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こんにちはアシスタントのLです。
今回は、Yさんの体験談です。
編集は、私Lです。

はじめまして、山梨県出身のYです。
障害は下肢機能障害です。
車椅子とクラッチを使って移動をしています。

僕は、昨年42歳で東京に引っ越しをしました。
それまで、地元では仕事が無くて、実家でばあちゃんと一緒に内職をしていました。

以前から、長く立っていられないので座って出来る仕事を探していたのですが、障害の起因となる怪我をしたのが高校生の時で、卒業はしましたが、その時後遺症が残り新卒では就職が出来ませんでした。その後も仕事が無くて40代になっても社会人経験が全くないため、どこにも雇ってもらえなかったのです。

20代のころは、はじめは積極的に就活をしていましたが、あまりに書類選考で落ち続け、半分諦めて引きこもり状態でした。
30代では、再度何とか仕事に就きたいと思い、まず資格を取ろうとして実家から通えるパソコン教室を探し時間がかかりましたが、ExcelだけMOSの資格を取りました。

でも、資格を取っただけでは仕事はありませんでした。
理由は、経験がないことでした。

ぼーっとたたずむ女性

愕然としました。資格さえあれば少しは認めてもらえると思っていたからです。
経験なんて、誰でも最初があるはずなのに、経験がないからダメって、みんなどこで経験つむの?
もう半分やけになって、あきらめました。
経験ではなくて、障害者だから採用しないのじゃないかとさえ思っていました。

その後も仕事はなく、実家でばあちゃんと内職をしていたのですが、本当は密かにあきらめていませんでした。
何とか、社会人として認めてもらいたいし、そのためには内職ではなくて仕事をしたいと思っていたからです。

諦めずに色々と右往左往していたところ、今回の仕事に巡り合えることが出来、東京にきました。

当時は、まさか東京で仕事をするなんて思ってもいませんでした。
なので、僕と同じように地方で仕事が無くて困っている人のヒントになればと思い、今回ライターの依頼があり自分の事を記事に書くことにしました。

自分の経験とスキルからできる仕事を絞る

最初に、もう一度自分の経験とスキルを明確にすることにしました。
Excel2010スペシャリスト
普通運転免許証
地元の高卒
社会人経験なし
独身42歳

他無し・・・・

確認するまでもないです。
これしかありません。

仕事を絞るどころか、自分の不甲斐なさにがっかりします。
これでは、仕事が無くてあたりまえかもしれません。

膝を抱えうなだれる女性のイラスト

でも、今更どうにもならんです。
これが自分の全てです。これで、今の自分に出来る仕事を探します。

地元で仕事を探して改めて愕然としたこと

地元のハローワークでは田舎過ぎて障害者の仕事がほぼありません。
なので、今回は転職エージェントを利用することにしました。

今まで、webで閲覧したことはありましたが、色々と根掘り葉掘り聞かれそうで、それが嫌で登録してまで利用することはありませんでした。

ですが、今回は一大決心をしているので、そんなことは言ってられません。
アットジーピー、サーナ、dodaチャレンジ、ランスタッドでまず仕事を探してみました。
少ないです。とっても少ないです。ほぼないに等しいです。

アットジーピー 23件
サーナ 23件
dodaチャレンジ 1件
ランスタッド 6件

これ、地元の県単位です。

しかもこの中には、専門学校、大卒以上という条件や、新卒も含まれています。
この僕のしょぼい学歴とスキルでは終わっています。
そして経験値0
無理です。

地元の県全体で、これしかないなんててててて!
転職エージェントってもっと求職情報があるんじゃないのー?

元気のない女性

仕事の多い憧れの東京の仕事を見てみた

転職エージェントが持っている求人情報が少ないのではなく、仕事自体が少ないので仕方ないと、半分がっかりしながら、それならばと東京の仕事を探してみました。

アットジーピー 518件
サーナ 154件
dodaチャレンジ 530件
ランスタッド 179件

めちゃくちゃ多いです。
地方の仕事がないのに比べ、東京は仕事が溢れています。

虫眼鏡で調べる女性

試しに地元の仕事の数をみてみる

この時、僕はここにいては仕事は永遠に見つからないと思いました。
思い切って東京で仕事を探そう。
たぶんチャレンジできるのは、40代になった今が僕には最後だろうと思いました。

仕事を探す条件を東京に変えた

そんなこともあって、仕事の無い地方から東京に変えて探し始めました。でも数が多いので毎日パソコンとにらめっこです。まずは職種は考えずに自分が働ける条件として高卒可とスキルの条件が難しくないところを片っ端から見ていきました。
たまに良さそうな求人があるのですが、とりあえず全部確認してから選びたいと思い、決める事はしませんでした。

一方、登録した転職エージェントからは、毎日メールが来ていて、「あーこれだから登録してまでつかいたくなかったんだよなぁ。」と思いながらメールは無視していました。

内容は、各エージェントとも、一度面接に来いという趣旨の物です。
足に障害がある僕にとって東京はものすごく遠いです。
行く気が無いのもあるのですが、その距離と障害のことを考えると、すぐに行こうと決断が出来ませんでした。

それでも、毎日のようにメールが来るので良く内容を見てみると、電話でも良いと書かれているので、このままでは仕事につけないと思い、重い腰を上げて電話をしてみました。

時間としては20分くらいでしたでしょうか、自分の障害や学歴、仕事の希望などを伝えて話したのを覚えています。

結論から言いますと、やはり地元で仕事を探すのは難しいとのことでした。あと、引っ越しを前提で東京での仕事も希望することも伝えたところ、色々なケースが考えられるので一度東京に来てカウンセリングを受けてみたらどうかという提案でした。

一度東京に行くことにした

そんなこともあって、僕は重い腰をあげて東京にカウンセリングを受けに行きました。
一度電話で話していた事もあって、カウンセリングはスムーズに進んだのですが、やはり東京でも、40代で社会人としての経験がないのは結構難しいとのことでした。

でも、カウンセラーは僕に良さそうな案件を用意してくれていました。
それが、特例子会社でした。

特例子会社(とくれいこがいしゃ)とは、日本法上の概念で、障害者の雇用に特別な配慮をし、障害者の雇用の促進等に関する法律第44条の規定により、一定の要件を満たした上で厚生労働大臣の認可を受けて、障害者雇用率の算定において親会社の一事業所と見なされる子会社である。

出典:wikipedia

地元で仕事を探していた時は、考えもしませんでした。
地元には特例子会社はひとつもないので、探しても出てくるわけなかったのです。

でも、この特例子会社であれば、経験のない僕でも障害の事も理解してもらえながら仕事がうまく出来そうです。

上京する意思をもって面接

この時点で、東京の特例子会社で仕事をすることを目標にして求人への応募を転職エージェントからしてもらいました。
面接は直ぐに決まり、3社受ける事が出来ました。

こんなに早く面接まで来れるなんて地元でひとりで仕事がない、仕事がないと言っていた時の事が夢のようです。
これだけでも、満足なのですが、なんと1社採用が決まりました。

まとめ

本当に夢のようでした。転職エージェントが僕の依頼に合いそうな求人を選んでくれて、カウンセリングと面接設定までしてもらい、とんとん拍子に1社決まりました。

地元で、1人で仕事を探していたら、こうはいかなかったでしょう。
今頃は、まだばあちゃんと内職をしていたと思います。
ばあちゃんのことは心配ですが、念願の社会人としてのデビューが出来ました。

まだまだ、最初の一歩ですが、これからもっと頑張ってスキルも磨いていこうとおもいます。

地方に障害者の仕事はありません。ましてや40代で仕事を探すのは、とても難しいです。
本当に仕事を探すのであれば、東京で転職エージェントに依頼するとスムーズに進められます。

まずは、一度地元の仕事の数を確認することをおすすめします。

一度地元の仕事の数を確認する