
インフラ環境とシステムが整い、企業によってはテレワークの求人が出るようになりました。
通勤の無駄な時間と、混雑のストレスから解放されて、気持ちよく仕事が出来る環境が整備されてきています。
それは、障害者にとっても同じで、通勤困難な人でも仕事ができるようになり、仕事の選択肢が増えます。
テレワークで出来る仕事と出来ない仕事があります。
また、テレワークの求人に応募する為には、その求人にあったスキルが求められます。
そのスキルが無ければ環境が整っていても求人には手が届きません。
では、障害者のテレワークには、どのような求人があって、それにはどのようなスキルが必要なのでしょうか。
テレワークのスタイルについて
まず、テレワークの求人にはスタイルは2つあります。
2つめは、フリーランスで仕事をする方法です。
今回はこの両方を、順をおって解説していきます。
よく読んで、自分に合っているスタイルを見極めてください。
テレワークで出来ない仕事
これは、企業で仕事をする場合もフリーランスで仕事を受ける場合も同じです。
エンジンを作るとか、食品を作るといった製造業や建築業、運送業などはテレワークが難しいのは簡単に解りますが、事務職全般はできるように思われるかも知れませんが、限られてきます。
それは、企業ごとによってコンプライアンスやコンフィデンシャルなことがあるからです。
どのような事かというと、インターネットを使ったクラウドやメールなど、情報が漏洩すると困るようなリスクが少しでもある場合、企業としてはあえて行うことはありません。
例えば、個人情報の取り扱いや、企業の特許に関することなど、またはクライアントのことなど企業にはコンフィデンシャルな事が山ほどあります。
このような仕事はテレワークではできません。
クライアント情報を扱う
テレワークで必要な基本スキル
ここの基本スキルは、フリーランスでも企業の社員としても、テレワークで仕事をする時の絶対条件です。
ビジネスマナーの基礎
そのうえで、「報連相」は絶対に心がけなくては、テレワークはなりたちません。
また、導入しているシステムによってはスカイプや、Lynk、Teamsなどを利用する事もあるので、事前にマスターすることは必要ありませんが、調べておきましょう。
Teams(Microsoft)
Skype(Microsoft)
サイボウズ
などのコミュニケーションツール
パソコンスキルの基礎
パソコンの基礎ではメール、Word、Excelの基礎が使えれば問題ありません。
すこし詳しく説明します。
例としては、誤送信アドレスチェッカーや送信ボタンクリック後3秒後に送信するようにOutLookに設定をする。
アドレスチェッカーは企業で使っているものがあれば、同じものを使用しましょう。
フリーランスの場合は、どれでも良いと思いますが、無料の物より仕事なので信頼の出来る有料の物を選んだ方が良いでしょう。
あとは、PDF化とZipファイルにしてパスワードが掛けられること。
もし、この基本が解らなくても大丈夫です。
自宅で、基礎からしっかり学ぶことが出来ます。
企業のテレワークの仕事はこんなスキルが活躍
マクロは担当者が変わると、メンテナンスが面倒になる場合があるので、使用することは少ないです。
あと、一番重宝されるのは、PowerPointが使えることです。
これは、会議資料などを作る事が出来るので、仕事は多くなると思います。
Powerpointで必要なスキル
これくらいが必要なスキルになります。
以上は、MOSのスペシャリスト程度のスキルが必要になります。
フリーランスの仕事はこんなスキルが必要
フリーランスでも上記のような仕事がありますが、部外者には出てこないことが多いと思います。
なので、簡単な物では、ライティング、インターネット上の調査などがあります。
スキル高めになると、プログラマー、ウェブマーケティング、ウェブデザイナー、CAD製図などになります。
このなかでも、今から目指すのであれば、私のおすすめは、将来性を考えてプログラマーが一番良いと思います。
もちろん、プログラマーとしてもフリーランスの価値は高く、沢山稼ぐことも出来ます。
まとめ
障害者がテレワークを使って仕事をすることを想定して、どのような仕事で必要なスキルは何か解説してきましたが、如何でしたでしょうか。
インフラの環境が整ってきてはいますが、まだまだ誰でもテレワークを使った仕事が出来るわけではありません。
誰もがテレワークを使いたいので、早い者勝ちになる前に差を付けることが早道です。