高次脳機能障害の就労移行支援

高次脳機能障害の人が就労移行支援を利用する前に、見学するべき事業所を元利用者と企業の採用担当から話を聴きました。

元利用者はN氏です。
企業からは、N氏を採用した当メディアのアドバイザーKです。

今から、就労移行支援の利用を考えている高次脳機能障害の人は、この記事を参考に見学をすると自分が利用するべき事業所が解ります。

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案内は、アドバイザーMが務めます。

高次脳機能障害の人が就労移行支援を利用する理由

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元利用者のNさんと、採用したアドバイザーKから話を伺います。
最初は、Nさんお願いします。


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Nさんは、どのようなきっかけで就労移行支援を利用しようと思ったのですか?


元利用者N氏元利用者N氏

リハビリをしている病院の主治医から提案されたからです。


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就労移行支援は、知っていましたか?


元利用者N氏元利用者N氏

高次脳機能障害になり、リハビリをするまでは知りませんでした。

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今回、利用使用と思った理由は何でしょうか?


元利用者N氏元利用者N氏

私は、高次脳機能障害になり注意障害があります。
麻痺した手や足のリハビリは病院で出来ていますが、仕事をしたり日常の生活には、高次脳機能障害のひとり一人の特性に合わせたトレーニングが必要だと主治医から聴いたので、まずは検討しようと思いました。


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検討は、どのようにするつもりでしたか?


元利用者N氏元利用者N氏

見学をして就労移行支援のカリキュラムやプログラムを見ようと考えていました。


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見学して、どうでしたか。


元利用者N氏元利用者N氏

高次脳機能障害になった私には就労移行支援のトレーニングが必要だと思いました。


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何故でしょうか。


元利用者N氏元利用者N氏

自分の障害特性の理解と対策についてです。

高次脳機能障害の私には、そこの対策が出来ていないと社会復帰は難しことが解りました。


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それで、利用することにしたのですね。利用する事業所は、どのように決めたのでしょうか。
ポイントがあれば教えて頂けますか。

元利用者N氏元利用者N氏

はい、私が就労移行支援の事業所を選んだポイントは、高次脳機能障害の人の利用状況と、事業所の場所です。


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その理由は何ですか?


元利用者N氏元利用者N氏

高次脳機能障害で利用している人が多ければ支援に慣れている思ったからです。

事業所の場所は、まだリハビリ中なので、なるべく自宅から近い通いやすい場所にしたかったからです。


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それで、満足いくところが見つかったのですね。


元利用者N氏元利用者N氏

はい、今は就職が出来て満足していますが、利用中は不満があり、辞めようかと何度も思いました。


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しっかり見学してから決めたのに、どうしてですか?


元利用者N氏元利用者N氏

見学の方法が良くありませんでした。


アドバイザーMアドバイザーM

えっ?何がだめだったのでしょうか?


元利用者N氏元利用者N氏

私は、高次脳機能障害の利用状況と通いやすいだけを見ていましたが、支援員や指導員を見ていなかったのです。


アドバイザーMアドバイザーM

事業所のスタッフが良くなかったって事ですか?


元利用者N氏元利用者N氏

いえ、スタッフは高次脳機能障害の障害特性やその他のサポートも良くて問題はありません。


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では、何が?


元利用者N氏元利用者N氏

私との相性です。


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相性が合わないって事でしょうか。


元利用者N氏元利用者N氏

はい、私の元々人の好き嫌いが激しいのが悪いのですが、毎日一番顔を合わすことになるスタッフをしっかり確認すれば良かったと反省しています。


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でも、一回の見学ではそこまで解りませんよね。


元利用者N氏元利用者N氏

はい、見学だけでは解りませんが、しっかり質問などをして会話をすれば良かったと思っています。


アドバイザーMアドバイザーM

なるほど、見学では質問することは無かったのですね。


元利用者N氏元利用者N氏

はい、そうです。何もかも初めてのことで質問するべき事が解っていませんでした。

今思えば、一生に一度2年しか利用が出来ないので、もっと慎重に選ぶべきでした。


アドバイザーMアドバイザーM

Nさんは、働く準備をする就労移行支援を利用したのは正解でしたが、見学が甘かったって事ですか。


元利用者N氏元利用者N氏

はい、私は幸い就職に繋がりましたが、人間関係が良くなくて辞めてしまう事も考えられます。

これから就労移行支援を選ぶ人は見学するだけでなく、質問を通して積極的に会話をする方が良いです。


アドバイザーMアドバイザーM

そうですね。毎日のことですから相性は大切ですね。
それでは、その質問例を教えてもらえますか?


元利用者N氏元利用者N氏

はい、この後で説明させて頂きます。


アドバイザーMアドバイザーM

次は、Kに聞きます。Nさんを採用したポイントを教えて下さい。


アドバイザーKアドバイザーK

はい、色々ありますが一番大事なポイントがクリアになりました。


アドバイザーMアドバイザーM

それは、何ですか?


アドバイザーKアドバイザーK

はい、働く姿が見えたからです。


アドバイザーMアドバイザーM

どう言うことですか?


アドバイザーKアドバイザーK

採用面接で、自分の障害について説明がキッチリ出来て必要な配慮が本人から明確に聞くことが出来たので、企業として対応できる範囲が明確になり、採用できると判断が出来たからです。


アドバイザーMアドバイザーM

なるほど、採用ポイントはそこなのですね。


アドバイザーKアドバイザーK

はい、私達企業側からすると配慮することが明確であれば、対応できますがそれが解らないと、やりようが無くて困ってしまいます。

そうなると、採用は難しいと判断するしかありません。


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Nさんは、就労移行支援のトレーニングで自分の障害特性をしっかり説明が出来て伝えられるようになっていたと言う事ですね。


アドバイザーKアドバイザーK

はい、就労移行支援を利用した人は、そこがしっかり出来ている人が多いです。


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それであれば採用しやすいですよね。

高次脳機能障害の人が就労移行支援の利用でプラスになること

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高次脳機能障害の人が就労移行支援を利用してプラスになったことを伺った話からまとめました。

  • 自分の障害を知る
  • 障害への対策と周囲への伝え方を覚える
  • コミュニケーションスキル
  • ビジネスマナースキル
  • パソコンスキル
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結構ありますね。
それでは、1つずつ見ていきましょう。

自分の障害を知る

高次脳機能障害と言っても、障害はいくつかに分かれます。
一緒に仕事をする人や生活をする人に知ってもらうためにも、まずは自分で理解しておく必要があります。

『高次脳機能障害の種類』

-記憶障害-

  • 物の置き場所を忘れる。
  • 新しいできごとを覚えられない。
  • 同じことを繰り返し質問する。

-注意障害-

  • ぼんやりしていて、ミスが多い。
  • ふたつのことを同時に行うと混乱する。
  • 作業を長く続けられない。

-遂行機能障害-

  • 自分で計画を立ててものごとを実行することができない。
  • 人に指示してもらわないと何もできない。
  • 約束の時間に間に合わない。

-社会的行動障害-

  • 興奮する、暴力を振るう。
  • 思い通りにならないと、大声を出す。
  • 自己中心的になる。

障害への対策と周囲への伝え方を覚える

自分の高次脳機能障害を、一緒に仕事や生活をする人には症状をしっかり伝える必要があります。

その上で、必要な対策も伝える事で合理的配慮を受けることが出来ます。

就労移行支援では、ひとり一人こに合った配慮を明確にし、伝える方法を覚えます。

これが、就職後には合理的配慮として企業でも取り組まれるようになります。

コミュニケーションスキル

高次脳機能障害の人は、障害特性によってコミュニケーションを取りにくい場合があります。

ただ、その場合もそのことを伝えられるコミュニケーションスキルがあれば、廻りからは受け入れられますが、そのことを上手く伝えられないと理解してもらえません。

この場合は、基礎のコミュニケーションスキルを学ぶことより、自分に合ったコミュニケーション方法を身につけることで、周囲からの理解を得ることが出来ます。

就労移行支援では、ひとり一人に合わせてコミュニケーションを取る方法を学ぶことが出来ます。

ビジネスマナースキル

高次脳機能障害は、人によっては以前は普通に使っていたビジネスマナーを忘れてしまったり思い出せない人もいます。

完璧な、ビジネスマナーは必要ではありませんが、仕事をする上で必要最低限のビジネスマナーは出来るようにしておく必要があります。

方法は、人により変わってきますが、就労移行支援では仕事をする上で支障が出ないようにひとり一人に合わせて工夫したビジネスマナーを学ぶことが出来ます。

また、事業所への通所を通して慣れることも出来ます。

パソコンスキル

今は、どの業界職種でもパソコンを使用しない方が少ないです。
特に、障害者の求人に多い事務系の仕事では必須になります。

MOSやサーティファイ等の資格は必要はありませんが、ルーティーンの仕事などの基礎になる文字の入力や変換などは必要になります。

就労移行支援では、カリキュラムの中でひとり一人に合ったレベルのパソコンスキルを学ぶことが出来ます。

企業が就労移行支援利用者を採用する理由

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私が就労移行支援を利用した高次脳機能障害の人を採用したい理由をまとめました。

  • 自分の障害の症状を理解している
  • 必要な合理的配慮が明確
  • 体調管理が出来る
  • ビジネスマナーの基礎が出来ている
  • 必要なパソコンスキルがある
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こちらも、結構ありますね。
それでは詳しく見て行きましょう。

自分の障害の症状を理解している

就労移行支援で学んだ高次脳機能障害の人は、自分の障害の症状についてよく理解しています。

良い所も、気をつける所も解っているので自分でコントロールが出来ます。

必要な合理的配慮が明確

ひとり一人に必要な合理的配慮は、一般社員や上司では解りません。
良かれと思ってやった事が、逆に配慮に欠ける事にもなります。

ですが、就労移行支援を利用した高次脳機能障害の人は自分に必要な合理的配慮が明確なので企業側として採用しやすいです。

体調管理が出来る

採用後に、急な欠勤や長期にわたる休職は企業にとってとても困る事態です。

体調不良を押してまで働くことは強要できませんが、任せた仕事は最後まで予定通りにお願いしたいと思っています。

なので、体調管理が大切なのですが就労移行支援を利用した人は、体調管理をする方法や休んだ時の対処方法を学んでいるので心配がいりません。

ビジネスマナーの基礎が理解出来ている

これは、コミュニケーションにも関係がありますが、社会人として仕事をするのに最低限必要なスキルがこのビジネスマナーの基礎になります。

これが出来ないと、聞き忘れや、伝え忘れ、提案力のなさ等からスムーズな仕事が出来なくなります。

高次脳機能障害の症状への配慮はしますが、基本を理解しておく必要はあります。

ですが、中途入社の短期間のビジネスマナー研修だけでは理解することは期待できません。

でも、就労移行支援を利用した人はカリキュラムにビジネスマナーがあり、通所中に実践して身につけているので心配がありません。

必要なパソコンスキルがある

今や、どこで仕事をするにしても必要になるのが、パソコンスキルです。
最初から、スキルのある人は良いですが、出来ない人もいます。

ですが、就労移行支援ではひとり一人のスキルに合わせて基礎を学ぶことが出来ます。

更に採用担当として注目しているのは、想定した業務に合わせて必要なスキルをオーダーが出来る事です。

例えば、就労移行支援の見学会に参加します。
採用したいなと思う人がいました。でも、パソコンスキルの基礎は出来ても、想定する業務にはもう少し専門的な知識が必要な場合、就労移行支援の事業所にそのスキルが身につくように依頼が出来ることです。

具体的には、業務でVlookup関数が必要な場合、重点的にその関数の使い方を覚えて貰うことが出来ると言う事です。
これは採用する側にとって大きい事です。

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このような背景があるので、安心して採用しやすいのです。

高次脳機能障害の人に就労移行支援が出来る事

高次脳機能障害の人が就労移行支援を利用してプラスになる事と、企業が就労移行支援の利用者を採用する理由が解りました。

ここでは、一端インタビューから離れて『就労移行支援は何が出来るのか』全体を把握します。

就労移行支援では大きく分けてこの4つが柱になります。

  • カウンセリング
  • 就労支援
  • 就職支援
  • 定着支援

内容をもう少し詳しく見ていきましょう。

カウンセリング

カウンセリングは、就労に必要なひとり一人に合った支援をするために、何が必要でどのような方法で行うか決めるために行います。

全ての人が同じカリキュラムで支援されても、役に立つ人と役に立たない人が出てくるからです。

このカウンセリングが上手だと、ひとり一人満足のいく支援に繋がります。

就労支援

事業所に通所している間に行うカリキュラムやプログラムです。
ここで、ビジネスマナーの基礎やパソコンスキルを身につけます。

就職支援

就職支援は以下の4つになります。
事業所によっては、この他にもハローワークへの同行や就職を斡旋するするところもあります。

  • 企業参加の見学会の開催
  • インターン
  • 応募書類書き方
  • 面接対策

企業参加の見学会の開催

見学会の企画をして参加企業を集めます。
定期的に行う事業所が多くあり、企業にはただ参加するのではなく、ひとり一人の成長を見てもらいます。

インターン

インターンの受け入れを各業界の企業にお願いをします。
就労移行支援の利用者が、興味のある企業で働けるきっかけになるように、多くの企業に声をかけてお願いをします。

応募書類書き方

履歴書、職務経歴書の書き方を添削して完全な物に仕上げます。

応募書類は、ただ書いてあれば良いという物ではありません。
封筒への入れ方や、中に入れる書類の折り方まで気を遣う必要があります。

面接対策

面接対策は、経験豊かな支援員が行い利用者が実践で参考になる様に模擬で行います。

面接する部屋への入り方から始まり、服装、身だしなみ、話し方、椅子への座り方、質問への答え方、逆質問など丁寧に行います。

定着支援

定着支援は、入社後のフォローになります。
就労移行支援で身についたはずの健康管理やビジネスマナーの基礎が、いつの間にか疎かになっている時や、企業内で仕事の種類が変わったり、移動があって合理的配慮が出来ていないときなど、利用者が働きやすい環境で仕事が出来るように、本人と企業側に提案をします。

高次脳機能障害の人が就労移行支援を利用した感想

ここでは、Nさんから就労移行支援を利用した感想を聞きます。

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就労移行支援を利用した体験からお聞きします。
高次脳機能障害のNさんが就労移行支援を利用したメリットとデメリットを教えて下さい。


元利用者N氏元利用者N氏

メリットは、突然高次脳機能障害になった私は生活も仕事も上手く出来なくなりましたが、就労移行支援を利用する事で、私に合っている方法が解った事です。

おかげで、生活も仕事も今では問題なく出来ています。


元利用者N氏元利用者N氏

デメリットは、就職が出来たので今では特に感じませんが、利用している最中はスタッフとの相性が良くなかったので結構ストレスになっていたと感じています。

でも、辞めなくて本当に良かったです。


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利用して良かったですね。


元利用者N氏元利用者N氏

はい、就労移行支援を利用していなければ、今も仕事がなく障害への対策も出来ていなかったと思います。

高次脳機能障害が利用する就労移行支援

もう少し詳しく聞いてみます。

就労移行支援をまた利用するとしたら

アドバイザーMアドバイザーM

Nさんが、もしまた就労移行支援を利用するとしたらどの事業所を利用しますか?


元利用者N氏元利用者N氏

今回利用した事業所を利用するかは解りませんが、同じタイプの事業所を利用します。


アドバイザーMアドバイザーM

Nさんが利用した事業所のタイプは、専門に特化していない一般の就労移行支援でしたよね。


元利用者N氏元利用者N氏

はい、そうです。


アドバイザーMアドバイザーM

専門に特化している就労移行支援もありますが知っていますか?


元利用者N氏元利用者N氏

はい、もちろん知っています。
でも、私は同じタイプの就労移行支援を利用します。


アドバイザーMアドバイザーM

どうしてですか?


元利用者N氏元利用者N氏

専門に特化した就労移行支援は、私のような当事者にはとても良い事業所です。
支援員やカリキュラム、プログラムも専門に特化しているので当事者は利用しやすいでしょう。


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では何故?


元利用者N氏元利用者N氏

理由は、利用時では無く就職した後です。

私が就職する企業は、高次脳機能障害の人だけいるのではありません。
一般の健常者や他の障害がある人もいます。

なので、限られた障害のある人だけの特別な空間ではなく、最初から色々な人がいる就職後に近い環境の方が良いと考えているからです。

実際、今回就職して実感しています。

大規模と小規模では?

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全国に3500以上もある就労移行支援ですが、全国的に展開している大規模な事業所と地域に密着した小規模の事業所とどちらが利用者には良いですか?


元利用者N氏元利用者N氏

どちらも良いところがあるので、一概には言えません。本人が行きたいと思った所が一番だと思っています。

ですが、良く見学をして決める必要はあります。
就労移行支援の利用が出来るのは、1生に1度2年だけです。後悔しないように見学出来るところは全て見てから決めた方が良いです。


アドバイザーMアドバイザーM

見学で質問はひつようですよね。


元利用者N氏元利用者N氏

はい。必ず質問は用意しておくべきです。それでないと私のように後で後悔することになります。


アドバイザーMアドバイザーM

そうですね。では、この記事を読んでいくれている人の為にも、良かったら例として質問の内容を教えてください。


元利用者N氏元利用者N氏

解りました、この後で質問について話します。

見学するべき就労移行支援の事業所

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Nさんが、就労移行支援を利用する前に、ここだけは見学しておくべきと思う事業所があれば教えて下さい。


元利用者N氏元利用者N氏

私は、利用する前に自宅から利用できる範囲の事業所を数多く見ました。
その経験から見学しておくべきと言えるのは、『リタリコワークス』です。


アドバイザーMアドバイザーM

理由は何でしょうか?


元利用者N氏元利用者N氏

全国展開していて、どの事業所でも同じレベルの支援を受けることが出来るので、基準として見学をしておくべきです。


アドバイザーMアドバイザーM

なるほど、それを元に自分の利用する就労支援を比較するわけですか。


元利用者N氏元利用者N氏

はい、そうです。
基準がある方が、比較しやすいのでまず基準である『リタリコワークス』の見学は必須と言えます。


アドバイザーMアドバイザーM

見学するだけですか。利用には?


元利用者N氏元利用者N氏

見学してから、自分に合っていると思えば利用すれば良いのではないでしょうか。


アドバイザーMアドバイザーM

そうですね。
他には有りますか?


元利用者N氏元利用者N氏

ココルポート』です。首都圏だけで47ヶ所の事業所があり利用しやすいのもあるので見学をしておくといいでしょう。通所しやすいのは大事です。


アドバイザーMアドバイザーM

まだありますか?


元利用者N氏元利用者N氏

はい、絶対見学しておくべき事業所は、就職率が高い『ミラトレ』は必須です。
ここはカリキュアラムの内容や支援員、指導員を比較するためにも見学をするべきです。


アドバイザーMアドバイザーM

解りました。ありがとうございます。

まとめると、『ミラトレ』『ココルポート』『リタリコワークス』は基準として見学をしておく方が良いと言うことですね。


元利用者N氏元利用者N氏

はい、見学は無料なので見ておいた方が自分に合っている就労移行支援を選ぶことが出来ると思います。

就労移行支援事業所の紹介

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ここでは、Nさんの体験から高次脳機能障害の人が見学しておいた方が良い就労移行支援を紹介します。
Nさんよろしくお願いします。

ミラトレ 驚異の就職率98%

ミラトレ【対応エリア:東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪・兵庫】

ミラトレは、dodaやテンプスタッフと同じパーソルグループです。
平均8-9ヶ月で卒業し、就職率は全国平均22%に対して98%の高さです。

見学した事業所は、利用者は20代~30代が中心のようで男女比は同じくらいでした。

就職率が高いのは、人材総合サービスで国内トップクラスのパーソルグループの持つデータが基盤になっているようで、就労移行支援の見学会からインターンに繋がり、就職まで行くからのようです。

ミラトレ公式サイト
https://mirai-training.jp/

ココルポート 首都圏で一番多い事業所

ココルポート【対応エリア:東京・神奈川・千葉・埼玉・福岡】

ココルポートは、首都圏と福岡のみの利用になりますが通所範囲内の人は見学をしておきましょう。首都圏では47ヶ所の事業所があり、利用がしやすいです。

大手ではなく中堅の事業所ですが、利用できるeラーニングが50講座とか、就労移行支援事業所外の農作物などを育てるカリキュラムなどもあり自分で選べる選択肢が多いのが良いです。

それと、首都圏在住の人は事業所の数が首都圏だけで47ヶ所と多いので自宅から通所しやすいのも良いです。

ココルポート公式サイト
https://www.cocorport.co.jp/

リタリコワークス 対応エリア業界最大級

LITALICOワークス【対応エリア:全国】

リタリコワークスは北海道から沖縄までカバーする大規模事業所です。

見学して説明から解った事は、全国から集まるデータから就労支援で必要なプログラムやカリキュラムが常に進化していることです。

それも、色々な人が利用出来るように柔軟に対応できて、全国の事業所で共有できます。

どこの地域でも、最新の同じ就労支援が受けられるは凄いです。
ですが、個性が無いようにも感じました。

リタリコワークス公式サイト
https://works.litalico.jp/

IT特化の就労移行支援事業所

アドバイザーMアドバイザーM

高次脳機能障害の人が利用する就労移行支援について話を聞かせて頂きましたが、最近増えてきたIT特化については、どう考えていますか。


元利用者N氏元利用者N氏

ITやwebなどに興味のある人は、通所も楽しく出来るのではないでしょうか。


アドバイザーMアドバイザーM

では、Nさんも通所したかったですか?


元利用者N氏元利用者N氏

それは、ありません。
ITやweb関連に興味はありますが、私の就労支援には向いていません。


アドバイザーMアドバイザーM

どうしてですか?


元利用者N氏元利用者N氏

ITやwebのプログラムで就労支援を受けたとしても、IT業界に就職はできません。仮に出来たとしてもそのスキルを活かす仕事に関わることは出来ないでしょう。


アドバイザーMアドバイザーM

確かに、そうかもしれませんね。


元利用者N氏元利用者N氏

それであれば、自分に合っている本当に必要な就労支援の方が良いからです。


アドバイザーMアドバイザーM

なるほど。


元利用者N氏元利用者N氏

勘違いして利用をしたら、後でがっかりします。
IT特化の就労移行支援は、カリキュラムやプログラムがITをテーマにして進めるだけで、そこからIT業界に就職する為の専門学校ではありません就労移行支援です。

それを理解した上で利用するのなら良いのではないでしょうか。


関連記事

就労移行支援の利用の仕方

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インタビューの途中ですが、ここで就労移行支援の利用について簡単に解説しておきます。
見学では何も必要はありません。

障害者手帳 無くても利用出来ます
利用料金 0円~9,300円
利用手続き お住まいの自治体に相談

※利用料金は、殆どの人がこの表に記載された金額で理容が出来ますが、詳しくは自治体で確認して下さい。

-利用手続きの流れ-

  • STEP1
    就労移行支援の事業所を探す
    お住まいの行政窓口で聞くか、ネットで住所と就労移行支援と入力することでお近くの事業所が検索されます。
  • STEP2
    見学
    就労支援事業所が見つかったら、見学を申し出て実際に行きます。ネットでは解らない、事業所の中や雰囲気が解るので、必ず見学はしましょう。
  • STEP3
    比較・決定
    就労移行支援の事業所が複数ある場合は、大変でも全て見学します。自分に一番あっている所を探すためです。後で後悔しないように各事業所の特徴をよく見学して決めます。
  • STEP4
    障害福祉サービス受給者証
    お近くの行政窓口にいって、就労移行支援を利用したいことを伝えて、障害福祉サービス受給者証の申請をします。必要な書類が複数有りますので、漏れが無いように行政窓口で確認してください。
  • STEP5
    利用契約を結ぶ
    障害福祉サービス受給者証が発行されたら、見学して決めた事業所と利用契約を結びます。
  • STEP6
    通所
    利用契約を結んだ後、通所が始まります。就労移行支援事業所のプログラムに沿って就職を目指します。

高次脳機能障害の就労移行支援Q&A

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高次脳機能障害で就労移行支援を利用して就職出来たNさんに質問です。

就労移行支援を利用すると、高次脳機能障害の人は必ず就職する事が出来ますか?
必ずとは言えませんが、通所しないよりした方が就職出来る機会はグンッと増えます。
利用料金は、本当に0-9,300円で利用が出来るのですか?
私も0円でしたが、廻りも殆ど0円でした。
見学は無料ですか?
はい、交通費は掛かりますが、その他は無料です。
見学をすると必ず利用する必要がありますか?
大丈夫です。私は多くの就労移行支援を見学しましたが、強要されたことはありません。
見学をするとしつこく連絡が来ませんか?
一度も来たことはありません。
見学をするポイントを教えて下さい
必ず、見るだけでなく質問をしましょう。
他の通所している人とのコミュニケーションが難しくないですか?
支援員のサポートもあるので少しずつ慣れていけば良いです。
通所は、最初1日からでも可能ですか?
可能なのと出来ない事業所があります。中には週4日以上となっているところもあります。

就労移行支援見学時の質問内容

見学するとき、一緒に質問する内容をまとめました。

質問内容

  • ここ1年の高次脳機能障害の利用者数
  • 高次脳機能障害の症状
  • 高次脳機能障害に必要なサポート
  • 高次脳機能障害が気をつけること
元利用者N氏元利用者N氏

質問について解説します。

ここ1年の高次脳機能障害の利用者数

1年間通しての利用者数は1事業所では把握できないほど多くないはずです。
どれくらいの人が利用して、何人が就職出来たか、かかった期間などを質問します。

高次脳機能障害の症状

高次脳機能障害として代表的な症状を質問します。
このとき、ひとり一人によって出方が変わると言ったような返答は怪しいです。

具体的には、下の4つが出れば大丈夫です。

  • 記憶障害
  • 注意障害
  • 遂行機能障害
  • 社会的行動障害

高次脳機能障害に必要なサポート

高次脳機能障害の就労支援として必要なサポートとは何かを具体的に質問します。

通所を続けられる工夫や自分の障害特性の理解等が回答として出ればOKです。

でも、他にも、回答はあると思いますので、よく聞いてみて下さい。

高次脳機能障害が気をつけること

高次脳機能障害の当事者が就労移行支援を利用するにあたり、気をつけることを質問します。

抽象的ではなく具体的な内容であれば大丈夫でしょう。

就労移行支援を選ぶ隠れたポイント

実は、この質問中に最も大切な事があります。
それは、質問へ応答する支援員や指導員の対応です。

カリキュラムやプログラムが良くても、事業所ごとに変わるのがこのスタッフの人間性です。
同じ就労移行支援でも事業所によって変わるので、しっかり見極める必要があります。

  • 答えが合っているか
  • 丁寧か
  • 面倒な感じは出ていないか

慣れていない支援員や指導員は、しっかり対応出来ないのでよく見ておきましょう。

また、慣れていても人柄が出ます。
「見学に来て面倒なこと聞くなよ。」と思っている人は、どこかに出るので言葉だけでなく対応する態度や言葉の端はしを観察します。

これらの隠れたポイントのチェックが良く出来ていないと利用しても失敗になります。

また、人間性は良くても、自分と合わないタイプの人も居るでしょう。
そこは、長い付き合いになるかもしれないので、しっかり見ておきましょう。

高次脳機能障害の人が利用する前に見学するべき就労移行支援まとめ

アドバイザーMアドバイザーM

今回、話を聞いて色々と解りました。
最後にまとめて下さい。


元利用者N氏元利用者N氏

はい、就労移行支援を利用する前に見学するべき事業所は、専門に特化していない自宅から近い通所しやすい就労移行支援です。

比較する事業所は、全国どこにでもあって全ての事業所で同じレベルの支援を受けられる『リタリコワークス』を見学して比べるのが良いでしょう。


アドバイザーMアドバイザーM

では、リタリコワークスは見学だけですか?利用は不向きですか?


元利用者N氏元利用者N氏

いえ、それは住んでいる場所や利用者の考えもあるので一概には言えませんが、私が利用するのなら次回も『ミラトレ』です。


アドバイザーKアドバイザーK

理由はありますか?


元利用者N氏元利用者N氏

はい、ミラトレはパーソルグループです。


アドバイザーKアドバイザーK

それが何か?


元利用者N氏元利用者N氏

パーソルグループは国内トップクラスの人材総合サービスをする企業です。
グループ全体の求人や採用に関する情報が多いので、他社より就職出来る可能性が高いのです。

しかも、障害のある人の転職支援をしているdodaチャレンジも同じグループです。
このような、好条件の就労移行支援事業所は他にはありません。

アドバイザーMアドバイザーM

なるほど、そういう理由ですか。
良く解りました。


アドバイザーMアドバイザーM

今回は勉強になりました。
ありがとうございました。

これで、元利用者と企業の採用担当者の就労移行支援のインタビューは終わりです。
この記事を最後まで読んでくれてありがとうございました。

就労移行支援の利用は、あなたはしっかり見学をしてから決めるようにして下さい。

この記事が、あなたの就労移行支援の見学と利用に活用頂ければ幸いです。
当メディアは、高次脳機能障害の人の就職を応援します。

今回、当メディアで取り上げた就労移行支援です。
公式サイトにリンクしていますので、直接ご覧頂けます。