強迫性障害の就労移行支援

就労移行支援の利用を考えている強迫性障害(OCD)の人が、利用する前に見学するべき事業所について、元利用者と企業の採用担当にインタビューをしました。

話してくれたのは、元利用者のNさんとNさんを採用した当メディアのアドバイサーKです。

この記事は、強迫性障害(OCD)の人が就労移行支援で利用する事業所と、その前に見学するべき事業所がわかります。

強迫性障害(OCD)の人が当メディアの記事を参考にして頂ければ幸いです。

アドバイザーMアドバイザーM

案内は、アドバイザーMが務めます。


このメディアについてこのメディアは、企業の現役採用担当と障害当事者が有志で運営しています。
編集部

強迫性障害の人が就労移行支援を利用する理由

アドバイザーMアドバイザーM

元利用者のNさんと採用したアドバイザーKに話を伺います。
まず最初は、Nさんお願いします。


アドバイザーMアドバイザーM

Nさんは、就労移行支援を利用して良かったですか?


元利用者N氏元利用者N氏

はい、今振り返ってみると利用して良かったです。


アドバイザーMアドバイザーM

どんなところが、良かったですか?


元利用者N氏元利用者N氏

自分の強迫性障害と向き合えることが出来るようになり、気持ちが楽になりました。


アドバイザーMアドバイザーM

もう少し詳しく教えてください。


元利用者N氏元利用者N氏

はい、自分の障害特性をしっかり理解できるようになったので、一緒に仕事をする人に説明が出来るようになり、廻りから理解をしてもらえる様になったことです。


アドバイザーMアドバイザーM

それで、今は職場でどうですか?


元利用者N氏元利用者N氏

働きやすいです。


アドバイザーMアドバイザーM

それは、就労移行支援を利用したからですよね。


元利用者N氏元利用者N氏

はい、その通りです。

アドバイザーMアドバイザーM

では、これから強迫性障害の人が就労移行支援を利用して就職するために必要な事をNさんの体験から教えてもらえますか?

元利用者N氏元利用者N氏

解りました。
今回、私が体験した事を話させてもらいます。


アドバイザーMアドバイザーM

よろしくお願いします。


アドバイザーMアドバイザーM

次は、Nさんを採用したKに聴きます。

これから、就労移行支援を利用する強迫性障害の人に解るようにNさんを採用した理由を教えてください。


アドバイザーMアドバイザーM

まず、Nさんを採用したポイントを教えて下さい。


アドバイザーKアドバイザーK

はい、色々ありますが一番大事なポイントがクリアになりました。


アドバイザーMアドバイザーM

それは、何ですか?


アドバイザーKアドバイザーK

はい、働く姿が見えたからです。


アドバイザーMアドバイザーM

どう言うことですか?


アドバイザーKアドバイザーK

採用面接で、自分の障害について説明がキッチリ出来て必要な配慮が本人から明確に聞くことが出来たので、企業として対応できる範囲が明確になり、採用できると判断が出来たからです。


アドバイザーMアドバイザーM

なるほど、採用ポイントは就労移行支援でサポートするそこなのですね。

強迫性障害の人が就労移行支援の利用でプラスになること

アドバイザーMアドバイザーM

強迫性障害の人が就労移行支援を利用してプラスになったことを伺った話からまとめました。

  • 強迫性障害の自分の特性を知る
  • 障害特性のコントロールを覚える
  • コミュニケーションスキル
  • ビジネスマナースキル
  • パソコンスキル
アドバイザーMアドバイザーM

結構ありますね。
それでは、1つずつ見ていきましょう。

強迫性障害の自分の特性を知る

障害の診断名は同じでも、特性の出方にはひとり一人違いがあります。

自分の特性を良く知ることは、自分でコントロールするために必要ですが、一緒に仕事や生活で関わる人に知っておいて貰うことがとても大切です。

強迫性障害には2つの症状があります。
「脅迫観念」「脅迫行為」

代表的な強迫観念と脅迫行為

-不潔恐怖と洗浄-
汚れや細菌汚染の恐怖から過剰に手洗い、入浴、洗濯をくりかえすドアノブや手すりなど不潔だと感じるものを恐れて、さわれない。

-加害恐怖-
誰かに危害を加えたかもしれないという不安がこころを離れず、新聞やテレビに事件・事故として出ていないか確認したり、警察や周囲の人に確認する。

-確認行為-
戸締まり、ガス栓、電気器具のスイッチを過剰に確認する(何度も確認する、じっと見張る、指差し確認する、手でさわって確認するなど)。

-儀式行為-
自分の決めた手順でものごとを行なわないと、恐ろしいことが起きるという不安から、どんなときも同じ方法で仕事や家事をしなくてはならない。

-数字へのこだわり-
不吉な数字・幸運な数字に、縁起をかつぐというレベルを超えてこだわる。

-物の配置、対称性などへのこだわり-
物の配置に一定のこだわりがあり、必ずそうなっていないと不安になる。

就労移行支援では、ひとり一人の障害特性を明確にし、コントロールと周囲に伝える方法を学びます。

障害特性のコントロールを覚える

強迫性障害の特性は人により出方が違います。

その人の性格や、生活とも密接した関係があり、ひとり一人に合わせてコントロールが出来る仕組みを考えます。

これが、就職後には合理的配慮として企業でも取り組まれるようになります。

コミュニケーションスキル

コミュニケーションが上手く取れなくいと、そこからストレスが溜まります。

仕事も生活も、コミュニケーションを取ることはとても大切なことで、強迫性障害はストレスを溜めることは良くありません。

就労移行支援では、ソーシャルスキルトレーニング(SST)等を通してひとり一人に合っているスキルを身につけていきます。

強迫性障害の人のコミュニケーションスキルを向上させる方法は、障害特性とコミュニケーションスキルの両方に詳しい人のサポートが無いと出来ません。

それを就労移行支援では、カリキュラムに入れて詳しい支援員がサポートをしていきます。

ソーシャルスキルトレーニング
ソーシャルスキルズトレーニング(英語: Social Skills Training, SST)、社会生活技能訓練とは、カリフォルニア大学ロサンゼルス校の医学部精神科教授のロバート・ポール・リバーマン(Robert Paul Liberman, 1937年 – )が考案した心理社会的療法

ビジネスマナースキル

社会人経験が無かったり少ないと出来ないのが、このビジネスマナーです。
社会人としての基礎なので、円滑に働く為に必要なスキルです。

強迫性障害の人は、社会人の経験に関係なく障害特性によりビジネスマナーが出来ないことや苦手なことがあります。

でも就労移行支援では、このビジネスマナーの研修を取り入れ強迫性障害の人が実践で出来る様に事業所への通所を通して慣れることが出来ます。

パソコンスキル

現代の仕事において、パソコンはどの業界でも必要な道具となりました。

特に、障害者の求人に多い事務系の仕事では必須になります。

MOSやサーティファイ等の資格は必要はありませんが、メールの使い方や文字のポイントを変えたり罫線を引く等の基礎は必要になります。

就労移行支援では、カリキュラムの中でひとり一人に合ったレベルのパソコンスキルを学ぶことが出来ます。

企業が就労移行支援利用者を採用する理由

アドバイザーKアドバイザーK

私が就労移行支援を利用した強迫性障害の人を採用したい理由をまとめました。

  • 自分の障害特性を理解している
  • 必要な合理的配慮が明確
  • 体調管理が出来る
  • ビジネスマナーの基礎が出来ている
  • 必要なパソコンスキルがある
アドバイザーMアドバイザーM

こちらも、結構ありますね。
それでは詳しく見て行きましょう。

自分の障害特性を理解している

就労移行支援で学んだ強迫性障害の人は、自分の障害特性についてよく理解しています。

良い所も、気をつける所も解っているので自分でコントロールが出来ます。

必要な合理的配慮が明確

ひとり一人に必要な合理的配慮は、一般社員や上司では解りません。
過剰になったり、足りなかったり加減が解りません。

ですが、就労移行支援を利用した強迫性障害の人は自分に必要な合理的配慮が明確なので企業側は一番BESTな対応を取ることが出来ます。

体調管理が出来る

採用後に、急な欠勤や長期にわたる休職は企業にとってとても困る事態です。

体調不良を押してまで働くことは強要できませんが、任せた仕事は最後まで予定通りにお願いしたいと思っています。

なので、体調管理が大切なのですが就労移行支援を利用した人は、体調管理をする方法を学んでいるので急な欠勤や休職の心配がいりません。

ビジネスマナーの基礎が理解出来ている

これは、コミュニケーションスキルにも関係がありますが、社会人として仕事をするのに最低限必要なスキルがこのビジネスマナーの基礎になります。

これが出来ないと、聞き忘れや、伝え忘れ、提案力のなさ等からスムーズな仕事が出来なくなります。

強迫性障害のは障害特性上の配慮はしますが、基本を理解しておく必要はあります。

ですが、中途入社の短期間のビジネスマナー研修だけでは理解することは期待できません。

でも、就労移行支援を利用した人はカリキュラムにビジネスマナーがあり、通所中に実践して身につけているので心配がありません。

必要なパソコンスキルがある

今や、どこで仕事をするにしても必要になるのが、パソコンスキルです。
最初から、スキルのある人は良いですが、出来ない人もいます。

ですが、就労移行支援ではひとり一人のスキルに合わせて基礎を学ぶことが出来ます。

更に採用担当として注目しているのは、想定した業務に合わせて必要なスキルをオーダーが出来る事です。

例えば、就労移行支援の見学会に参加します。
採用したいなと思う人がいました。でも、パソコンスキルの基礎は出来ても、想定する業務にはもう少し専門的な知識が必要な場合、就労移行支援の事業所にそのスキルが身につくように依頼が出来ることです。

具体的には、業務でVlookup関数が必要な場合、重点的にその関数の使い方を覚えて貰うことが出来ると言う事です。
これは採用する側にとって大きい事です。

アドバイザーKアドバイザーK

このような背景があるので、安心して採用しやすいのです。

強迫性障害の人に就労移行支援が出来る事

強迫性障害の人が就労移行支援を利用してプラスになる事と、企業が就労移行支援の利用者を採用する理由が解りました。

ここでは、一端インタビューから離れて『就労移行支援は何が出来るのか』全体を把握します。

就労移行支援では大きく分けてこの4つが柱になります。

  • カウンセリング
  • 就労支援
  • 就職支援
  • 定着支援

内容をもう少し詳しく見ていきましょう。

カウンセリング

カウンセリングは、就労に必要なひとり一人に合った支援をするために、何が必要でどのような方法で行うか決めるために行います。

全ての人が同じカリキュラムで支援されても、役に立つ人と役に立たない人が出てくるからです。

このカウンセリングが上手だと、ひとり一人満足のいく支援に繋がります。

就労支援

事業所に通所している間に行うカリキュラムやプログラムです。
ここで、ビジネスマナーの基礎やパソコンスキルを身につけます。

就職支援

就職支援は以下の4つになります。
事業所によっては、この他にもハローワークへの同行や就職を斡旋するするところもあります。

  • 企業参加の見学会の開催
  • インターン
  • 応募書類書き方
  • 面接対策

企業参加の見学会の開催

見学会の企画をして参加企業を集めます。
定期的に行う事業所が多くあり、企業にはただ参加するのではなく、ひとり一人の成長を見てもらいます。

インターン

インターンの受け入れを各業界の企業にお願いをします。
就労移行支援の利用者が、興味のある企業で働けるきっかけになるように、多くの企業に声をかけてお願いをします。

応募書類書き方

履歴書、職務経歴書の書き方を添削して完全な物に仕上げます。

応募書類は、ただ書いてあれば良いという物ではありません。
封筒への入れ方や、中に入れる書類の折り方まで気を遣う必要があります。

面接対策

面接対策は、経験豊かな支援員が行い利用者が実践で参考になる様に模擬で行います。

面接する部屋への入り方から始まり、服装、身だしなみ、話し方、椅子への座り方、質問への答え方、逆質問など丁寧に行います。

定着支援

定着支援は、入社後のフォローになります。
就労移行支援で身についたはずの健康管理やビジネスマナーの基礎が、いつの間にか疎かになっている時や、企業内で仕事の種類が変わったり、移動があって合理的配慮が出来ていないときなど、利用者が働きやすい環境で仕事が出来るように、本人と企業側に提案をします。

強迫性障害の人が就労移行支援を利用した感想

ここでは、Nさんから就労移行支援を利用した感想を聞きます。

アドバイザーMアドバイザーM

就労移行支援を利用した体験からお聞きします。
強迫性障害のNさんが就労移行支援を利用したメリットとデメリットを教えて下さい。


元利用者N氏元利用者N氏

メリットですか。

私は、学生の頃から心配性と廻りから言われていましたが、新卒で入った企業で確認ミスが原因で大きな損害を出したことがあり、そこから業務に支障が出るほど、確認をしてしまう強迫性障害で言う「確認行為」がありました。


アドバイザーMアドバイザーM

そうなんですね。


元利用者N氏元利用者N氏

今も、完璧には根治しているとは言えませんが、緩和しました。


アドバイザーMアドバイザーM

良かったですね。
どうして緩和しましたか?


元利用者N氏元利用者N氏

就労移行支援での取り組みで、自分1人ではなく、一緒に仕事をする人を信用して良いことを学んだことと、ダブルチェックをすることを組織的に取り入れる事で、私がしたような凡ミスはなくなることを学びました。


アドバイザーMアドバイザーM

なるほど、それは必要な事ですね。


元利用者N氏元利用者N氏

はい、私にとって就労移行支援を利用したメリットはこれが一番大きいです。


アドバイザーMアドバイザーM

デメリットも教えていただけますか?


元利用者N氏元利用者N氏

はい、デメリットはありませんが、ひとつ当時気になった事があります。


アドバイザーMアドバイザーM

それは、なんですか?


元利用者N氏元利用者N氏

仕事をする仲間との信頼関係を築く事です。
これには、時間がかかります。

最初は、知らない人なので信用出来なくて、模擬業務では自分の担当を確認ばかりしていました。


アドバイザーMアドバイザーM

信頼関係を築くための時間がかかるのがデメリットと言うことですか?


元利用者N氏元利用者N氏

人との信頼関係に時間がかかるのは当たり前なので、デメリットと言えないとも思いますが、再就職した先で一から信頼関係を築くのは少々やっかいだと思いました。


アドバイザーMアドバイザーM

そうですかぁ。
少し困りましたね。


元利用者N氏元利用者N氏

いえ、就労移行支援でダブルチェックを組織的に行う仕組みを覚えたので、それを合理的配慮の一つとして取り入れて貰うことによって時間をかけずにクリアできました。


アドバイザーMアドバイザーM

信頼関係も大切ですが、システム的にミスがない体制が出来たって事ですね。


元利用者N氏元利用者N氏

はい、良かったです。

私のような強迫性障害は判っていても確認をしてしまうのですが、システムを信用することで人を信用するのと同じように「確認行為」が緩和されました。

強迫性障害が利用する就労移行支援

もう少し突っ込んで聞いてみます。

就労移行支援をまた利用するとしたら

アドバイザーMアドバイザーM

Nさんが、同じ強迫性障害の人にアドバイスをするとしたらどの事業所ですか?


元利用者N氏元利用者N氏

私の利用したのと同じタイプの事業所をアドバイスします。


アドバイザーMアドバイザーM

Nさんが利用した事業所は、専門ではない一般の就労移行支援でしたよね。


元利用者N氏元利用者N氏

はい、そうです。


アドバイザーMアドバイザーM

一般の就労移行支援の方が良いのでしょうか?


元利用者N氏元利用者N氏

はい、私はそう思います。


アドバイザーMアドバイザーM

どうしてですか?


元利用者N氏元利用者N氏

色々な障害や個性の人が集まるからです。


アドバイザーMアドバイザーM

それが理由ですか?


元利用者N氏元利用者N氏

はい、正確には就職した後を考えてです。

私達が就職する企業は、色々な人の集合です。
一般の健常者や他の障害がある人もいます。

なので、就労移行支援も最初から色々な人がいる就職後に近い環境の方が良いと考えているからです。

実際、今回就職してそれは実感しています。

大規模と小規模では?

アドバイザーMアドバイザーM

全国に3500以上もある就労移行支援ですが、全国的に展開している大規模な事業所と地域に密着した小規模の事業所とどちらが利用者には良いですか?


元利用者N氏元利用者N氏

どちらも良いところがあるので、一概には言えません。本人が行きたいと思った所が一番だと思っています。

ですが、良く見学をして決める必要はあります。
就労移行支援の利用が出来るのは、1生に1度2年だけです。後悔しないように見学出来るところは全て見てから決めた方が良いです。


アドバイザーMアドバイザーM

利用期間は延長も出来ますよね。


元利用者N氏元利用者N氏

はい。1年延長は出来ますが、その1年をあてにしていては、いつまで経っても就職出来ないように思うので延長は考えずに2年以内に就職する事を目指す方が良いです。

見学するべき就労移行支援の事業所

アドバイザーMアドバイザーM

Nさんが、就労移行支援を利用する前に、ここだけは見学しておくべきと思う事業所があれば教えて下さい。


元利用者N氏元利用者N氏

私は、利用する前に自宅から利用できる範囲の事業所を全て見学しました。
その経験から見学しておくべき就労移行支援の事業所は、『リタリコワークス』です。


アドバイザーMアドバイザーM

理由はありますか?


元利用者N氏元利用者N氏

はい、全国展開していて、どの事業所でも同じレベルの支援を受けることが出来るので、基準として見学をしておくべきです。


アドバイザーMアドバイザーM

なるほど、それを元に自分の利用する就労支援と比べるわけですか。


元利用者N氏元利用者N氏

はい、そうです。
基準がある方が、比較しやすいのでまず『リタリコワークス』の見学はしておくべきです。


アドバイザーMアドバイザーM

見学するだけですか。利用には?


元利用者N氏元利用者N氏

見学してから、自分に合っていると思えば利用すれば良いのではないでしょうか。


アドバイザーMアドバイザーM

そうですね。
他には有りますか?


元利用者N氏元利用者N氏

首都圏と福岡は『ココルポート』も見学はしておくべきです。首都圏では、47ヶ所の事業所があり利用しやすいです。通所しやすいのは大事ですから。


アドバイザーMアドバイザーM

まだありますか?


元利用者N氏元利用者N氏

はい、私が必ず見学をするべきと伝えたいのは、就職率が高い『ミラトレ』です。
ここは就職率が98%と高くカリキュラムの内容や支援員、指導員を比較するためにも見学をするべきです。


アドバイザーMアドバイザーM

解りました。ありがとうございます。

まとめると、『ミラトレ』『ココルポート』『リタリコワークス』は基準として見学をしておく方が良いと言うことですね。


元利用者N氏元利用者N氏

はい、見学は無料なので見ておいた方が自分に合っている就労移行支援を選ぶことに役立ちます。

就労移行支援事業所の紹介

アドバイザーMアドバイザーM

ここでは、Nさんの体験から強迫性障害の人が見学しておくべきと話した就労移行支援を紹介します。
Nさんよろしくお願いします。

ミラトレ 驚異の就職率98%

ミラトレ【対応エリア:東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪・兵庫】

ミラトレは、dodaやテンプスタッフと同じパーソルグループです。
平均8-9ヶ月で卒業し、就職率は全国平均22%に対して98%の高さです。

見学した事業所は、利用者は20代~30代が中心のようで男女比は同じくらいでした。

就職率が高いのは、人材総合サービスで国内トップクラスのパーソルグループの持つデータが基盤になっているようで、就労移行支援の見学会からインターンに繋がり、就職まで行くからのようです。

ミラトレ公式サイト
https://mirai-training.jp/

ココルポート 首都圏で一番多い事業所

ココルポート【対応エリア:東京・神奈川・千葉・埼玉・福岡】

ココルポートは、首都圏と福岡のみの利用になりますが通所範囲内の人は見学をしておきましょう。首都圏では47ヶ所の事業所があり、利用がしやすいです。

大手ではなく中堅の事業所ですが、利用できるeラーニングが50講座とか、就労移行支援事業所外の農作物などを育てるカリキュラムなどもあり自分で選べる選択肢が多いのが良いです。

それと、首都圏在住の人は事業所の数が首都圏だけで47ヶ所と多いので自宅から通所しやすいのも良いです。

ココルポート公式サイト
https://www.cocorport.co.jp/

リタリコワークス 対応エリア業界最大級

LITALICOワークス【対応エリア:全国】

リタリコワークスは北海道から沖縄までカバーする大規模事業所です。

見学して説明から解った事は、全国から集まるデータから就労支援で必要なプログラムやカリキュラムが常に進化していることです。

それも、色々な人が利用出来るように柔軟に対応できて、全国の事業所で共有できます。

どこの地域でも、最新の同じ就労支援が受けられるは凄いです。
ですが、個性が無いようにも感じました。

リタリコワークス公式サイト
https://works.litalico.jp/

IT特化の就労移行支援事業所

アドバイザーMアドバイザーM

強迫性障害の人が利用する就労移行支援について話を聞かせて頂きましたが、最近増えてきたIT特化については、どう考えていますか。


元利用者N氏元利用者N氏

ITやwebなどに興味のある人は、通所も楽しく出来るのではないでしょうか。


アドバイザーMアドバイザーM

では、Nさんも通所したかったですか?


元利用者N氏元利用者N氏

それは、ありません。
ITやweb関連に興味はありますが、私の就労支援には向いていません。


アドバイザーMアドバイザーM

どうしてですか?


元利用者N氏元利用者N氏

ITやwebのプログラムで就労支援を受けたとしても、IT業界に就職はできません。仮に出来たとしてもそのスキルを活かす仕事に関わることは出来ないでしょう。


アドバイザーMアドバイザーM

確かに、そうかもしれませんね。


元利用者N氏元利用者N氏

それであれば、自分に合っている本当に必要な就労支援の方が良いからです。


アドバイザーMアドバイザーM

なるほど。


元利用者N氏元利用者N氏

勘違いして利用をしたら、後でがっかりします。
IT特化の就労移行支援は、カリキュラムやプログラムがITをテーマにして進めるだけで、そこからIT業界に就職する為の専門学校ではありません就労移行支援です。

それを理解した上で利用するのなら良いのではないでしょうか。


関連記事

就労移行支援の利用の仕方

アドバイザーMアドバイザーM

インタビューの途中ですが、ここで就労移行支援の利用について簡単に解説しておきます。
見学では何も必要はありません。

障害者手帳 無くても利用出来ます
利用料金 0円~9,300円
利用手続き お住まいの自治体に相談

※利用料金は、殆どの人がこの表に記載された金額で理容が出来ますが、詳しくは自治体で確認して下さい。

-利用手続きの流れ-

  • STEP1
    就労移行支援の事業所を探す
    お住まいの行政窓口で聞くか、ネットで住所と就労移行支援と入力することでお近くの事業所が検索されます。
  • STEP2
    見学
    就労支援事業所が見つかったら、見学を申し出て実際に行きます。ネットでは解らない、事業所の中や雰囲気が解るので、必ず見学はしましょう。
  • STEP3
    比較・決定
    就労移行支援の事業所が複数ある場合は、大変でも全て見学します。自分に一番あっている所を探すためです。後で後悔しないように各事業所の特徴をよく見学して決めます。
  • STEP4
    障害福祉サービス受給者証
    お近くの行政窓口にいって、就労移行支援を利用したいことを伝えて、障害福祉サービス受給者証の申請をします。必要な書類が複数有りますので、漏れが無いように行政窓口で確認してください。
  • STEP5
    利用契約を結ぶ
    障害福祉サービス受給者証が発行されたら、見学して決めた事業所と利用契約を結びます。
  • STEP6
    通所
    利用契約を結んだ後、通所が始まります。就労移行支援事業所のプログラムに沿って就職を目指します。

強迫性障害の就労移行支援Q&A

アドバイザーMアドバイザーM

強迫性障害で就労移行支援を利用して就職出来たNさんに質問です。

就労移行支援を利用すると、強迫性障害の人は必ず就職する事が出来ますか?
必ずとは言えませんが、通所しないよりした方が就職出来る機会はグンッと増えます。
利用料金は、本当に0-9,300円で利用が出来るのですか?
私も0円でしたが、廻りも殆ど0円でした。
見学は無料ですか?
はい、交通費は掛かりますが、その他は無料です。
見学をすると必ず利用する必要がありますか?
大丈夫です。私は多くの就労移行支援を見学しましたが、強要されたことはありません。
見学をするとしつこく連絡が来ませんか?
一度も来たことはありません。
見学をするポイントを教えて下さい
必ず、見るだけでなく質問をしましょう。
他の通所している人とのコミュニケーションが難しくないですか?
支援員のサポートもあるので少しずつ慣れていけば良いです。
通所は、最初1日からでも可能ですか?
可能なのと出来ない事業所があります。中には週4日以上となっているところもあります。

見学をする時のポイント

アドバイザーMアドバイザーM

ここでは、質問にもあった見学をするポイントについてNさんから話を聴きます。


元利用者N氏元利用者N氏

見学するポイントは5つあります。

  1. 就労移行支援の事業所の場所
  2. 自宅から事業所までの通所ルート
  3. 事業所内の雰囲気
  4. 支援員・指導員の対応
  5. 利用者の感じ
元利用者N氏元利用者N氏

それでは、簡単に解説します。

就労移行支援の事業所の場所

自宅から近い場所も良いですが、実際に通勤をする事を想定して訓練をする方が良いので、あえて多少離れたところを利用するのもありです。

ただし、利用をしている間には、夏も冬もあり、雨や雪の時もあります。
そういう場合でも、通勤が可能な負担がかからない事も考えて見る必要があります。

自宅から事業所までの通所ルート

事業所の場所とも関係ありますが、通所するルートは実際に通所する時間帯で見ておく必要があります。

駅やバス停の混雑、社内の混み具合など良く確認しておくべきです。

特に、「不潔恐怖と洗浄」の症状がある人は要確認が必要になります。

事業所内の雰囲気

事業所内が見学時に暗い雰囲気の場合、通所してから急に明るくなることはありません。

暗くなっている事には、何か原因があるはずです。

その場で、原因までは解らないと思いますが、そういう事業所は避けて置いた方が良いです。

自分が利用する就労移行支援の事業所が暗いと、毎日利用するのが嫌になります。

支援員・指導員の対応

明るすぎず、冷たすぎない、自然な感じの対応があれば問題ありません。

明るすぎるのは、作っているようで何か怖いです。

冷たすぎるのは、それが素でしょう。

出来るだけ、自然な感じで対応できているか確認をします。

あと、相性も合う合わないがあるので、質問を積極的にして確認をする様にしましょう。

利用者の感じ

利用者は入れ替わるので、一概には言えませんが、数ヶ月から2年は利用すると思い、これから一緒に支援を受ける仲間を良く観察してみましょう。

仲間割れはなさそうですか?
1人で孤独そうな人は居ませんか?
全体の人数は少なくありませんか?

このような事を見学では確認してみてください。
もし、気になるような人が居れば、支援員に聴いてみてもいいとおもいます。

以上が見学をする時のポイントになります。
これ以外にも、気になった事があれば、進んで質問をして下さい。

納得して就労移行支援を利用しないと後悔する事になりかねません。

強迫性障害の人が利用する前に見学するべき就労移行支援まとめ

アドバイザーMアドバイザーM

今回、話を聞いて色々と解りました。
最後にまとめて下さい。


元利用者N氏元利用者N氏

はい、強迫性障害の人が利用するべき就労移行支援の事業所は、自宅から近い通所しやすいところです。

見学して比較する事業所は、全国どこにでもあって全ての事業所で同じレベルの支援を受けられる『リタリコワークス』と比べるのが良いでしょう。


アドバイザーMアドバイザーM

では、リタリコワークスは見学だけですか?利用は不向きですか?


元利用者N氏元利用者N氏

いいえ、それは住んでいる場所や利用者の考えもあるので一概には言えませんが、私が利用するのなら『ミラトレ』です。


アドバイザーMアドバイザーM

理由はありますか?


元利用者N氏元利用者N氏

はい、ミラトレはパーソルグループです。


アドバイザーMアドバイザーM

それが何か?


元利用者N氏元利用者N氏

パーソルグループは国内トップクラスの人材総合サービスをする企業です。
グループ全体の求人や採用に関する企業情報が多いので、他社より就職出来る可能性が高いのです。

しかも、障害のある人の転職支援をしているdodaチャレンジも同じグループです。
このような、好条件の就労移行支援事業所は他にはありません。

アドバイザーMアドバイザーM

なるほど、そういう理由ですか。
良く解りました。


アドバイザーMアドバイザーM

今回は勉強になりました。
ありがとうございました。

これで、就労移行支援のインタビューは終わりです。
この記事を最後まで読んでくれたあなたも、しっかり見学をしてから決めるようにして下さい。

この記事が、あなたの就労移行支援の見学と利用に活用頂ければ幸いです。
当メディアは、強迫性障害の人の就職を応援します。

今回、当メディアで取り上げた見学するべき就労移行支援です。
公式サイトにリンクしていますので、直接ご覧頂けます。

  • パーソルチャレンジ・ミラトレ
    就職率98%・定着率80%の高水準のデータは、ハイレベルなサポートの証です。
    国内トップクラスの人材総合サービス企業『パーソルグループ』の就労移行支援は、大手企業に一番近い窓口です。見学は無料で出来ます。

    対象地域:東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪、兵庫
    公式サイトhttps://mirai-training.jp/

  • Cocorport
    首都圏に47の事業所を展開する密着型は便利で利用しやすい負担がないように考えられた利用者ファーストです。講座数50以上のプログラムは、あなたが必要としているサポートが用意されています。

    対象地域:神奈川15、千葉7、東京10、埼玉10
    公式サイトhttps://www.cocorport.co.jp/

  • LITALICOワークス
    全国どこの事業所でも、同じハイレベルのサポートを受けることが出来ます。全国展開をしているからこそ出来る各事業所のデータを元に作られているサポートは、今あなたが一番必要としている内容に常にブラッシュアップされています。

    対象地域:全国81カ所
    公式サイトhttps://works.litalico.jp/