くUターンやIターンで仕事を探す時に提案力があります。