ナルコレプシーの方から問い合わせを受け、当メディアの情報が間違っていることを重く受け止めてリライト致しました。
まだ「おかしい」「間違っている」と言う方はご連絡ください。
より良い情報にして行きたいと思います。
ナルコレプシーについては、「NPO法人 日本ナルコレプシー協会」や「e-ヘルスネット」を参考にしてください。
ナルコレプシーは、600人に1人とか1,000人に1人ぐらいはいると言われています。専門医に診てもらい正しい対処が出来れば怖い病気ではありません。本記事は、障害者手帳のあるナルコレプシーの方の就職支援の中の一つの情報です。
就職や転職の方法を直ぐ見たいという方はこちらからジャンプします。
就職と転職方法までジャンプ
*記事内の該当する文中に移動します。
ナルコレプシーの方に向いている仕事
訂正とおわび
ナルコレプシーの方の仕事に制限はありません。症状などにしたがってできる内容の仕事を選びましょう。
2022年5月20日までは向いている仕事と向かない仕事の内容でしたが、当メディアの情報収集の間違いです。
今回、「丘の上ながの法律事務所」の渡辺弁護士より問い合わせがあり、記事の内容の一部を再度見直すことにしました。
ナルコレプシーの方、また関係者一同様において不快な思いをさせてしまい、大変申し訳ありませんでした。
今後は、二度と今回のようなことが無いように再発防止に努力致します。
メディア運営責任者
障害者手帳のあるナルコレプシーの方の就職と転職ポイント
障害者手帳のあるナルコレプシーの方の就職・転職ポイントは、現在の状況によって変わります。
- ポイント1:直ぐ就職・転職が出来ない方
- ポイント2:直ぐ就職・転職が出来る方
この2つです。
ポイント1:直ぐ就職・転職が出来ない方とは
ナルコレプシー以外の障害のことが原因で離職した方や、仕事から長く離れている方、または体調管理が出来なくて働く事に不安がある方のことです。
安心して働くためには、自分に合っている体調管理をする方法とコントロールを覚える必要があります。また、仕事をするのに必要な自分に合っている合理的配慮は何かということも学ぶ必要があります。
これらのことを覚えて学んで準備をするところが、就労移行支援です。また、就労移行支援ではナルコレプシーについてもひとり一人に合わせた相談が可能です。
就労移行支援については、こちらの記事に書かれているので参考にしてみてください。
参考記事
【改・最新版】就労移行支援おすすめ総合ランキングBest5
準備が出来たら就職活動をしまよう。
就労移行支援の利用について
就労移行支援は、障害者手帳が無くても利用が出来ます。
ナルコレプシーで働くことに不安がある人も利用が出来ます。
利用については、お住まいの近くの自治体にご相談下さい。
ポイント2:直ぐ就職や転職が出来る方とは
医師から仕事をする許可が出ていて、合理的配慮があれば自分で健康管理もコントロールも可能な方のことです。
あとは、挨拶などの基本的ビジネスマナーが出来れば完璧です。
このように、働くことに不安がなく直ぐ就職や転職ができる方は、エージェントを利用して仕事を紹介してもらいます。
具体的には、退職をしてから短い期間で再就職する方や仕事をしながら転職先を探す方です。
参考記事
【総合案内】7つの障がい者におすすめの転職エージェント&求人サイト
転職エージェントの利用と手帳について
転職エージェントは、手帳がなくても取得予定で利用ができます。
ですが、転職先が決まり入社するまでには転職先にコピーを提出する必要があります。
就職や転職の方法を直ぐ見たいという方はこちらからジャンプします。
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失敗しない障害者手帳のあるナルコレプシーの方の就職・転職方法
この前で解説したように、転職で利用するのは転職エージェントですが、その紹介の前になぜ転職エージェントを利用するのが良いのか解説します。
就職・転職エージェンを利用する理由
エージェント以外に仕事を探す方法は沢山あります。
例えば、ハローワーク、転職サイト、合同面接会などです。
もちろん、この方法でも仕事は探せます。
ですが、合理的配慮が出来る企業の求人を探し、入社まで進めるのには時間がかかります。
理由は、全て自分で仕事を探して応募書類を準備して、面接などの日程を調整する必要があるからです。
しかも、1社ではありません。
就職や転職はそんなに簡単ではないので、1社だけに絞って進める人は少ないです。
普通、数社掛け持ちで進めて行きます。
これって、仕事をするより大変です。
でも、エージェントを利用すれば、これら全てエージェントが進めてくれます。
応募書類は自分で書かなくてはなりませんが、書類選考が通過できるように添削をしてくれます。
内定後の、給料等の採用条件についても交渉してくれます。
これだけ、やってもらえて全て無料です。
しかも、内定率はエージェントごとに違いはありますが、平均70%以上です。
一人で転職活動した場合は、3%にも満たしません。
ここだけ考えても、エージェントを利用しないのは勿体ないと思いませんか。
このようなことが出来る理由は、エージェントは企業に依頼されて良い人財を紹介して利益をだしでいるからです。
利用方法は簡単で無料登録をして、一度カウンセリングを対面かオンラインで受けておくだけで、あとはあなたにぴったりの条件の仕事を提案してくれます。
このような自分にぴったり合っている仕事を探してくれる無料サービスは他にはありません。
障害者手帳のあるナルコレプシーの方が利用すべき転職エージェント紹介
仕事を探す為にはエージェントを利用するのが一番いいのですが、今回紹介するエージェントはTVコマーシャルで見るようなエージェントとはちょっと違います。
それは、障害のある方に特化した専門の転職エージェントです。
この、専門のエージェントは、合理的配慮のある仕事と障害ごとの特性と採用する企業情報に詳しく、ひとり一人の条件にぴったり合っている仕事と企業を提案することができます。
dodaチャレンジ
dodaチャレンジは、パーソルチャレンジが運営していてパーソルグループの特例子会社です。パーソルチャレンジは就労移行支援『ミラトレ』『NuroDive』も企画・運営をしています。
強みは、人材総合サービスのパーソルグループ70社とdodaチャレンジの取引実績のある3000社以上の企業データと、特例子会社の自社で障害のある人を300人以上雇用している実績や、就労移行支援のノウハウです。
このような強みがあるので、合理的配慮のある環境で、ひとり一人のスキルやキャリア、パフォーマンスに合っている仕事を提案することが出来ます。
このエージェントの利用が向いている方は、大手企業で安定した給料と充分な福利厚生の整った環境で安心して長く働ける仕事を探すのに向いています。
メーカー、金融、ゼネコン、コンサルティングファームなど大手企業への提案が得意なのが特長です。
dodaチャレンジ公式サイト
https://doda.jp/challenge/
エージェント・サーナ
エージェントサーナは、障害者の転職サポート歴29年の業界では草分け的存在です。丁寧なサポートに定評があり、安心して任せられると高評価です。
また、求人は独自ルートの非公開案件になっていて面談から60%の人が2ヶ月以内に内定が出ている実績もありスピード感があります。
このエージェントが向いている方は、障害者になって始めての転職やブランクが長く働くことに不安がある人や転職回数が多い方の相談に向いています。
エージェントサーナ
https://www.agent-sana.com/
アットジーピー
アットジーピーは、2003年創業のゼネラルパートナーズの運営です。障害のある人のエージェントとしてパイオニア的な存在です。
強みは、地方の求人に強い事と、障害のある人用に切り出された仕事が豊富に提案が出来る事です。
アットジーピーが向いている方は、IターンとUターンを含めた地方の仕事を探す人と、始めて障害枠で仕事を探す方です。
アットジーピーは、合理的配慮を重視した仕事探しに安心して利用が出来るエージェントです。
アットジーピー公式サイト
https://www.atgp.jp/
ラルゴ高田馬場
ラルゴ高田馬場は、アスリートプランニングが運営しています。
アスリートプランニングは、就労移行支援『ラルゴ神楽坂』も運営していますが、元は体育系の学生の就活支援です。
強みは、就活支援で築いた首都圏の企業600社の採用データと『ラルゴ禍神楽坂』の就労移行支援のノウハウです。
このエージェントが向いている人は、他社では仕事を紹介されなかった人や、何度も書類選考や面接で落ちて進まなかった人が向いています。
ここにある企業600社の求人情報は全てクローズ案件で、アスリートプランニング独自のルートで開拓されたので、他のエージェントには無い企業の求人があります。
また、何度も失敗した書類選考や面接も就労移行支援のノウハウでサポートが出来ます。
ラルゴ高田馬場公式サイト
https://go-largo.jp/
DIエージェント
DIエージェントは、D&Iが運営しています。
障害のある人のサポートは長く実績がありますが、エージェントとしては後発組です。
このエージェントの強みは、希望する求人が無ければ、希望する条件で企業に人財を提案することです。
つまり、誰でも自分に合っている仕事が探せるエージェントなのです。
しかし、提案は出来ますが、必ずその条件で採用する企業があるかは別です。
他社のエージェントと併用することで、自分の理想に近い求人を探す事が出来ます。
DIエージェント公式サイト
https://di-agent.jp/
アビリティスタッフィング
アビリティスタッフィングは、リクルートグループで、精神障害専門のエージェントです。
特長は、就労移行支援に似ているサービス『雇用支援型モデル』があります。
内容は、働くことが不安な人が給料を貰いながら仕事と健康管理などを学ぶことが出来て、最長1年3ヶ月利用が出来ます。
ここが向いている人は、働くことに不安がある人や社会復帰をするのに準備が必要な方です。
雇用支援型モデルの他、紹介予定派遣も利用が出来るので、働くことに不安がある方は利用してみてください。
アビリティスタッフィング公式サイト
https://ability.r-staffing.co.jp/
Happy
本格スタートを令和2年1月にした新しいエージェントです。
代表は、パーソルグループのパーソルチャレンジ出身です。
求人への提案は、採用実績がある企業が中心なようで堅いです。
まだ、新しいので求人案件数は少ないようですが、早めに登録をすると良いサポートが受けられる可能性があります。
転職のサポートは都内のみになります。
Happy公式サイト
https://happyy.jp/
【BEST3】当メディア一推しのエージェント
普段採用で利用している当メディアのアドバイザーが選んだBEST3です。
1位:dodaチャレンジ
dodaチャレンジ
ドゥーダチャレンジ
https://doda.jp/challenge/
〒108-0014 東京都港区芝5-33-1森永プラザビル本館19階 パーソルダイバース株式会社
対応エリア:全国、代表者名:井上 雅博、従業員数:521名、資本金:4,500万円
パーソルグループの採用情報量は、業界TOPクラスです。国内の大手企業の情報は網羅しているといって過言ではありません。
カウンセラーは、専任であなたに2人つきます。
大手企業で安定した給料と充分な福利厚生の整った環境で安心して長く働ける仕事を提案できます。
dodaチャレンジ公式サイト
➡ https://doda.jp/challenge/
2位:エージェント・サーナ
エージェント・サーナ
エージェントサーナ
https://www.agent-sana.com/
〒108-0023 東京都港区芝浦3-16-4 山田ビル5F
対応エリア:関東首都圏・関西圏、代表取締役社長 川﨑 芳清 / 常務取締役 泉 雅子、資本金:1億円
エージェント・サーナは、業界のパイオニアと言われ障害者の転職サポート歴29年のベテランで色々な事情がある人の転職サポートに関わってきました。障害者として初めての転職や働くことに不安があるような、ひとり一人に寄り添った相談が必要な方に向いています。
エージェント・サーナ公式サイト
https://www.agent-sana.com/
3位:アットジーピー
アットジーピー
アットジーピー
https://www.atgp.jp/
〒104-0031 東京都中央区京橋2-4-12 京橋第一生命ビル3F 株式会社ゼネラルパートナーズ
対応エリア:全国 代表取締役社長:進藤 均
どの地方の求人も、他社より多く取り扱っています。
スキルやキャリアに関係なく働ける障害者用に切り出した軽作業や事務アシスタントの求人が豊富にあります。
障害への合理的配慮を最優先した仕事を探すのに良いエージェントです。
アットジーピー公式サイト
➡ https://www.atgp.jp/
就職・転職エージェントを200%活用する7つのポイント
ここまで、障害者手帳のあるナルコレプシーの人が利用するエージェントについて解説してきましたが、最後にエージェントを200%活用する7つのポイントを紹介します。
- 利用している(しようと思っている)全ての転職エージェントを伝える
- あなたの強みを伝える
- 嘘はつかない
- 約束は守る
- 積極的に転職活動をする
- カウンセラーが合わない場合は変える
- 面接後の連絡をする
それでは、ポイントの解説をしていきます。
1.利用している(しようと思っている)全ての転職エージェントを伝える
最初のポイントは、3つでも4つでも利用している転職エージェントは全て伝えましょう。
カウンセラーは、自分で紹介をしたいので、一生懸命になってくれます。
複数利用していると嫌がられるとか、紹介量が減る等の心配はいりません。
いくつ利用していても、はっきり伝えてください。
2.あなたの強みを伝える
あなたの強みアピールポイントをカウンセラーに伝える事で、カウンセラーはあなたの事を正確に早く知る事が出来ます。
あなたにぴったりの求人を早く見つける為に、あなたから強みを伝えるようにしましょう。
もし、自分の強みが良く判らない人や確認したい人は、リクナビで出している無料で強みを診断するToolがあるので使って確認してください。
【公式】リクナビ無料診断
3.嘘はつかない
学歴や職歴、転職回数、スキルなどの嘘は、絶対にダメです。
理由は、正確なカウンセリングが出来なくて、それが間違ったアドバイスに繋がり転職につながらない原因になるからです。
言いにくい事は言わなくても良いですが、嘘はダメです。
4.約束は守る
連絡を約束した日に連絡しないとか、無断でカウンセリングの時間をすっぽかしたりしては絶対にダメです。
カウンセラーに信頼されなくなると、企業に紹介をされなくなります。
5.積極的に転職活動をする
毎日とは言いませんが、10日に一度くらいはカウンセラーに連絡しましょう。
カウンセラーは、忘れているわけではありませんが、他にも担当をしている人がいます。
転職したい!というプレッシャーを掛けて行きましょう。
あまりに放置して楽観していると忘れられます。
6.カウンセラーが合わない場合は変える
カウンセラーも人なので、中には自分と合わない場合もあります。
そう言う場合は、我慢しないで早く変わって貰うようにしましょう。
合わないまま続けても、良い結果にはなりません。
気にすることはありません。
カウンセラーは、交代がある事も自分たちで良く理解しています。
それが原因で、気まずくなったり転職エージェントを利用しにくくなることはありません。
交代する方法は、転職エージェントのwebサイトの問い合わせから連絡を入れるだけで、すぐに交代できます。
メールの内容は、交代の意思が伝われば良いので、簡単な内容で充分です。
現在、カウンセリングを受けている○○(名前)と申します。本日、ご連絡させて頂いたのは、他のカウンセラーのアドバイス希望です。
転職の早期成功のために、多くの方のアドバイスを受けたいと考えております。
是非ともご協力頂けますでしょうか。勝手なお願いでありますが、どうぞよろしくお願いいたします。○○(名前)
こんな感じです。
良かったら、コピペして必要に応じてお使いください。
7.面接後の連絡をする
これは、凄く大事です。
出来れば、面接会場になったオフィスを出て5分以内に連絡しましょう。
理由は、カウンセラーが企業の面接担当に電話で連絡を入れてくれます。
これが、重要で面接官は面接後に評価表を作成しています。
中には、採用か不採用か凄く悩む場合もあります。
そんな時、カウンセラーから電話が掛かってきてフォローが入れば、不採用が採用に転がることが多いのです。
実際にこの記事を書いている私は、現役の面接官ですが、このフォロー電話で採用にしたことは何度もあります。
本当に採用は悩むんです。
その人や家族の生活、将来が掛かっています。
いい加減には出来ないんですよね。
まとめ
障害者手帳のあるナルコレプシーの方の就職や転職をする方法の一つとして解説してきましたが如何でしたでしょうか。
ナルコレプシーは、専門医に診てもらい正しい対処が出来れば怖い病気ではありません。ですが、障害者手帳をお持ちの方で「就職や転職が上手くいかない」と言う場合は参考にしてみてください。
働く準備が出来ていない方は、まず就労移行支援で準備をしましょう。
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直ぐ働き出せる方は、今回紹介したエージェントから求人を提案してもらいましょう。
当メディアは、障害者手帳のあるナルコレプシーの皆さんの働きやすい仕事が見つかることを応援しています。