障害者仕事の甘え

仕事をしていて、障害者は仕事に甘えがあると直接言われたとか、間接的に聞いたなどということは、よく聞きます。しかし、当事者である障害者は声を上げることなく、我慢して波風を立てないように、そっとそのままにしていることが多いです。

障害者でなくても、ゴタゴタに関わりたくないし、面倒なのはわかります。
ですが、我慢していただけでは、それが退職するまで続きます。

言われる続けられるのも嫌だけど、言われる理由を特定しないと何も解決できません。
そんなモヤモヤした気持ちで仕事しても気持ち悪いですよね。

では、なぜ障害者は仕事に甘えがあると言われなければならない?

理由は、簡単です。
本当にミスがあるからです。

誰でもミスはあります。それを障害のせいにするか、しないかだけです。
それは、いっしょに仕事をする周りだけでなく、障害者本人にも問題がある場合があります。

障害者、健常者関係なく問題がある人はいます。

でも、障害者は仕事に甘えがあると言われて嫌ですよね。

なぜ、言われるのか。
言われるのは自分のせいなのか、周りに問題があるのか。

ここでは、自分の仕事への取り組み方のチェックと解決方法を解説していきます。

仕事への取り組みについて

まず、社会人として仕事への取り組み方を自己チェックしましょう。

  • 勤怠は安定していますか
  • 報告 連絡 相談 (報連相)ができていますか
  • 能動的に動くことができていますか
  • 責任のある仕事をしていますか

よーく考えてみよう
例えば、勤怠の安定は基本です。
障害特性で体調不良があるのは仕方がないことですが、休みっぱなし連絡しただけでは、社会人として責任のある行動が取れているとは言えません。

自分の障害を考えて、もしも休んだとしても仕事が途切れないように、仕事を共有する人たちと日頃から能動的に報連相をしておくことで、仕事に穴が開かなくなり責任のある仕事ができます。

これができているのであれば、あなたは障害者は仕事に甘えがあると言われる筋合いはありません。

ミスがあった時の対応で、こんなことしていませんか

  • ミスを自分以外の責任に言い換えている
  • 理由を、後付けにして言い訳している
  • 障害の責任にしている
  • ミスがわかった時点で投げ出す
  • ミスがわかった時点で障害を理由に欠勤をする
  • 無断欠勤

このような行動を取っていませんか?
もし、一つでも心当たりがあれば、障害者は仕事に甘えがあると言われても仕方がありません。

でもこれって意図しなくてやってしまっていることがあります。
今、あっ!て思っていませんか。
後悔することは、悪いことではありません。

今ここで、気がついたのなら、それはラッキーです。
今から変わればいいのですから。

では、これで障害者は仕事に甘えがあると言われないかというと、そんなに甘くありません。
ではどうしたら良いのでしょうか。
それは、この次で解説していきます。

障害者は仕事に甘えがあると言われた時の解決方法

ここでは、社会人としてしっかり仕事をしていたのにもかかわらず、甘いと言われてきた人と、自分のミスから甘えがあるとい言われてきた人の解決方法を解説していきます。

社会人として責任ある仕事をしてきたのに甘えがあると言われる場合

これは、自分の努力だけでは変わりません。甘えがあると言う側に問題があるからです。
このような人と一緒に仕事をしている限り解決はしません。

この場合の解決方法は、無視をするのもいいですが、よほどメンタルが強くないと長期は持ちません。
簡単に、所属部署をかえることも不可能だと思いますので、1番の解決方法は転職することです。

理解のある新しい職場で、再スタートする方が良い環境で仕事をすることができるでしょう。
今までも、良い仕事をしてきたあなたならば、良い環境に巡り会えれば、どこでも活躍できます。

今は、良い人材を大手の企業が、どんどん採用しています。
思い切って新しい職場で頑張ることをおすすめします。
やりがいのある仕事ができますよ。

自分のミスで甘えがあると言われる場合

この場合は、やり直すことはできますが、今のままの職場では解決まではいかないでしょう。
自分が変わったとしても、周囲はなかなかそうは思ってくれません。
変わったのがわかったとしても、認めてもらえないことも多くあり、事あるごとに結局障害者は仕事に甘えがあると言われ続けられることが多いのが現状です。

一度、思われたことは中々変わるものではありません。
この場合も、転職することが一番の解決法方です。

今は、再出発がしやすくなっています。
思い切って転職して、今までの悪い自分を払拭して新しい自分でスターをすることをおすすめします。

一度失敗したあなただからこそ、新しいスタートが切れます。
二度と、障害者は仕事に甘えがあるなどと言わせないようにすることができます。

まとめ

障害者は仕事に甘えがあると言うことを言われたら、悪いのが自分にしろ周りにしろ、そのままでは解決できません。

結論
新しいスタートをきること

メリット

  • 仕事のしやすい環境
  • winwinな人間関係
  • 給与のアップ(転職で上がることが多い)

デメリット

  • 新しい通勤環境
  • 信頼関係の構築
  • 新しい仕事を覚える
ちょっとまってでも、むやみに新しいスタートを切っても同じ結果になってしまうことも考えられます。
そうならないためには、大手の企業に勤めることをお勧めします。

理由は、社員教育が行き届いているところが多いからです。社員の質が良いところを選びましょう。
それを、高確率で可能にするのがエージェントを利用することです。
たくさんの求人案件と企業情報を持っているので、無料で利用できるカウンセラーとよく相談されるといいです。どこのエージェントのカウンセラーも無料で利用できます。

各エージェントについてはこちらの記事に書かれていますので、参考にして見てください。
【最新版】障害者採用担当者おすすめ!3つの転職エージェント