
当メディアで、障害者が警察事務を選ぶ理由を調査しました。
一番多いのが『安定した収入と生活』でした。
そこで、疑問です。
- 本当に安定しているのだろうか?
- 雇用条件は良いのだろうか?
厚生労働省の法定雇用率の推進により、法定雇用理達成のため企業間の障害者の争奪戦が始まり、障害者の採用条件は良くなりました。
それに伴い、障害者のキャリアアップや収入アップを目的とした仕事探しもしやすくなり、障害者の就職や転職事情は年々右肩上がりです。
今や、障害者の転職マーケットは売り手市場まっただ中です。
一時、コロナ禍になり求人は少し落ち込みましたが、2020年の7月を底に右肩上がり中です。
そんな現状を踏まえて、障害者が警察事務を選ぶ価値があるのか他の事務職と比較して検証します。
障害者の警察事務を調査
比較する前に、まず警察事務について知っておきましょう。
警視庁の警察事務も道府県の警察の警察事務も地方公務員です。
障害者を対象とするのは、『警察行政職員Ⅲ類』になります。
受験資格
障害者手帳 |
|
---|---|
学歴 | 不問 |
年齢制限 | 都道府県による |
国籍 | 日本 |
-その他-
- 日本国籍を有しない人
- 禁錮以上の刑に処せられ、その執行を終わるまで又はその執行を受けることがなくなるまでの人
- 懲戒免職の処分を受け、当該処分の日から2年を経過しない人
- 日本国憲法施行の日以後において、日本国憲法又はその下に成立した政府を暴力で破壊することを主張する政党その他の団体を結成し、又はこれに加入した人
- 平成11年改正前の民法の規定による準禁治産の宣告を受けている人(心神耗弱を原因とするもの以外)
引用元: 警視庁採用案内より
職務内容
職務は一般事務になります。主な仕事内容は以下の4つになりますが、配属先により変わることもあります。
- 各種警察統計事務
- 文書管理
- 物品管理
- 資料の収集管理等
-必要なスキル-
PCスキル |
|
---|---|
言語スキル | 日本語日常会話 |
-求められること-
- スピードと正確性
- 優先順位の選択
警察事務の雇用条件
各都道府県により違いがあります。
ここでは、令和2年度の警視庁の募集を参考にします。
勤務時間 | 週38時間45分 1日7時間45分 |
---|---|
初任給 | 174,700円 |
期末・勤勉手当*1 | 年間4.65月分 |
年収*2 | 2,908,755円 |
各種手当 | 扶養手当、住居手当、通勤手当 |
*1.期末・勤勉手当は民間企業のボーナスだと思ってください。
*2.初任給を元にしています。初年度の年収はこれに限りません。
給与は学歴や経歴で加算されることもあります。
昇任制度
警察行政職員の昇任制度は、学歴等によらない能力主義に基づく昇任選考により、上級幹部への道が開かれています。引用元: 警視庁採用案内
障害者の警察事務vs他の一般事務
警察事務に就くまでの資格や雇用条件が解ったところで、求人募集にある一般事務と比べます。
今回は、障害者の求人を紹介する大手の『ランスタッド』と『dodaチャレンジ』から生の求人を無作為に3件抜粋します。
A社【コンサルティング業】
職種 | 一般事務 |
---|---|
月給 | 250,000円~430,000円 |
賞与 | 年2回 |
年収 | 400万円~700万円 |
求人情報:ランスタッド
https://www.randstad.co.jp/
B社【サービス業】
職種 | 一般事務 |
---|---|
月給 | 220,000円~ |
賞与 | 年2回 |
年収 | 360万円~450万円 |
求人情報:ランスタッド
https://www.randstad.co.jp/
C社【メーカー】
職種 | 一般事務 |
---|---|
月給 | 194,400円~291,600円 |
賞与 | なし |
年収 | 233万円~349万円 |
求人情報:dodaチャレンジ
https://doda.jp/challenge/
この求人を警察事務と比較して評価します。
警察事務 | 評価 | A社 | 評価 | B社 | 評価 | C社 | 評価 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
職種 | 一般事務 | ― | 一般事務 | ― | 一般事務 | ― | 一般事務 | ― |
月給 | 174,700円 | ✕ | 250,000円~430,000円 | ◎ | 220,000円~ | 〇 | 194,400円~291,600円 | △ |
賞与 | 年間4.65月分 | ◎ | 年2回 | 〇 | 年2回 | 〇 | なし | ✕ |
年収 | 2,908,755円~ | △ | 400万円~700万円 | ◎ | 360万円~450万円 | 〇 | 233万円~349万円 | △ |
この結果だけを見ると、警察事務は初任給はそこまで条件が良いとは言えませんが、ここから年々昇給していくことを考えると、決して悪くはありません。
賞与にあたる『期末・勤勉手当』は、民間企業より良いです。
これは、年々昇給することを考えると、10年15年先の年収は民間企業を超えてくる可能性は十分にあります。
また、倒産や吸収合併による解雇がないので、安定した雇用は確保されています。
近年は、終身雇用は終わったと言う時代に反して、警察事務は生涯を通して安定して働くことが出来ます。
しかも、年々収入は上がります。
結論として、障害と仕事の両立したバランスが取れた安定した生活を送るのであれば、警察事務は魅力があります。
しかし、この安定した仕事に就けるのは一部の人だけです。
年に県単位で1人とか5人の採用枠しかありません。
今後、採用枠が突然増えることもないでしょう。
いくら魅力のある警察事務でも、就職が出来ないのであれば意味がありません。
でも、がっかりしないでください。
ここからは警察事務以外で、それ以上に魅力にある安定した民間企業の仕事と探し方を解説します。
関連記事
【障害者雇用で人気の求人】事務職と事務補助の内容と採用される方法
警察事務より好条件の事務職とは
民間企業の良いところは、金融からITなどあらゆる業界の大手の就職・転職先が多いことです。
そして、障害者の就職・転職市場はコロナ禍でも売り手市場です。
また、厚生労働省の推進により、合理的配慮のある環境が増えています。
オフィスもおしゃれで、最先端の技術に触れる機会も多いです。
この民間企業と警察事務の環境で違うと思うところをまとめます。
- おしゃれな町にオフィスがある
- 最先端のオフィスで仕事が出来る
- 最先端の技術に触れる機会が多い
- 考えられた充分な合理的配慮がある
- 実力成果主義
- 障害に関係なく活躍が可能
- ひとり一人にぴったり合った配慮を受けられる
- 福利厚生が充実
- 高収入
終身雇用の仕事は無くても、障害者の一般事務の求人はたくさ有ります。
しかも、売り手市場の今は転職するたびに年収はUPします。
生涯をかけて一ヶ所に勤め上げるのは凄いことですが、それは昭和の働き方です。
今は、令和です。
どんどんキャリアアップを目指して転職をして収入アップができます。
このような、アクティブな民間企業の障害者の事務職ですが探し方があります。
それを知らないと失敗するので、その探し方を次の章で紹介します。
警察事務より好条件の事務仕事の探し方
仕事探しは、障害者の求人を紹介するエージェントを使います。
エージェントは、企業の採用をサポートするのが仕事で、契約を結んで採用業務の一部を委託されます。
エージェントに委託される業務は、求人に対する人財捜しです。
企業の人事では、エージェントに障害者だけでなく多くのポジションの求人を委託しています。
人事の採用で、担当は選考だけに集中できるので効率が良いからです。
エージェントは良い人財を紹介するために、企業の採用条件を詳しく理解しています。
なので、仕事探しはエージェントを利用すると一番あなたにぴったり合った求人が見つかりやすいのです。
では、エージェントを利用すればどこでも良いかと言うとそれはありません。
利用するエージェントによっては、あなたの希望に合う仕事を見つけることが大幅に遅れるからです。
理由は、エージェントごとに得意としている業界や地域などの求人があるからです。
あなたにぴったり合った理想の仕事を見つける為には、あなたの希望とエージェントの得意とする求人がマッチする必要があります。
でもエージェントの得意な求人なんて解りませんよね。
そこで、普段から採用業務でエージェントを利用している現役の採用担当で、当メディアのアドバイザーが間違って選ばないために紹介をします。
ランスタッド
外資系のランスタッドの本社はオランダで、総合人材サービス世界第2位のグローバル企業です。
日本国内では1980年から営業が始まり、今では全国に拠点が93ヶ所あります。
ランスタッドの強みは、ハイキャリアや正社員の求人が充実しているところで、睡眠障害の人へ障害への合理的配慮がある環境で、自分のスキルやキャリアにぴったり合っている仕事を提案出来るところです。
カウンセリングには、首都圏だけですが精神保健福祉士が同席します。
このエージェントが向いている人は、障害に関係なく活躍出来る場所を探していて、今までのスキルやキャリアを活かしバリバリ仕事をしてハイキャリアや給料アップを考えている人に向いています。
ランスタッド公式サイト
https://www.randstad.co.jp/
dodaチャレンジ
dodaチャレンジは、パーソルチャレンジが運営していてパーソルグループの特例子会社です。パーソルチャレンジは就労移行支援『ミラトレ』『NuroDive』も企画・運営をしています。
強みは、人材総合サービスのパーソルグループ70社とdodaチャレンジの取引実績のある3000社以上の企業データと、特例子会社の自社で障害のある人を300人以上雇用している実績や、就労移行支援のノウハウです。
このような強みがあるので、睡眠障害の人が働きやすい合理的配慮のある環境で、ひとり一人のスキルやキャリア、パフォーマンスに合っている仕事を提案することが出来ます。
このエージェントの利用が向いている人は、大手企業で安定した給料と充分な福利厚生の整った環境で安心して長く働ける仕事を探すのに向いています。
メーカー、金融、ゼネコン、コンサルティングファームなど大手企業への提案が得意なのが特長です。
dodaチャレンジ公式サイト
https://doda.jp/challenge/
アットジーピー
アットジーピーは、2003年創業のゼネラルパートナーズの運営です。障害のある人のエージェントとしてパイオニア的な存在です。
強みは、地方の求人に強い事と、障害のある人用に切り出された仕事が豊富に提案が出来る事です。
アットジーピーが向いている人は、IターンとUターンを含めた地方の仕事を探す人と、始めて障害枠で仕事を探す人です。
アットジーピーは、睡眠障害の人が合理的配慮を重視した仕事探しに安心して利用が出来るエージェントです。
アットジーピー公式サイト
https://www.atgp.jp/
ラルゴ高田馬場
ラルゴ高田馬場は、アスリートプランニングが運営しています。
アスリートプランニングは、就労移行支援『ラルゴ神楽坂』も運営していますが、元は体育系の学生の就活支援です。
強みは、就活支援で築いた首都圏の企業600社の採用データと『ラルゴ禍神楽坂』の就労移行支援のノウハウです。
このエージェントが向いている人は、他社では仕事を紹介されなかった人や、何度も書類選考や面接で落ちて進まなかった人が向いています。
ここにある企業600社の求人情報は全てクローズ案件で、アスリートプランニング独自のルートで開拓されたので、他のエージェントには無い企業の求人があります。
また、何度も失敗した書類選考や面接も就労移行支援のノウハウでサポートが出来ます。
ラルゴ高田馬場公式サイト
https://go-largo.jp/
DIエージェント
DIエージェントは、D&Iが運営しています。
障害のある人のサポートは長く実績がありますが、エージェントとしては後発組です。
このエージェントの強みは、希望する求人が無ければ、希望する条件で企業に人財を提案することです。
つまり、誰でも自分に合っている仕事が探せるエージェントなのです。
しかし、提案は出来ますが、必ずその条件で採用する企業があるかは別です。
他社のエージェントと併用することで、自分の理想に近い求人を探す事が出来ます。
DIエージェント公式サイト
https://di-agent.jp/
アビリティスタッフィング
アビリティスタッフィングは、リクルートグループで、精神障害専門のエージェントです。
特長は、就労移行支援に似ているサービス『雇用支援型モデル』があります。
内容は、働くことが不安な人が給料を貰いながら仕事と健康管理などを学ぶことが出来て、最長1年3ヶ月利用が出来ます。
ここが向いている人は、働くことに不安がある人や社会復帰をするのに準備が必要な人です。
雇用支援型モデルの他、紹介予定派遣も利用が出来るので、働くことに不安がある人は利用してみてください。
アビリティスタッフィング公式サイト
https://ability.r-staffing.co.jp/
Happy
本格スタートを令和2年1月にした新しいエージェントです。
代表は、パーソルグループのパーソルチャレンジ出身です。
求人への提案は、採用実績がある企業が中心なようで堅いです。
まだ、新しいので求人案件数は少ないようですが、早めに登録をすると良いサポートが受けられる可能性があります。
転職のサポートは都内のみになります。
Happy公式サイト
https://happyy.jp/
エージェント・サーナ
エージェントサーナは株式会社イフが運営しているエージェントです。
実は、アットジーピーより以前から障害のある人の転職サポートをしています。
長い間に渡り実績があるエージェントとして一目しますが、採用で利用した感想は「物足りない」と言う事です。
カウンセラーにもよると思いますが、カウンセリング不足を感じることがありました。
ここ1社だけでは不安なので他社と併せて利用することが良いでしょう。
エージェント・サーナ公式サイト
https://www.agent-sana.com/
もっと詳しく利用するべき3社を紹介
この前で紹介したエージェント全てに登録すれば提案される求人の漏れはありませんが、メールのチェックや対応など面倒ですよね。
そうです。全てに登録する必要はありません。
効率よく利用する為には、今から紹介する大手3社だけで充分です。
理由は、この大手3社が求人の殆どをカバーしているからです。
企業は、多くの人財を集めるために複数のエージェントと契約をしているのが普通です。
あなたがエージェント8社に登録して希望を伝えたところで、半分のエージェントが同じ企業の求人を提案してきます。
それでは面倒なだけです。
紹介されたを無視していれば、直ぐに紹介は止まります。
そうならないように、必用なエージェントだけを厳選して利用するのが上手な利用方法です。
事務・事務補助の希望が明確な探し方
探す事が出来る事務、事務補助の仕事
- 一般事務
- 経理事務
- 人事事務
- 総務事務
- 法務事務
- 営業事務
- 貿易事務
希望が明確になっている場合は、専門性の高い提案が出来るランスタッドが良いでしょう。
ランスタッド
ランスタッド株式会社
ランスタッドカブシキガイシャ
https://www.randstad.co.jp/
設立:1980年8月
〒102-8578 東京都千代田区紀尾井町4-1 ニューオータニガーデンコート21F
対応エリア:全国 93拠点、代表取締役会長兼CEO カイエタン・スローニナ、資本金:1億円
情報量:5.0
提案力:5.0
ランスタッドは、外資系のグローバル展開をしている世界第2位の人財総合サービスの企業です。
日本国内では1980年からサービスをしていて、多くの求人を取り扱っています。
古くから、求職者のニーズに合わせて紹介するスタイルなので、事務、事務補助の仕事も細かく別けて提案ができます。
ランスタッドのサイトを確認して頂ければ一目瞭然ですが、事務の仕事がカテゴリーに分けて絞り込んだ検索が可能です。
また、カウンセラーの質が高く、検索に出なくても希望に合わせてひとり一人の希望に合わせた『オーダーメイド』の提案が出来るのも強みです。
ランスタッド公式サイト
https://www.randstad.co.jp/
事務・事務補助が初めての人、又は希望がぼんやりしている人の探し方
障害者として初めての就職で不安がある人や、事務職自体が初めてで部門ごとの事務の仕事が良く解らない人は、しっかり相談が出来るdodaチャレンジが良いです。
dodaチャレンジ
dodaチャレンジ
ドゥーダチャレンジ
https://doda.jp/challenge/
〒108-0014 東京都港区芝5-33-1森永プラザビル本館19階 パーソルチャレンジ株式会社
対応エリア:全国、代表者名:井上 雅博、従業員数:521名、資本金:4,500万円
情報量:5.0
提案力:5.0
dodaチャレンジは、旧テンプホールディングスと旧インテリジェンスが合併して出来たパーソルグループの特例子会社です。
パーソルグループはTVCMでお馴染みのテンプスタッフやdoda等の運営をしているので見たことがある人もいるでしょう。
このパーソルグループは総合人財サービスでは、国内トップクラスです。
そのグルプの一員であるdodaチャレンジの強みは、特例子会社として自社で300人以上の障害者を雇用している実績があるので、障害者として初めての就職や転職の人や、働く事に不安がある人などのサポートが優れているところです。
また、グループ全体の求人情報は7,000社を超える企業データがあり、そこから提案出来る情報量は想像を超える多さで、全ての職種の提案が可能です。
dodaチャレンジ公式サイト
https://doda.jp/challenge/
地方の事務、事務補助の探し方
地方の障害者の求人は、決して多くはありません。
その中でも、日本全国の地方の求人を数多く取り扱っているのがアットジーピーです。
地方で仕事を探す。Iターン、Uターンの仕事を探すのであれば、アットジーピーに相談をするのが良いでしょう。
アットジーピー
アットジーピー
アットジーピー
https://www.atgp.jp/
〒104-0031 東京都中央区京橋2-4-12 京橋第一生命ビル3F 株式会社ゼネラルパートナーズ
対応エリア:全国 代表取締役社長:進藤 均
情報量:5.0
提案力:5.0
アットジーピーは、業界ではパイオニア的な存在です。
保有する求人数は、常に業界最多クラスで特に地方のカバー力は凄いです。
カウンセラーの質も高く、満足度は常にNo.1です。
これは、地方での評価が高いのが一番の理由でしょう。
地方で、事務、事務補助の仕事を探すのは、アットジーピーに相談をするのが良いですよ。
アットジーピー公式サイト
https://www.atgp.jp/
エージェントが出来る事
エージェントに無料登録して受けることが出来るサービスです。
入社まで一人でやることは、無料登録のみです。
あとは、全てサポートと代行があります。
-転職エージェントのサービス内容-
- 履歴書と職務経歴書
書類選考が通過しやすいように添削をして修正を繰り返し完成させます。 - 推薦状作成
エージェントが応募書類と一緒に送る推薦状を作成します。 - 企業へ応募
転職エージェントが代行
(エージェント経由というだけで、変な候補者の紹介はしてこないという先入観のメリットがあります。) - 面接の日程調整
エージェントが代行 - 面接対策
エージェントが模擬を実施
入退室から服装、挨拶、質問お受け応えなどを企業ごとのデータをもとに模擬を実施します。
(エージェントは企業に紹介した人から、後日詳しくヒアリングを行い、面接時のデータを集めて採用されやすい様に研究をしています。) - 面接
面接後のフォロー
直ぐに面接官に直接電話で様子を伺いながら最後のフォローで猛プッシュします。
(エージェントは、候補者に面接を受けた直後に連絡をカウンセラーにするように指示をします。) - 適性検査
適性検査の日程調整と対策
適性検査の種類(spi、玉手箱など)も解るので、事前に対策ができる場合が多いです。 - 内定
採用条件の交渉
エージェントが交渉します。面接では伝え難かった時短勤務や時差出勤、車通勤など色々な条件や障害への配慮などの交渉をしてくれます。 - 無事入社
これで、終わりではありません。
入社後の定着をしっかりと見届けます。 - 定着支援
カウンセラーが定期的に面談やメールでフォロー
何か、問題がある場合は、即対応して一番良い方法で解決まで導きます。
エージェントを最大限に活用する6つの約束
エージェントを最大に活用するために以下の6つを守ってください。
嘘をつかない | まず、嘘はついては行けません。かっこ悪い事でも真実を伝えないとマッチした求人が紹介出来なくて、結局失敗に終わります。 |
---|---|
2週間に1度は連絡を入れる | エージェントは、次から次へ登録者が来るので忙しいです。やる気のあるところを見せるように2週間に1度はメールで連絡しましょう。 |
持っている資格はしっかり伝える | 必要か必要で無いかは、エージェントでも無く企業が決めるので、何でも取得してあるのは全て伝えましょう。ひょんな事からその資格が生きることもあります。 |
他のエージェントを利用していることを伝える | カウンセリングでは、エージェントを複数利用している事は必ず伝えましょう。求職者はエージェントにとって金の卵です。他に取られたくないので必死になって良い求人を紹介してきます。 |
企業の応募は1つのエージェントから | 数カ所のエージェントを利用していると、たまに同じ案件を紹介されることがあります。ですが、これはどこか1つに決めて応募しましょう。企業は複数箇所から之応募は全てNGにします。 |
推薦状の確認 | 推薦状は必ず自分で確認しましょう。足りない情報は加筆を依頼し、必要の無い情報は削除依頼をします。 |
合わないカウンセラーは交代 | いくら慣れていて良いカウンセラーでも、相性が合わない場合や、経験不足でこのカウンセラーで大丈夫かなと言う人もいます。その場合は、すぐに交代をお願いしましょう。そのまま我慢して進めても良い方向には行きません。交代は直接言わなくてもwebサイトの窓口からすれば簡単に変わってくれます。 |
エージェントを活用して採用されるまでの流れ
無料登録から入社までの流れです。
*企業によって選考の回数や適性検査の有無とタイミングが違う事もあります。
- STEP1公式から登録利用すべきエージェントの公式サイトから登録をする
この時、一緒に登録をするエージェントも登録を済ませる - STEP2エージェントからの連絡メールか電話で連絡が来るので直ぐに対応をする
- STEP3カウンセリングオンラインか対面でカウンセリングを受ける
- STEP4紹介を受けるあなたにぴったりの企業の紹介を受ける
- STEP5応募書類添削履歴書・職務経歴書などの添削を受ける
- STEP6求人に推薦状と一緒に応募応募書類が整ったら即推薦状と一緒に応募する
- STEP7模擬面接企業面接に向けて模擬面接を受ける
- STEP8企業面接企業の面接を受ける
- STEP9内定無事内定
この時、複数のエージェントで内定がある場合はよく考えて1つ選ぶ - STEP10条件交渉エージェントに条件交渉を任せる
- STEP11入社必要書類を提出して入社
- STEP11定着フォロー入社後、エージェントの定着支援を受ける
Q&A
当メディアに良くある質問をまとめました。
- 警察事務と企業の一般事務で悩んでいます
- 絞る必用はありません。両方に応募することをすすめます。
- 企業から企業への事務職は転職しやすいですか?
- 同じ部門(人事から人事など)は転職しやすいですが、未経験でも採用可能な求人もあるので、希望する部門をエージェントに伝えると提案してくれます。
- 警察人事から民間企業への転職は出来ますか?
- 出来ます。その逆も年齢制限がありますが可能です。
- 警察事務の昇任制度に学歴は関係ないと実力主義と書かれていますが本当ですか?
- 警察の応募案内に書かれているので事実です。ですが、外資系と比べると、こちらの方が実力成果主義で、結果にお金とキャリアが付いてきます。
- 合理的配慮がある環境の仕事を一番に考えています。警察事務と民間企業では、どちらが良いでしょうか。
- どちらでも合理的配慮は可能ですが、民間企業で仕事を探す方がエージェントに必用な配慮を伝えるだけで、あなたの希望にぴったり合っている仕事が探せます。警察事務は、あなた自身が職場にしっかり伝える必要があります。
まとめ
如何でしたでしょうか。
警察事務を選ぶ価値があるか検証し、それに対抗する民間企業の事務を解説してきました。
私的には、警察事務も民間企業の事務も、どちらも有りです。
ただし、誰でも就けなかったり、向き不向きがあります。
長く安定した生活を送るのであれば警察事務を目指すのが良いでしょう。
でも、誰もが叶う希望ではありません。
障害者の1%も満たない求人数です。
仕事に夢や野望があり、キャリアアップやスキルアップをしながらキャリアデザインを楽しむのなら民間企業での活躍を目指すのが良いでしょう。
簡単に言うと、警察事務と民間企業の事務は『静と動』『安定と挑戦』とでも言いましょうか。
静の警察事務は、安定しています。
動の民間企業の事務は、挑戦とやり甲斐があります。
もちろん、民間企業でも安定重視の働き方もできます。
1つハッキリ言えることは、エージェントを利用する事で、あなたの希望にぴったり合っている仕事を提案してもらえると言う事です。
今回紹介した3つのエージェントは、カウンセリングが上手で定評があります。
悩んだときは、警察事務への応募の事も含めて相談をすると良いでしょう。
ここまで長く警察事務を中心に解説してきましたが、この記事はここで終わりです。
最後までお読み頂きありがとうございました。
当メディアは、事務職を目指すあなたを応援します。
-記事内で登場したエージェント-
ランスタッド公式サイト
https://www.randstad.co.jp/
『対応エリア:全国』外資系のグローバル企業です。精神保健福祉士が常駐しているカウンセリングが好評で、正社員・キャリアアップへの提案力があります。配慮のある環境でキャリアデザインをするのに最適です。
dodaチャレンジ公式サイト
https://doda.jp/challenge/
『対応エリア:全国』パーソルグループの特例子会社パーソルチャレンジが運営元です。自社が特例子会社だからこそ、障害のある人に寄り添った提案が出来ます。グループの保有する企業情報からの提案力はパワーがあります。
アットジーピー公式サイト
https://www.atgp.jp/
『対応エリア:全国』求人案件数が多く、業界では1-2位を競います。首都圏のみだけではなく地方の求人にも強くUターンやIターンで仕事を探す時に提案力があります。