障害者の中卒・高卒の仕事と給与相場

アドバイザーKアドバイザーK

この記事は、障害者枠で就職を考えている方を対象に書いてあります。


疑問

障害者雇用枠の給与が安いと言われている中で、中卒や高卒の場合どれだけ給与がもらえるのだろうか。

そもそも、高卒ならまだしも、中卒の仕事はあるのだろうか。

一生低賃金で働かせられるのだろうか。


アドバイザーKアドバイザーK

と悩んでいる障害者がいるので、人事担当としてだけではなく中卒の障害者としてもお答えします。
そうです。私も中卒の障害者です。

ここでわかること

  • 中卒と高卒の障害者雇用枠の仕事
  • 中卒と高卒の障害者雇用枠の給与相場

中卒と高卒の障害者の仕事選び

私の経験からになりますが、障害者が就職先で悩んだら、なるべく大きな企業を選ぶべきでしょう。

中小企業が悪いわけではありませんが、毎年潤沢な予算があるので、採用後のコストのかけ方が違います。

そのため、社員への教育もしっかりしているので、合理的配慮のある中であなたにあった環境で仕事が出来ます。

また、給与相場にも敏感で、仕事内容にそった的確な給与が支払われます。

中卒や高卒の障害者雇用枠の仕事が企業にあるか

ビルと青空

結論結論から言います。中卒や高卒の障害者雇用枠の求人が企業に有るか無いかで言うと、有ります。

ですがハローワークや就職エージェントで求人を閲覧すると、高卒以上とかかれているものもありますが、中卒以上と書かれている求人はあまり目にしません。

でも、実際に私がいる企業で中卒の障害者はいないかというと私を含め数人います。

当サイトのライターで所属している人の企業にも中卒の障害者が数人います。
中卒以外の障害者は大卒と高卒の人が半々くらいというのが実状です。

では、どうして中卒の求人情報が少ないのでしょうか。

私の人事の経験から言いますと、求人票は不特定多数の障害者が見ます。
そのため、応募してきてくれる人を書類選考である程度ふるいに掛けるための1つとして学歴で分けています。

ですが、求人票の通りに採用をするかというと、本音の部分は良い人がいれば随時採用していくというのが本音です。

中卒・高卒の人は何の仕事をやっているの

仕事は、中卒や高卒だから大卒と違うかというと、障害者枠の採用の場合はそれはありません。
求人票に書かれているポジションによって変わります。

一般事務/一般事務アシスタントの求人

事務アシスタント
企業や就職エージェントによって呼び方や名前が変わる場合がありますが、事務職はほぼこのタイプの仕事です。

”求人票だけでは仕事の内容がよくわからないことがあります。
その場合は、企業に問い合わせをしましょう。

障害者の就職エージェントやハローワークの障害者を使っている方は、各担当者に聞くと、企業の担当者に問い合わせて頂けます。
絶対にそこは明確にしておかないと、後で仕事が合わないなどのトラブルになります。”

仕事内容
配属された部門によっても変わってきますが、大半の障害者はパソコンを使った仕事をメインとした事務職です。

具体的にいうと、Excelを使ったり、企業によって導入されているシステムを使って、入力をすることが主な仕事になります。

例えば、

  • 人事の採用部門だと、応募者の書類から必要な情報をシステムに打ち込む
  • 経理では、伝票や書類にある数字をシステムに入力する

など、既存のフォーマットに入力していくことが多いです。

心配ごと
体力
心配することは、体力はいりませんが、一カ所で集中して行う仕事が多いので、自分で休憩を取る必要があります。
1時間に1回は休憩を入れることが目安になります。
知識
MicrosoftのOfficeの知識が少なくても心配はいりません。
Excelやアクセスであれば数式が組み込まれているので、入力が出来れば問題ありません。

*Excelが心配だと思ったら:こちらで学べますよ。
スマホとパソコンで学べる初心者オンラインExcel

ポイント
ひとつ気をつけなければならないことがあります。
それは、キーボードです。

キーボードは言語によって配列が変わっている場合があります。
たまに、支給されるパソコンのキーボードが@マークの位置が違うなどのUS配列のキーボードのパソコンが貸与される場合があります。

1週間も使えばすぐになれると思いますが、最初は使いにくいかもしれません。
(USキーボードは101キーボードと言われる英語表記のキーボードです。)

*USキーボードが慣れないと心配な方は、自宅でこれで慣れると良いですよ。
US配列 ワイヤレスキーボード
それ以外は、特に心配をすることは無いと思います。

メールルーム/メール室の求人

メール室の仕事

仕事内容
メールルームの仕事は定期的に社内の各部署の郵便物を回収して、外部に集荷を依頼します。

また、社外からの郵便物を社内の各部署へ届けます。
大きな会社では、社内便もあります。

外部の集荷も用途によって変わります。
郵便局やヤマト、佐川のような宅急便、急ぐ場合のバイク便など色々と使い分けて仕事をします。

また、収入印紙の管理、封筒などの管理もメールルームの仕事になっている事が多いので、結構忙しい仕事です。

心配ごと
体力が必要です。
特に心配なことではありませんが、2キロー3キロくらいの物を移動させる事があります。
主に郵便物なので紙が主体です。

他には、各部署に台車やワゴンを使って郵便物を運ぶので、移動が多くあり多少体力が必要です。
ですが、心配なほどではありません。

また、郵便物や備品のコストなどの管理にパソコンを使います。
パソコンでタイピングが出来れば問題ないレベルです。

*入力するタイピングが心配なら、こちらで学べますよ。
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ポイント
特に注意点はありませんが、短時間勤務を希望される場合はこの仕事は向いています。
短時間勤務について求人票に書かれていなくても相談して見ると良いです。

軽作業/庶務の求人

庶務の仕事

仕事内容
軽作業と庶務の仕事は、呼び方が違うだけでほぼ同じだと考えて良いです。

仕事の内容は、外部からのお客様の待合室の整理整頓、パンフレットの補充、社内会議室の整理整頓、会議室の備品の管理と補充、その他その日ごと何でも屋」的なところがあります。

メール室の荷物運びの手伝いや、社内の備品の補充なども担当します。

照明器具や植木の手入れ、清掃などはほぼ無いと思って良いです。

ビルのメンテナンスは管理会社が行う場合が多いです。

心配事
体力が必要になります。

この仕事も特に心配はありませんが、書かれている内容だとパソコンの使用が無いように感じますが、備品の管理やメールなどの確認にパソコンを利用します。

入力が出来れば特に心配はありません。

*入力するタイピングが心配なら、こちらで学べますよ。
スマホ・パソコンで習うタイピング初心者オンライン学習

ポイント
特に注意点はありません。
この仕事も短時間勤務に向いています。
短時間勤務について求人票に書かれていなくても相談してみると良いです。

その他の仕事も募集にありますが、総合職、専門職以外の事務職の募集は上記とほぼ同じと思って良いです。

障害者雇用枠の給与相場

障害者雇用枠の給与の相場は求人票から見ても分かるように一律です。中卒でも高卒でも大卒でも変わりません。

理由は、求人しているポジションで変わるからです。

同じ時期、同じ仕事内容で採用される場合は基本給与の差はありません。

もし、給与が変わってきている場合は、実際の仕事の内容が変わっているか、増えている場合、もしくは今後期待できるパフォーマンスかスキルがある場合です。

障害者雇用枠の求人「一般事務/一般事務アシスタント」の給与相場

あくまでも目安として考えてください。
会社や世の中の変動で変わる場合があります。

月/180,000-250,000円
交通費実費を支給
社会保険
雇用保険

ボーナスやその他の家族手当などは無い場合が多いですが、最近は他の求人との差別化で出している会社もあります。

ポイント
福利厚生を良く確認

障害者雇用枠の求人「メールルーム/軽作業/庶務」の給与相場

この3種類仕事の給与の相場はほぼ同じです。(短時間勤務は対象外)

月/160,000-180,000円
交通費実費を支給
社会保険
雇用保険

ボーナスやその他の家族手当などは無い場合が多いです。
もし、求人に支給が書かれていた場合は好条件の求人です。

ポイント
福利厚生を良く確認
短時間勤務を希望する場合は要確認

短時間勤務の場合は、時間給となります。

まとめ

中卒と高卒の障害者雇用枠の仕事と給与相場について記事を書いてきました。

障害者雇用枠の求人は、職種としては限られてしまう場合が多いですが、学歴に関係なくポジションごとに給与が決まることが解ってもらえたでしょうか。

-給与例-

一般事務/一般事務アシスタント給与250,000円(月給)×12ヶ月=3,000,000円
ボーナス:250,000(月給)×4.0(月数)=1,000,000円

年収
ボーナス無し:3,000,000円
ボーナス有り:4,000,000円
(フルタイム月給制の場合)
になります。
メールルーム/軽作業/庶務給与:180,000円(月給)×12ヶ月=2,160,000円
ボーナス:180,000(月給)×4.0(月数)=720,000円

年収
ボーナス無し:2,160,000円
ボーナス有り:2,880,000円
(フルタイム月給制の場合)
になります

最後に、中卒と高卒の障害者の雇用条件をまとめます。

雇用条件一般事務/一般事務アシスタントの条件
・パソコンの操作がスムーズにできること
メールルーム/軽作業/庶務の条件
・体力が必要
・パソコンの入力が可能なこと

-結論-
▶パソコンスキルが少しあれば、障害者の中卒と高卒の仕事はあります。

記事冒頭でも書きましたが、人事では良い人がいれば随時採用をしていきます。
ですが、応募書類へのフィルターがあり、特に応募数が多いときは学歴で落とす場合があります。

特におすすめしている大手企業は、応募数も多いのでシステムで機械的にフィルターがかけられます。

それでは、いくら応募しても面接まで進みません。
それを解消出来るのが、ひとり一人推薦状と口頭で推薦をする就職エージェントです。

確実に、フィルターに掛からず採用担当まで行くので利用をお勧めします。

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