障害者のダイエット

障害者の転職で肥満は不利になるのでしょうか。
一般の転職では、肥満は不利だという話はあります。
アメリカでも、肥満は就職や転職、また出世にまで不利になるという話は当たり前の話です。

それは、見た目から受ける印象で、「自己管理が出来ていない」「健康面への不安」「汗が不衛生」などのマイナスな印象があるからです。

では、障害者も同じような印象から肥満は転職に不利になるのでしょうか。
障害者の場合、障害の理由で肥満になる場合もありますので、一概に不利になるとは言えないです。

ですが、採用担当者は健康面や、自己管理について不安を抱くのは間違いまりません。
障害者は、思うように運動が出来なかったり、薬の影響で肥満になる場合もあります。
でも、採用担当者全てが理由を理解している人ばかりでもありません。

そのことを踏まえて、結論は障害者の肥満は転職に影響があると言うことです。

デブが寝ているイラスト
このように、肥満は転職にも不利になりますが、実際に太っている本人は健康面でも不安があるのではないでしょうか。

これを書いている私は、下肢に障害があり車椅子を利用していて運動は苦手です。
車椅子のバスケットやテニスで活躍している人もいますが、私はもともと運動が好きではないので、とてもマネは出来ません。

動くことは少なく、食事はしっかり取るので、ダイエットをする前は結構ぶくぶく太っていました。
定期通院の血液検査では、高脂血症と言われ、糖尿病だと言われました。

多少太っていることは自覚していましたが、ついにデブの代償が来てしまい、健康面でも不安が出てしまったのです。

デブの不安のイラスト

こうなると、肥満は転職だけでなく、障害以外にさらに健康面でもリスクが出るのです。
これは、転職で大きいマイナスになるのは、考えて見なくても容易に解ります。

このように、肥満は転職でもマイナスですが、自分の生命も脅かし、良いことは1つもありません。

現在の私は、ダイエットをして血糖値をコントロールして肥満からは多少改善しました。
この前にも書きましたが、もともと運動が嫌いな私は、楽して何とか痩せられないか色々試した結果、肥満を改善することに成功しました。

でぶの腹筋のイラスト

これを読んでいる方も、肥満なのでしょう。
そんな、あなたも無理なく運動もすることも無く肥満から脱出して、転職に不利にならなく、健康面も安心していられる体型を維持する方法を紹介します。

実際に私は一部苦労しました。
人によっては、ここで紹介する方法は簡単では無いかも知れません。
でも、肥満から脱出することを真剣に考える方なら大丈夫です。
特に、身体を動かすことが難しい方には最適な方法です。
がんばってみてください。

それでは、紹介します。

車椅子でもダイエットできる方法

体重計

私が車椅子ユーザーなので、タイトルは車椅子でもと書きましたが、要は動かなくてもダイエット出来る方法です。

私は、リンゴダイエットやヨーグルトダイエット、納豆ダイエット、1日1食などなど、数多く挑戦してきましたが、成果がありませんでした。
長く続ければ効果があるのかも知れませんが、飽き性の私は少しでも効果が無いと続けられなくて、挫折ばかりしていました。

そんなとき、ブログで桃田ぶーこさんを知りました。
「ゆる糖質制限ダイエット」という方法です。
何が、私を引きつけたかというと、「運動はほとんどしていません!」と言う言葉でした。

やっていることは難しいことではありません。

  • お米を1日に摂取する量を減らす
  • 食べる順番を守る
  • 早食いをしない
  • バランス良く色々食べる
  • 調味料と油を変える
  • 間食をやめる

お米を1日に摂取する量を減らす

お米は、1日1回です。
私の場合は、ぶーこさんにならって1回100gから始めました。
今まで、ご飯をお腹いっぱい食べてきた、お米大好きな私には、結構キツいハードルでした。
ですが、野菜や魚、肉などは食べられるので、空腹はありません。

冷蔵庫を眺めるイラスト

今回、ご飯を減らして思ったことは、お米大好きは習慣になっていただけで、他の物でもお腹がいっぱいになれば、満足なんだなと言うことでした。

食べる順番を守る

最近、血糖値の上昇を抑える食事方法として、最初に野菜を食べるという方法を良く聞きますが、それと同じです。
最初に野菜や海藻を食べて、次に魚や肉、卵などを食べる。そして最後にご飯を食べるという順番を守るだけです。

今までは、白米と魚、肉、野菜は途中で少し食べるか、悪い時は食べませんでした。
でも、今回は糖尿病の改善も考えているので、この順番をしっかり守りました。

早食いをしない

昔から、友達の中でも早食いと言われるくらい、超早食いの私ですが、今回は1口で30回噛むことを目指しました。

簡単そうで、意外とこれが難しく、今回一番苦労しました。
ひと口食事を口に入れても、今までの習慣から2-3回噛んで飲み込んでしまうのです。
意識しても、ゴクってな感じで何度やっても飲み込んでしまいます。

慣れるまでには、2週間くらい掛かりました。
でも、一度慣れてしまえば後は、30回噛めるようになりました。

ヒントは、ぶーこさんが書かれている、1口ごとに箸を置くことでした。

バランス良く色々食べる

ご飯を減らして、おかずまで減るのはつらいですが、量は少なめに野菜や魚など多くの種類を取るように心がけるように、ぶーこさんの本に書かれていたのでそれを守りました。

毎回、何種類もおかずを作るのは大変なので、1日に作るのは簡単な数種類、例えば「魚を焼く、肉を炒める、味噌汁を作る」をして、あとは1週間分煮物を作りだめしたりしていました。

これであれば、1回の食事に種類を増やすことも難しくはありませんでした。

調味料と油を変える

これも、ぶーこさんの本に従っただけです。

-調味料-
砂糖×、みりん×、人口甘味料○
ケチャップ×、ソース×、マヨネーズ○

-油-
サラダ油⇒オリーブオイル
マーガリン⇒バター

調味料は、以外と簡単に受け入れられます。
慣れてくると、素材の味が良く感じられるようになります。
そうすると、今までは調味料の味になっていたんだと気が付きました。

間食をやめる

以前から、甘い物が好きでしたが糖尿病になってからは、自分でも甘い物は我慢して、カロリー0のコーラなどでごまかしていました。

でも、甘くないからとポテトチップスを毎日1袋食後に食べていました。
ですが、このポテトチップスはジャガイモが原料です。

でぶの間食イラスト

ジャガイモは野菜でも糖質が高いということを、今回知りました。
しかも、油で揚げています。

これは、さすがに自分でもアウトと思ったので、残念ですが断つことにしました。

まとめ

今回のダイエットで実施したことは以上です。
この中でも目から鱗は、カロリーハーフのマヨネーズより普通のマヨネーズの方が糖質が低いと言う事でした。

そのほ他にも、野菜にも糖質が高い物があることも驚きました。
今までは、どのような野菜でも糖質は高くないと思っていたからです。

このほかにも、ぶーこさんの本には、肥満解消のヒントが沢山のっています。
読むだけでも、お得な本です。

-結果-
3ヶ月で5キロやせられました。まだ、5キロですが今までどのようなダイエットでも成果が出なかった事と、手軽に出来る事を考えると、私にはこの方法が合っているのだと思います。

無理なダイエットでは無く、細かいカロリー計算も無く、しかも運動は一切やらないでダイエット出来たのには驚きました。

まだ、人から見た目は肥満ですが、成果が出ている間は続けられそうなので、このダイエットを続けていこうと思います。

これならば、障害があって身体を動かすことが大変な人でもダイエットが出来ます。
また、外に出る必要も無いので、家で1人で出来ます。

健康面に不安がある人は改善が期待でき、転職を考えている人は見た目がシュッとなり、面接官にも好印象になりますよ。

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