パーソナリティ障害の人で、障害者手帳がある人と取得予定の人にお勧めの仕事の探し方を紹介します。
パーソナリティ障害については、こちらをご覧ください。
厚生労働省
みんなのメンタルヘルス
解説は、当メディアのアドバイザーで現役の採用担当がします。
パーソナリティ障害でおすすめの仕事の探し方
パーソナリティ障害の治療をしながら『就労移行支援』と『転職エージェント』を利用して、初診から6ヶ月が経過したところで、『精神障害者保健福祉手帳』を取得する流れが一番理想的です。
解りやすくSTEPで解説します。
- STEP1初診日パーソナリティ障害と診断される
- STEP2定期通院治療で症状が安定
- STEP3定期通院通院しながら『就労移行支援』と『転職エージェント』に登録して利用開始
就労移行支援と転職エージェントの登録と利用には手帳は必要ありません。
合理的配慮のある新しい仕事に就くときに必要になります。 - STEP46ヶ月後精神障害者保健福祉手帳申請
- STEP56ヶ月以降手帳取得・新しい仕事に転職
就労移行支援の利用は基本2年ですが、多くの方が1年未満で就職出来ているデータが各事業所から公表されているので、6-8ヶ月位を目標に設定しておくのが良いです。
就労移行支援は仕事の準備をするところですが、準備はいらないと言う人は転職エージェントだけ利用してください。
結局、準備が必要な人も必要ない人も、パーソナリティ障害の人の仕事探しは転職エージェントを利用するのが一番です。
なぜ、仕事探しには転職エージェントが良いのか説明しますが、まず最初に転職エージェントを紹介します。
就労移行支援についても詳しく解説していますので、こちらで転職エージェントを決めてから読んでみてください。案内は転職エージェントの紹介の後にします。
パーソナリティ障害におすすめの転職エージェント
ここで、紹介する転職エージェントは、障害のある人専門のエージェントです。
利用には、精神障害者保健福祉手帳が無くても取得予定で利用が出来ます。
エージェントは、たくさんありますが、どのエージェントでも良いわけではありません。
最初に目が行くのは、テレビCMなどで有名なリクルートやビズリーチなどかもしれませんが、それではありません。
今回利用するのは、専門のエージェントです。
ここでは、そのエージェント7社を紹介していきます。
dodaチャレンジ
dodaチャレンジは、パーソルグループの障害のある人の仕事探しを専門にサポートするエージェントです。
テンプスタッフやdodaと同じグループ傘下です。
dodaチャレンジは、パーソルグループ70社の持つ企業情報とdodaチャレンジ自体の持つ取引のある3000社の企業の情報を基盤に、数ある求人からパワーのある提案力が強みです。また、就労移行支援「ミラトレ」も運営しているので、就労移行支援とエージェントの両方を併用できるので効率が良いのもおすすめの理由です。
dodaチャレンジ公式サイト
https://doda.jp/challenge/
アットジーピー
アットジーピーは、2003年創業の障害のある人の専門エージェントとしてはパイオニア的な存在です。
エージェントだけではなく、就労移行支援「atGPジョブトレ」も障害別に展開をしていて、障害のある人の就労に特化している企業、ゼネラルパートナーズの運営です。
取り扱い求人数が多く、利用しやすいのが強みです。
アットジーピー公式サイト
https://www.atgp.jp/
エージェントサーナ
エーエージェントサーナは、業界最古参で28年の実績があります。
運営しているのは『イフ』です。
イフは、webサーナという転職サイトと別けてエージェントサーナを運営していて、webサーナでは仕事を検索できますが、エージェントサーナは全て非公開です。
公式に、60%の人が面談から内定まで2ヶ月以内と公表されています。
エージェントサーナ公式サイト
https://www.agent-sana.com/
DIエージェント
DIエージェントは、D&Iが運営するエージェントで、D&Iは業界では10年以上の実績がありますが、エージェントとしては後発組です。
希望する仕事が無い場合は、オーダーメイドで個人に合わせて作り、そのポジションを企業に提案するという面白い取り組みをしています。
中々、仕事をする条件に合わない人は、このオーダーメイドが良いと思い注目しています。
ただし、多くの企業が賛同するかは別です。
DIエージェント公式サイト
https://di-agent.jp/
アビリティスタッフィング
アビリティスタッフィングは、リクルートグループです。
ここは、メンタル専門に就職や転職の仕事探しをサポートします。
独自の『雇用支援型モデル』と言う就労支援があり、こだわりのある取り組みで好感を持てます。ただ、多くの人が利用できるわけではないので、要確認が必要です。
アビスタ公式サイト
https://ability.r-staffing.co.jp/
Happy
Happyは、2020年1月に創業開始したエージェントです。
障害のある当事者が始めた初のエージェントと言うことで、興味があるので紹介しました。
立ち上げた人は、dodaチャレンジを運営するパーソルチャレンジ出身です。
仕事の提案は、採用実績があるところだけと言うことで、やや消極的にも感じます。
今後の活躍に期待します。
Happy公式サイト
https://happyy.jp/
ラルゴ高田馬場
ラルゴ高田馬場は、アスリートプランニングの運営です。
アスリートプランニングは、体育系の学生の就職活動を20年前からサポートしていて、そこで生まれた取引のある企業は約600社にもなります。
この600社は、全て独自で開拓した企業で、他社には無い企業がたくさんあります。
その中から、紹介される仕事は、全て非公開で機密性の高い求人です。
他社には無い提案が出来るのがラルゴ高田馬場です。
ラルゴ高田馬場公式サイト
https://go-largo.jp/
パーソナリティ障害の2つのエージェント
障害のある人の仕事探しのサポートに向いている専門のエージェント7社を紹介してきました。
その7社の中から、更に利用すべきエージェント2社を解説します。
第1位:dodaチャレンジ
【特長】dodaやテンプスタッフのパーソルグループの特例子会社
エリア | 全国 |
---|---|
専門性 | 5.0 |
柔軟性 | 5.0 |
情報量 | 5.5 |
ポイント1 | 特例子会社の運営 |
---|---|
ポイント2 | 就労移行支援で障害者の就職支援 |
ポイント3 | パーソルグループが持つ企業の採用データ |
ポイント4 | カウンセリングの有資格者が多く在籍 |
-利用するメリット-
- 全国からオンラインで利用可能
- 専任カウンセラーが2名付く
- 特例子会社の採用ノウハウ
- 就労移行支援運営のノウハウ
- 3,000社の採用データ
-利用するデメリット-
- 利用者が多い
- カウンセラーの押しが強い
-アドバイザーのコメント-
dodaチャレンジは、障害のある人の仕事の基礎ともいえる事務アシスタントや軽作業の求人が充実していて、障害への配慮と仕事のバランスを考えた提案が出来ます。
特例子会社としての採用ノウハウと就労移行支援のサポートのノウハウがあるので、ひとり一人に沿った、背伸びもせず、縮こまる必要も無い一番身の丈に合った仕事がここにあります。
第2位:アットジーピー
【特長】転職サポート業界No.1
エリア | 全国からオンラインで利用可能 |
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専門性 | 4.5 |
柔軟性 | 4.0 |
情報量 | 5.0 |
ポイント1 | 全国どの地域でも求人数No.1 |
---|---|
ポイント2 | 障害別の就労移行支援運営 |
ポイント3 | スカウトメールの充実 |
ポイント4 | サポート実績17年 |
-利用するメリット-
- 求人数が豊富で選択肢が多い
- 就労支援から転職まで一貫
- 面接確約のプラチナスカウト
-利用するデメリット-
- 求人の紹介が多くて迷う
- 経験の浅いカウンセラー在籍
- 求人が他社とのかぶりが多い
-アドバイザーのコメント-
アットジーピーは、浅く広く誰でも利用しやすいエージェントです。
求人はdodaチャレンジに被るところがありますが、どちらもお互いに無い求人があるので、両方押さえておきたいエージェントです。
カウンセラーがdodaチャレンジが2名に対して、こちらは1名なので少し弱くも感じますが、サポート内容は悪くはありません。
障害のある人が、仕事を探す基礎ともいえるのはdodaチャレンジとこのアットジーピーです。
就労移行支援について
転職エージェントは如何でしたか?
専門の転職エージェントは他にもありますが、当メディアでおすすめしているエージェントは実績から最高のエージェントばかりです。
この中から利用するところを複数決めてから就労移行支援をご覧下さい。
就労移行支援は、こちらの記事になります。
おすすめの就労移行支援を激選して10ヶ所選びランキングしました。内容はプログラムやカリキュラムの評価です。当メディアがあなたにおすすめする就労移行支援を紹介していきます。
パーソナリティ障害の仕事を探す方法の確認
最初に結論である一番良い方法の転職エージェントを解説しましたが、ここからはどうして転職エージェントが良いのか解りやすく解説していきます。
パーソナリティ障害の仕事の探す方法は2つのケースで6つあります。
1つ目のケースは、即仕事が始められる人の探し方
2つ目のケースは、仕事をする準備が必要な人の探し方です。
ケース1:即仕事を始められる人とは
即仕事を始められる人とは、パーソナリティ障害の治療中、または経過観察中で症状が比較的に安定していて、働くために必要なスキルがある人のことです。
働くために必要なスキルとは
- 健康管理
- 障害の理解と対処方法
- 必要な配慮の伝え方
- ビジネスマナー
- パソコンスキル
- コミュケーションのとリ方
このような事が出来る人のことです。
この中でも、3は必ず必要になりますが、5のパソコンスキルは仕事によります。
ただし、現代はどのような仕事でもパソコンに触れる機会が多いので、このスキルはある方が仕事を探す時の幅が広がります。
仕事を探す方法
仕事を探す方法は、沢山ありますが代表的なところは次の3つになります。どれも無料で利用が出来ます。
- ハローワーク
- 転職・求人サイト
- 転職エージェント
ハローワーク
ハローワークは、障害のある人専門に仕事を探す事が出来る専門援助部門があります。
利用は、精神障害者保健福祉手帳は必要ありませんが、合理的配慮がある働き方をするのには、手帳は必要になります。
転職・求人サイト
webから利用が出来ます。障害のある人専門のサイトもあります。
『dodaチャレンジ』『ランスタッド』『アットジーピー』等、探し方は自分で探します。
転職エージェント
webから登録して利用ができます。
ひとり一人に専任でカウンセラーやアドバイザーがつきます。自分で探さなくても希望条件を伝えれば提案してくれます。
仕事をする準備が必要な人とは
仕事を始める準備が必要な人とは、上の必要なスキル1-6のどれか1つでも欠けている人のことです。
ここがしっかり出来ていないと、何度転職しても長続きする事は難しいです。
ちょっとでも当てはまる人は、仕事を探す前に準備をしておきましょう。
仕事を始める準備をするところ
準備をするところは代表的なところで3つ有ります。
全て同じではなく、障害や症状の程度によって変わるので、自分が一番当てはまるところを選ぶ必要があります。
- 就労継続支援A型
- 就労継続支援B型
- 就労移行支援
就労継続支援A型
企業で募集する採用条件では就職が困難ですが、就労継続支援Aの事業所と雇用契約が結べて仕事が出来る人に、一般企業で働けるように仕事の訓練の場を作り支援します。
利用には、各市区町村で発行する受給者証か、通院している証明が必要になります。
詳しくは、各自治体の福祉課に問い合わせてください。
就労継続支援B型
一般企業で募集する採用条件では就職が困難で、就労継続支援A型でも雇用契約が難しい人に、仕事の訓練の場を作り支援します。
利用には、各市区町村で発行する受給者証か、通院している証明が必要になります。
詳しくは、各自治体の福祉課に問い合わせてください。
就労移行支援
就労移行支援は、一般企業に就職をするための準備が出来ます。
期間は、最長2年で場合によっては延長も可能です。
利用には、各市区町村で発行する受給者証か、医師の判断が必要になります。
パーソナリティ障害の仕事探しに一推しの方法
パーソナリティ障害の人が仕事を探す2つのケース6つの方法を解説しましたが、この中で当メディアが一推しするのは『転職エージェント』です。
また、仕事の準備が必要な人は、『就労移行支援』+『転職エージェント』の組み合わせです。
就労移行支援は、企業向けに見学会やインターンの機会を積極的に取り入れ、ハローワーク経由で就活をサポートするところが多いです。
中には、事業所で仕事を紹介もしている所もありますが、多くはありません。
それであれば、就労移行支援で準備をして専門の転職エージェントで仕事を探すのが一番良い方法になります。dodaチャレンジとアットジーピーは転職エージェントと就労移行支援の両方を運営しているので連携して利用が出来るので便利です。
パーソナリティ障害に専門エージェントが良い理由
パーソナリティ障害の人が仕事を探すのに専門のエージェントが良い理由は2つあります。
- 仕事を探している人の個人情報がある
- 求人をしている企業情報がある
この2つです。
まず、必要な個人情報です。
▶パーソナル障害の基本の特性
▶10種類に分かれている障害の特徴
▶併発しているかもしれない他の障害
▶個人の性格
▶育った環境
▶スキル
▶パフォーマンス
▶本人の希望
少なくとも、これらは解っていないと個人をよく知ることは出来ません。
次に、企業情報です。
▶募集内容
▶採用実績
▶合理的配慮の実施
▶社内のフォロー体制
▶その他の取り組み
(その他の取り組みとは、障害をテーマにした社員向け研修やコーポレートシチズンシップへの取り組みやダイーバーシティの考え方などが入ります。)
受け入れ先になる企業の情報もこれくらいは解っている必要があります。
エージェントは、これら双方の情報をカウンセリングと、企業とのミーティングから得た情報を基にマッチさせていきます。
だから、ひとり一人にぴったり合った仕事がみつかるのです。
これが出来るのは、エージェントにいるカウンセラーやキャリアアドバイザーしか出来ません。
しかも、一般のエージェントではなく、障害のある人専門のエージェントでなければ、ここまでは出来ません。
なので、パーソナリティ障害の人には専門のエージェントが良いのです。
パーソナリティ障害にエージェントが出来ること
専門のエージェントが良いのは、解ってもらえたと思いますが、実際にエージェントは何が出来るのか解説します。
- カウンセリング
- 仕事の提案
- 応募書類の添削
- 応募書類送付
- 面接対策
- 面接後のフォロー
- 内定後の条件交渉
- 入社後のフォロー
これが、エージェントが出来ることになります。
では、詳しく説明していきます。
カウンセリング
カウンセリングは、障害や希望する仕事や条件だけでなく、個性やその人のもつ雰囲気など、全てを知るために、じっくり時間をかけて行います。
仕事の提案
カウンセリングで知り得た情報を基に、希望に合わせた仕事を3-4社提案してくれます。
その場で、すぐに該当しない場合は、後日メールで提案をしてきます。
-注意-
ここで、提案して来なかったら悪いエージェントでは無く、むしろ良いエージェントです。
マッチしなくても強引に進める方が、後になって結果良くない就職になってしまうからです。
たまに、提案や紹介が無い=悪いエージェントと思う人もいるようですが、それは間違いです。
応募書類の添削
応募する企業が決まったら、書類を作成します。
ここで、エージェントは書類選考が通過できるように添削をしてアドバイスをしてくれます。
企業ごとに、多少スクリーニングが違うので、腕の良いカウンセラーはそれらを踏まえて対応するので、書類選考が通過しやすくなります。
応募書類の送付
応募書類が出来たら、求人を出している企業へ送付します。
これは、エージェントが代行して送ります。
企業側は、エージェント経由であれば、しっかりスクリーニングをしていると思うので、滅多なことではNGにはしません。
もし、NGでもエージェントに確認するので、そこで納得がいくような説明をエージェントがしっかりします。
面接対策
書類選考が通過すれば、次は1次選考です。
これは、エージェントの模擬面接で対策をします。
ポイントを押さえて必要な事を教えてくれます。
また、当日を想定した質問への返答例や、逆質問などもレクチャーします。
面接後のフォロー
面接官は、面接後に評定表を作成します。
これは、最終的に採用不採用を決める目安になります。
この時エージェントが口頭によるフォローで結果を覆すこともあります。
悩んだときは特にフォローがあると、不採用から採用に変わることもあるので、このフォローは凄く大事なのです。
内定後の条件交渉
内定後は、条件交渉になります。
多くの日本人は、自分の給料や待遇を交渉することはありません。
最初に提示された条件で入社する人が多いです。
でも、それは企業側の希望で、絶対条件ではありません。
交渉したから、内定取り消しはありえないので、まず交渉をおすすめします。
これは、エージェントに依頼すればOKです。全てやってくれます。
入社後のフォロー
入社後のフォローもあります。
頻繁に連絡はありませんが、入社後のトラブルや、困っていることなどがあれば、エージェントに相談をしましょう。
全て、引き受けて解決してくれます。
万が一、退職になっても、退職手続きのサポートから次の仕事も探してくれます。
-アドバイザー-
このような事が、エージェントが出来ることです。
あなたが、一人で仕事を探しても、ここまでは出来ないですよね。
専門のエージェントの使い方
専門のエージェントは利用するだけでも充分な効果がありますが、更に効果を出す方法があるので紹介します。
これを実行するのとしないのでは、全く結果が違うので、是非実行して最高の結果を残してください。
最高の効果を出す方法
エージェントは必ず、複数利用してください。
数社を競い合わせて利用をします。
エージェントは、企業から依頼を受けて人財を紹介して紹介料を貰う事で成り立ってます。
紹介できなければ、営業成績はあがりません。
なので、一人でも多くの人を紹介したいのです。
エージェントに登録した人が、自社だけの登録であれば焦ることも無く登録した順に提案されるでしょう。
でも、複数のエージェントに登録した人が来たら、いつ他社で紹介された仕事に採用されていくか解りません。
そうなると、売り上げは立たなくなるので、他社に取られる前に、何とか自社で紹介が出来るようにと、必死になって次から次へと紹介をしてきます。
結果、あなたの所には複数の所から良い条件の仕事がたくさん提案されることになります。
最終的に、一番良い仕事をあなたは選ぶだけです。
利用する7つのポイント
エージェントを効果的に利用するための7つのポイントを解説します。
- 利用している(しようと思っている)全てのエージェントを伝える
- あなたの強みを伝える
- 嘘はつかない
- 約束は守る
- 積極的に転職活動をする
- カウンセラーが合わない場合は変える
- 面接後の連絡をする
それでは、ポイントの解説をしていきます。
1.利用している(しようと思っている)全てのエージェントを伝える
最初のポイントは、3つでも4つでも利用しているエージェントは全て伝えましょう。
カウンセラーは、自分で紹介をしたいので、一生懸命になってくれます。
複数利用していると嫌がられるとか、紹介量が減る等の心配はいりません。
いくつ利用していても、はっきり伝えてください。
2.あなたの強みを伝える
あなたの強みアピールポイントをカウンセラーに伝える事で、カウンセラーはあなたの事を正確に早く知る事が出来ます。
あなたにぴったりの求人を早く見つける為に、あなたから強みを伝えるようにしましょう。
もし、自分の強みが良く判らない人や確認したい人は、リクナビで出している無料で強みを診断するToolがあるので使って確認してください。
リクナビ無料診断公式サイト
https://next.rikunabi.com/goodpoint/
3.嘘はつかない
学歴や職歴、転職回数、スキルなどの嘘は、絶対にダメです。
理由は、正確なカウンセリングが出来なくて、それが間違ったアドバイスに繋がり転職につながらない原因になるからです。
言いにくい事は言わなくても良いですが、嘘はダメです。
4.約束は守る
連絡を約束した日に連絡しないとか、無断でカウンセリングの時間をすっぽかしたりしては絶対にダメです。
カウンセラーに信頼されなくなると、企業に紹介をされなくなります。
5.積極的に仕事探しをする
毎日とは言いませんが、10日に一度くらいはカウンセラーに連絡しましょう。
カウンセラーは、忘れているわけではありませんが、他にも担当をしている人がいます。
仕事をしたい!というプレッシャーを掛けて行きましょう。
あまりに放置して楽観していると忘れられます。
6.カウンセラーが合わない場合は変える
カウンセラーも人なので、中には自分と合わない場合もあります。
そう言う場合は、我慢しないで早く変わって貰うようにしましょう。
合わないまま続けても、良い結果にはなりません。
気にすることはありません。
カウンセラーは、交代がある事も自分たちで良く理解しています。
それが原因で、気まずくなったりエージェントを利用しにくくなることはありません。
交代する方法は、エージェントのwebサイトの問い合わせから連絡を入れるだけで、すぐに交代できます。
メールの内容は、交代の意思が伝われば良いので、簡単な内容で充分です。
現在、カウンセリングを受けている○○(名前)と申します。本日、ご連絡させて頂いたのは、他のカウンセラーのアドバイス希望です。
転職の早期成功のために、多くの方のアドバイスを受けたいと考えております。
是非ともご協力頂けますでしょうか。勝手なお願いでありますが、どうぞよろしくお願いいたします。○○(名前)
こんな感じです。
良かったら、コピペして必要に応じてお使いください。
7.面接後の連絡をする
これは、凄く大事です。
出来れば、面接会場になったオフィスを出て5分以内に連絡しましょう。
理由は、カウンセラーが企業の面接担当に電話で連絡を入れてくれます。
これが、重要で面接官は面接後に評価表を作成しています。
中には、採用か不採用か凄く悩む場合もあります。
そんな時、カウンセラーから電話が掛かってきてフォローが入れば、不採用が採用に転がることが多いのです。
パーソナリティ障害-仕事探しQ&A
- パーソナリティ障害の私がエージェントを利用すると必ず良い仕事が見つかりますか
- 確約は出来ませんが、1人で仕事を探すより確実に良い結果になります。
- エージェントを利用して費用は掛かりませんか
- はい、一切かかりません。全て無料です。
- どうして無料で、こんなにサポートを受けられるのですか
- 企業から紹介料がエージェントに入るからです。
- パーソナリティ障害の私がエージェントを選ぶ時、大事なのは何ですか
- 専門性と柔軟性と情報量です。
- エージェントを利用するとき競い合わせる方が良いですか。
- はい、必ず競い合わせてください。
お互いにあなたを自分の売り上げにしたいので一生懸命サポートします。
結果、あなたの転職の成功率が上がります。
まとめ
如何でしたでしょうか。
パーソナリティ障害の人が就職で必要な仕事探しの専門エージェントについて解説してきました。
当メディアで、パーソナリティ障害の人にお勧めするのは、理解や合理的配慮のある環境の仕事の提案が出来る、『dodaチャレンジ』と『アットジーピー』が良いでしょう。
どちらにするか悩んでいる場合は、取りあえず両方のエージェントに登録して提案してきた仕事を見てから最終的に利用する方を決めても遅くはありません。
私たちは、パーソナリティ障害の人の仕事探しを応援します。