当メディアに「障害者は派遣会社に登録出来る?」と言う質問が来ます。
答えは、登録出来ます。
最近、派遣会社について登録が出来るのかと言う質問が増えていますが、当メディアでおすすめする派遣会社は2社で、それ以外は人財紹介会社を紹介しています。
今回は、その派遣会社の紹介と理由を解説します。
そして求人を探すのであれば、どうして人財紹介会社をおすすめするのかも一緒に解説していきます。
人材紹介会社をすぐ見たい方はこちらから
障害者におすすめの派遣会社
障害者が登録出来る派遣会社は沢山ありますが、どこでも良いわけではありません。
障害を公表しないで派遣に登録をするのであれば何も言いませんが、障害者として派遣を選ぶのであれば、ここで紹介する2社がおすすめです。
ランスタッド
ランスタッドは、オランダ発の外資で総合人財サービスのグローバル企業です。
規模は、世界第2位で日本国内には93ヶ所の拠点があり、首都圏から地方都市まで網羅しています。
障害者向けの派遣の登録を案内している人財紹介会社は数少ないですが、その中の1つです。
精神保健福祉士が常駐しているので、あなたにあった働き方を相談しながら登録する事が出来ます。
対応エリアは全国です。
\ランスタッド/
公式サイト
アビリティスタッフィング
アビリティスタッフィングは、リクルートグループのリクルートスタッフィングが運営しています。
精神と発達に特化して人財紹介と派遣のサポートをしています。
障害者は、求人の紹介か派遣への登録を選ぶことが出来ます。
その他に、他社とは違う取り組みの『雇用支援型モデル』があります。
これは、働くことに不安な人が最長1年3ヶ月の間就業経験をして体調管理やビジネスマナーを学ぶところです。
就労移行支援に似ていますが、大きく違うところは給料が支払われることです。
対応エリアは首都圏のみです。
\アビリティスタッフィング/
公式サイト
企業の障害者の派遣の雇用率について
障害者の企業の法定雇用率は、2021年4月までに2.3%に引き上げられました。
以前は、派遣の場合派遣元でのカウントでしたが、今は週20時間以上の労働者は常用雇用労働者としてカウントされます。
これにより、法定雇用率を維持確保する手段の一つとして障害者の派遣が進んでいます。
2つの派遣会社へ登録をおすすめする理由
障害者は派遣会社へ登録は出来ますが、一般枠として合理的配慮のない環境の企業に派遣されることになります。
今回、障害への配慮を考えた上で『ランスタッド』と『アビリティスタッフィング』の2社をおすすめしたのは、派遣で有名な企業なので派遣先は大手企業が多く派遣の受け入れが慣れているのと、障害に特化した専門の転職サポートがあるからです。
障害者として派遣元に登録できても、専門にサポートが出来る体制がないと何の意味もありません。
この両社の派遣は障害者である事を企業も理解して受け入れるので当然合理的配慮があります。
障害者にとって合理的配慮が有るのと無いのとでは、例え短期間の派遣でも体やメンタルへのストレスはかなり変わってきます。
また、ランスタッドとアビリティスタッフィングの両社は、紹介予定派遣を積極的に企業に提案していることも、この2社をおすすめする理由です。
紹介予定派遣は、一定の期間3~6ヶ月などを目安に派遣として仕事をしてみて企業も障害者も合意できれば、本採用で企業の社員として契約をするという、お試しみたいな働き方です。
通勤を含め企業の社風や一緒に仕事をする同僚上司の確認が出来るので、就職や転職をいきなりするより安心して就職出来ることが、おすすめする最大の理由です。
もし、あなたに派遣先が合っていなければ、新しい派遣先を紹介してもらえます。
障害者の派遣と社員の働き方の違い
障害者の派遣と社員の働き方の違いは、仕事だけを見た場合は大差はありませんが、どのポジションの仕事をするかによって変わってきます。
派遣だから簡単な仕事しかないと言うわけではありません。
派遣でも総合職と変わらないくらい重要な仕事をすることもあります。
ただし、派遣は派遣元の就業規定や福利厚生があり、派遣先の社員とは違います。
仕事をしているときは、派遣先の就業規定に沿って仕事をしますが、基本的な福利厚生や賃金制度などは派遣元になります。
派遣のメリットは、一定期間で他社に移動が出来る。
デメリットは、一定期間で慣れた職場を変えなくてはならない。
当たり前ですが、これが派遣と社員の違いです。
そして、企業の業績が下がれば、一番最初にコストで見直されるのが人件費です。
そうなれば、一番最初に非正規社員がカットされていきます。その中でも派遣は早いでしょう。
派遣は切られやすく、社員は守られるのも違いの1つです。
現代は、終身雇用の時代は終わりました。
派遣は、就活無しで色々な企業で働ける魅力があります。
一方、障害を1番に考えたとき、派遣で合理的配慮の無い環境はきついでしょう。
また、業績によって突然仕事が無くなるのも不安です。
そうすると、障害者として紹介予定派遣で自分に合っている企業を確認して就職するか、最初から障害者枠の社員として就職をするのが一番良い方法です。
派遣会社の登録よりおすすめな人財紹介会社
障害者の紹介予定派遣が良いと言う事を解説してきましたが、もう1つの最初から障害者枠の社員として仕事をする時に利用する人財紹介会社を紹介します。
私個人としては、こちらの方法をおすすめします。
なぜ、派遣会社より人財紹介会社をおすすめするのかは、この紹介の後に解説します。
まずは、各人材紹介会社の解説をご覧下さい。
マイナビパートナーズ
マイナビパートナーズは、大手人材紹介会社マイナビの特例子会社です。求人数は非公開ですが、親会社のデータベースから他社にはない非公開の求人があります。
特徴は、自社が特例子会社で障害のある方を多く採用しているので、ひとり一人に寄り添った障害と仕事をテーマに相談が出来るところです。
働く事に不安があったり、なかなか自分に合った仕事が見つからない方はマイナビパートナーズのカウンセラーに相談をして見ると良いでしょう。
\マイナビパートナーズ/
公式サイト
LITALICO仕事ナビ
LITALICO仕事ナビは、障害のある方の仕事に関する問題や悩みを総合的に解決するサポートを提供するサービスです。
何度応募書類を送っても面接まで行かない。転職回数が多い。ブランクが長い。など悩みや問題は沢山有ります。そんなときは、一人で考えずにLITALICO仕事ナビに相談をして見ましょう。専門のカウンセラーがサポートします。
\LITALICO仕事ナビ/
公式サイト
dodaチャレンジ
dodaチャレンジは、TVコマーシャルも流れている転職のdodaや派遣のテンプスタッフと同じ国内トップレベルの人材総合サービスのパーソルグループです。
dodaチャレンジは、このグループ70社の顧客基盤何万件とも予測される中から、あなたにぴったりの求人を提案することが出来ます。
金融、ゼネコン、メーカー等、大手企業への実績が多数あり、グループ全体の信頼が高いです。
\dodaチャレンジ/
公式サイト
ランスタッド
ランスタッドは、外資の総合人材サービスのグローバル企業で、世界第2位の大きさです。
ランスタッドは紹介が出来る障害の範囲が明確になっていて、登録してから紹介や連絡が無いと言う事はありません。
専門職から総合職まで多くの業種の求人が豊富にあり、その中でも正社員と年収アップの提案力があります。
精神保健福祉士がカウンセリングに同席して、精神障害の人の働き方についてアドバイスが出来ます。
\ランスタッド/
公式サイト
アットジーピー
障害のある人専門に特化した人材紹介会社が、アットジーピーです。
業界ではパイオニア的な存在で、創業は2003年です。
求人は障害者用に切り出した仕事で、初めての仕事でも配慮のある仕事が多くあります。
また、求人案件は首都圏や関西圏だけでなく、地方も多くあり全国を網羅しているので、IターンやUターンへの提案力があります。
\アットジーピー公式/
公式サイト
エージェントサーナ
エージェント・サーナは、28年の実績がある業界最古参の人材紹介会社です。
面談から2ヶ月以内の内定は60%を超えます。
求人は全て非公開なので、求人数、業界、企業名などは解りません。
利用できる人は、障害のある人全てが対象ですが、利用できる地域は首都圏と関西圏のみになります。
\エージェントサーナ/
公式サイト
ラルゴ高田馬場
ラルゴ高田馬場は、アスリートプランニングの運営です。
アスリートプランニングは、体育系学生の就活サポートを20年前からしている企業で、今まで独自ルートで開拓した約600社に提案をしてきました。
その600社に今は障害者が戦力になることを提案しています。
首都圏のみの利用になりますが、他の人財紹介会社には無い提案力があります。
ラルゴ高田馬場公式サイト
https://go-largo.jp/
DIエージェント
DIエージェントは、後発組の人材紹介会社です。
ですが、取り組みにはアイデアが多くあり、その中の1つがカウンセリングの結果を基に希望の業界へあなたを推薦します。
本来は、求人に合わせて仕事を紹介するのですが、ADHDの人の希望に合わせて業界や企業に推薦をします。
これであれば、紹介する求人は無いという事はありません。
DIエージェント公式サイト
https://di-agent.jp/
アビリティスタッフィング
アビリティスタッフィングは、リクルートグループの精神障害者保健福祉手帳を持っている人専門の人材紹介会社です。
社会復帰に不安がある人が安心して復帰出来るように、雇用支援型モデルというリクルートスタッフィングで働きながら、体調管理や、仕事のノウハウを学び就職が出来る取り組みがあります。
利用が出来るのは首都圏のみなので、範囲が限られてしまいますが給料を貰いながら社会復帰を目指せる取り組みが特長です。
アビリティスタッフィング公式サイト
https://ability.r-staffing.co.jp/
エランシア
エランシアの提案は3つに分かれていて、『総合』『女性専門』『アスリート専門』があります。
求人は、日系外資系への実績があり、登録者数は6000人を超え、求人数は2000件を超えています。
大手企業の情報も多数あり、IT・通信系とサービス系が多いです。
エランシア公式サイト
https://www.elancia.co.jp/
Happy
Happyは、2020年1月から本格始動した人材紹介会社です。
立ち上げたのは、dodaチャレンジを運営する、パーソルチャレンジに在籍していた人で、本人も障害があります。
まだ、実績は多くはありませんが、障害のある本人が始めた人材紹介会社の取り組みには他社には無いサービスを期待することから今回取り上げました。
今後に期待です。
Happy公式サイト
https://happyy.jp/
Social Partners
ソーシャル・パートナーズは、アデコグループの人材紹介会社です。
取り扱っている求人は業界も職種も幅広く、全ての障害のある人を対象に提案が出来ます。
強みは、障害に特化した転職支援サービスと環境を重視した提案を専門のコンサルが出来る事です。
国内の大手企業への転職に実勢があります。
Social Partners公式サイト
https://www.springjapan.com/
人財紹介会社をおすすめする理由
障害者の場合、仕事は合理的配慮がありそれが安定して続く環境が適しています。
それを、一番に考えると配慮はあるとはいえ、派遣で職場がコロコロ変わるのは、障害者にとってとても負担になります。
とはいえ、生活や置かれている環境によって派遣を選ぶしかない人もいるでしょう。
また、障害があることで心身ともストレスで疲れ切っているのに働く為に障害を隠して派遣を選んでいる人もいるでしょう。
本当は、ストレスや体力的に楽に仕事が出来て金銭的にも不自由がない仕事が出来れば、一番良いですよね。
でも、そんな仕事を探す時間は取れない。
会社を休んでまで、仕事を探す時間は作れないとも思いますよね。
それが出来るのが、人財紹介を利用することです。
人財紹介を利用すれば、合理的配慮のある環境で、納得のいく条件の仕事を見つけることが出来ます。
しかも、あなたが派遣で仕事をしている間にも人材紹介会社は、あなたに変わって仕事を探すサポートをしてくれます。
実際に何が出来るかは次の内容になります。
出来る事は、基本この10項目です。
あなたがやる事は、「カウンセリングを受ける」「応募書類を書く」「面接を受ける」この3つだけです。
- カウンセリング
- 求人の提案
- 応募書類の添削
- 応募代行(推薦状)
- 面接日程調整
- 模擬面接
- 面接後の推薦
- 内定
- 条件交渉
- 入社後のサポート
では1つずつ見ていきましょう。
1.カウンセリング
カウンセリングは、障害特性とスキルやキャリア、希望条件などをヒアリングして一番良い働き方を提案したり、希望の条件と求人をマッチさせるために行います。
人材紹介会社は、企業から有料で人財紹介を引き受けているので、企業のニーズを良く理解しています。
その情報を元に、あなたのカウンセリング結果を照合します。
これをすることで、ハローワークや就職・転職サイトで中々見つからなかったあなたにぴったり合っている求人が見つかる様になります。
2.求人の提案
カウンセリング結果に合わせて求人の提案をします。
その場で直ぐにあれば、いくつでも紹介をしてくれます。
その場では無くても、後からでも希望に合っていそうな求人があればメールで追加して紹介をしてくれます。
また、運が良ければ出てきたばかりで他の誰も見ていない求人を提案してくれる場合もあります。これは超幸運で、競争率が低いのでお宝求人です。
このように、人材紹介会社の求人は的を得た物ばかりなのですが、中でも良いサービスは疑問や質問が何でも出来る所です。
質問などをして、その場で人材紹介会社が解らない場合は、企業の採用担当に直接電話で問い合わせをしてくれます。
人材紹介会社も企業も仕事が早いので、とても便利に利用が出来ます。
3.応募書類の添削
応募する求人が決まれば、履歴書と職務経歴書などの応募書類を作成します。
この応募書類は、仕事探しの中でとても重要で、これが上手くいかないと何も始まりません。
なので、人材紹介会社は隅から隅までしっかりチェックをし、書類選考で落ちないように添削をします。
4.応募代行(推薦状)
応募書類が出来たら、送付は人材紹介会社が代行してくれます。
このとき大事なのが一緒に送る推薦状です。
この推薦状の効果は大きく、応募書類のフォローだけで無く、企業の担当者は人材紹介会社の面接結果を企業に提案していると認識しています。
つまり、人材紹介会社の推薦をとても信頼しているのです。
5.面接日程調整
書類選考が通過したら、次は面接です。
この面接日程を調整するのも、人材紹介会社が全て代行してくれます。
ハローワークや就職・転職サイトでは企業の採用担当者とあなたが直接調整をする必要が有ります。
これって、そのメールまで書き方などをチェックされているようで緊張してストレスになりますが、人材紹介会社を利用している場合は、そのような事は考えなくても良いのでストレスにもなりません。
6.模擬面接
面接日が決まったら、次は面接対策です。
企業ごと、面接官によって聞くことは違いますが、面接官が変わっても企業自体で聞くようにしていることやマニュアルがある企業もあります。
人材紹介会社は、多くの人を企業に紹介して、その都度何を聞かれたかデータを取って採用面接を研究しています。
また、面接の基本を熟知しているので、模擬面接を通してあなたの面接を査定します。
そして出来ていないところや足りない所を修正して完璧に近づけます。
服装や持ち物のチェックから、受付の仕方、入室から椅子の座り方、退出まで対策をします。
7.面接後の推薦
面接が終わったら、あなたは即人材紹介会社に報告をします。
すると人材紹介会社は企業の担当者に電話を入れて今日の面接の様子をうかがいます。
そこで、悩んでいるようであれば人材紹介会社は、採用にそっと背中を押すフォローをします。
実は、これが凄く効果があるんです。
私もそうですが、悩んでいると言うことは合格もあると言うことです。
そこで、そっと背中を押されると、採用に傾くんです。
8.内定
無事に内定が出たら、オファーになります。
このオファーは、連絡が人材紹介会社に来るので、オファーの日程を人材紹介会社が調整します。
オファーは、採用条件や入社に必要な書類の説明などをするのですが、説明は受けてもそこで返事はしません。
それは、まだ人材紹介会社に依頼する仕事が残っているからです。
9.条件交渉
オファーが出て採用条件が企業から出てきたら、人材紹介会社の出番です。
採用条件を交渉します。
多くは、年収アップの交渉です。
年収は、一度決まってしまうとそのベースを大幅に引き上げるのはとても難しいです。
なので、条件が交渉出来るときにできる限り上げておく方が良いです。
日本人の多くは交渉しないで、提示された物を受け入れがちですが、条件交渉は何も悪いことではありません。
交渉したことで、内定が散り消されるような事はありません。
10.入社後のサポート
無事、入社出来たら終わりではありません。
入社後のフォローも担当します。
条件が違った場合は、人材紹介会社が対応するので報告をしましょう。
また、入社後に一緒に働く人とのコミュニケーション等の問題も自分で解決するのでは無く人材紹介会社を頼りに出来ます。
万が一、退職を選ぶような事になっても、退職手続きから次の転職先までサポートをします。
人財紹介会社を100%利用する方法
ここでは、人財紹介会社を利用して、しっかり効果を出すためにする事を伝えます。
- 利用している(しようと思っている)全ての人材紹介会社を伝える
- あなたの強みを伝える
- 嘘はつかない
- 約束は守る
- 積極的に転職活動をする
- カウンセラーが合わない場合は変える
- 面接後の連絡をする
それでは、ポイントの解説をしていきます。
1.利用している(しようと思っている)全ての人材紹介会社を伝える
最初のポイントは、3つでも4つでも利用している人材紹介会社は全て伝えましょう。
カウンセラーは、自分で紹介をしたいので、一生懸命になってくれます。
複数利用していると嫌がられるとか、紹介量が減る等の心配はいりません。
いくつ利用していても、はっきり伝えてください。
2.あなたの強みを伝える
あなたの強みアピールポイントをカウンセラーに伝える事で、カウンセラーはあなたの事を正確に早く知る事が出来ます。
あなたにぴったりの求人を早く見つける為に、あなたから強みを伝えるようにしましょう。
もし、自分の強みが良く判らない人や確認したい人は、リクナビで出している無料で強みを診断するToolがあるので使って確認してください。
【公式】リクナビ無料診断
3.嘘はつかない
学歴や職歴、転職回数、スキルなどの嘘は、絶対にダメです。
理由は、正確なカウンセリングが出来なくて、それが間違ったアドバイスに繋がり転職につながらない原因になるからです。
言いにくい事は言わなくても良いですが、嘘はダメです。
4.約束は守る
連絡を約束した日に連絡しないとか、無断でカウンセリングの時間をすっぽかしたりしては絶対にダメです。
カウンセラーに信頼されなくなると、企業に紹介をされなくなります。
5.積極的に転職活動をする
毎日とは言いませんが、10日に一度くらいはカウンセラーに連絡しましょう。
カウンセラーは、忘れているわけではありませんが、他にも担当をしている人がいます。
転職したい!というプレッシャーを掛けて行きましょう。
あまりに放置して楽観していると忘れられます。
6.カウンセラーが合わない場合は変える
カウンセラーも人なので、中には自分と合わない場合もあります。
そう言う場合は、我慢しないで早く変わって貰うようにしましょう。
合わないまま続けても、良い結果にはなりません。
気にすることはありません。
カウンセラーは、交代がある事も自分たちで良く理解しています。
それが原因で、気まずくなったり人材紹介会社を利用しにくくなることはありません。
交代する方法は、人材紹介会社のwebサイトの問い合わせから連絡を入れるだけで、すぐに交代できます。
メールの内容は、交代の意思が伝われば良いので、簡単な内容で充分です。
現在、カウンセリングを受けている○○(名前)と申します。本日、ご連絡させて頂いたのは、他のカウンセラーのアドバイス希望です。
転職の早期成功のために、多くの方のアドバイスを受けたいと考えております。
是非ともご協力頂けますでしょうか。勝手なお願いでありますが、どうぞよろしくお願いいたします。○○(名前)
こんな感じです。
良かったら、コピペして必要に応じてお使いください。
7.面接後の連絡をする
これは、凄く大事です。
出来れば、面接会場になったオフィスを出て5分以内に連絡しましょう。
理由は、カウンセラーが企業の面接担当に電話で連絡を入れてくれます。
これが、重要で面接官は面接後に評価表を作成しています。
中には、採用か不採用か凄く悩む場合もあります。
そんな時、カウンセラーから電話が掛かってきてフォローが入れば、不採用が採用に転がることが多いのです。
実際にこの記事を書いている私は、現役の面接官ですが、このフォロー電話で採用にしたことは何度もあります。
本当に採用は悩みます。
その人や家族の生活、将来が掛かっています。
いい加減には出来ません。
Q&A
- 人材紹介会社を利用すると派遣会社より良い条件の仕事が必ずありますか
- 確約は出来ませんが、障害への合理的配慮のある仕事を提案することが出来ます
- 派遣より採用条件が必ず良くなりますか
- 採用条件は企業によるので、あなたが納得いく求人を提案します。
- 納得いく求人が提案出来ないときはどうしますか
- 企業に条件を交渉します。
- 人材紹介会社を利用して費用は掛かりませんか
- はい、一切かかりません。全て無料です。
- どうして無料で、こんなに転職支援を受けられるのですか
- 企業から紹介料が人材紹介会社に入るからです。
- 人材紹介会社を選ぶ時、一番大事なのは何ですか
- 障害特性を理解していることと、企業の情報が多いことです。
- 企業の情報が多いのは、何を基準に解りますか。
- 人材紹介会社としての積み重ねた経歴と企業の規模に関係があります。
まとめ
障害者の利用する派遣会社と人材紹介会社について解説してきましたが、如何でしたでしょうか。
人それぞれの考え方や仕事をするスタイルがあるので、これが正解という形はありません。
ここで、私が解説したのはあなたの働き方への1つの提案です。
派遣で仕事をするのであれば登録は『ランスタッド』と『アビリティスタッフィング』の紹介予定派遣を利用するのが、企業の社風や同僚上司を確認できるのでおすすめです。
最初から、社員としてあなたに合った合理的配慮があり採用条件が満たされた企業を探すのなら、人材紹介会社を利用するのが良いでしょう。
それであれば、情報量が多く大手とのパイプも太いパーソルグループの『dodaチャレンジ』がおすすめです。
これは、どちらか選ばないと駄目では無いので、派遣をしながら人材紹介サービスを利用する事も出来ます。
派遣と人財紹介と両方一緒に進めるのであれば『ランスタッド』が良いです。
ここは、総合人材サービスの企業なので障害者向けの派遣も人財紹介もやっているからです。
多くの人財紹介会社や派遣会社に登録するのが面倒でも『ランスタッド』だけは登録しておきましょう。
最後まで、読んで頂きありがとうございました。
当メディアは、あなたが働きやすい環境で仕事が出来ることを応援します。