海岸の洞窟

私と彼は2人とも精神障害で3級の手帳を持っています。
彼はうつ病で、私はASDです。

彼と私は同じ時期に仕事を探していました。

2人ともなかなか仕事が決まりませんでしたが、結果はじめに就職出来たのは私でした。

その後、彼もしばらくして仕事が決まりましたが、なぜ彼より私の方が早く仕事が決まったのか2人とも不思議に思っていたので、違いを分析して見ました。

ここでわかること

  • 精神障害者の転職で本当に必要な事

2人の簡単なプロフィール

障害 障害者手帳有り3級(精神障害:うつ病)
年齢 30歳
職種 営業職 正社員
転職回数 2回
最終学歴 大卒
ブランク 約1年
探している働き方 障害者枠

障害 障害者手帳有り3級(精神障害:ASD)
年齢 27歳
職種 総合職 正社員
転職回数 なし
最終学歴 大卒
ブランク 約2年
探している働き方 障害者枠

ここで見る違いは、転職回数とブランクでしょうか。
それと、障害名は2人とも精神障害ですが、障害内容はうつとASDで違います。
彼は30歳で転職3回目、ブランクは約1年です。
私は、新卒で企業に入社して約2年で離職、その後働いた経験はありません。
ブランクは私の方が1年長く2年仕事をしていません。

仮説ここで立てた私の仮説です。
彼の方が、社会人としての経験が多く、ブランクも短いので精神障害もコントロール出来ていて、企業の採用担当者から見ると、私と比べた場合、彼を採用したいのではないか。

就活は障害者の転職エージェントを利用

私と彼の就活は障害者の転職エージェントが主体でした。
私は、彼の使っている転職エージェントの中から、適当に彼のお勧めを聞いて一カ所だけ利用していました。
彼は、3カ所か4カ所くらいの所を利用していたようです。

彼が一生懸命に就活を進めていたのが良かったのか、各転職エージェントからは良く障害者向けの求人案の載ったメールが届いていたようです。

私はと言うと、たまにメールが送られて来てはいましたが、ろくに見てもいませんでした。
理由は、最初はメールを見ていたのですが、あまり良いと言えるような障害者向けの求人では無かったからです。

もともと、当時はそんなに働く気も無かったのと、障害者向けの求人のメールが来ても、どうでも良いような内容のものばかりだったので、どんどん見なくなっていって反応が無いのが悪かったのか、障害者の求人を紹介するメールは、減っていきました。

私はまだ精神障害や体のことを考えると、仕事は難しいのかも知れないけど、彼は精神障害も安定していて気力も体力も戻っているようだから、早く良い仕事がきまるといいなぁ。と見守っていました。

うつ病の彼の就活に変化が!

彼と私の精神障害者としての就活が始まって半年くらいした頃でしょうか、彼が近くにある就労移行支援に行きはじめたのです。

私は、就活に役立つのだろうと思い、あまり気にもとめていませんでした。
その間にも、彼には転職エージェントからじゃんじゃん求人案のメールが来ています。
私は、ちょろちょろです。

そりゃあ、私が転職エージェントでも、彼の方が採用されやすそうだからメール送るわな。と、思いながら人ごとでした。

ASDの私にも変化が

それから数ヶ月がたちました。
私の変化がと言っても、突然やる気が出てガシガシ就活を始めたと言うわけではありません。

彼の就労移行支援の話を聞いていて、私も就活に向けて何かしようかなと思ったのです。
ですが、それはやる気では無く、単に毎日テレビを見て、ゲームをしてる引きこもりの生活が飽きたのです。

でも、就労移行支援はちょっと行くのに抵抗があるし、話を聞いた限りでは、私にはつまらなさそうと思っていたので、就労移行支援の利用はなしです。

彼の話では、支援員に仕事のことや、精神障害のことなどについて話ができるし、相談も聞いてくれるから、それだけでも良いよ。と聞かされてきているけど、私にはむいていないかなぁ。って感じていたので他のことで考えました。

私は結構三日坊主なので、好きなことや興味のある事でないと続かないだろうと私なりに予測をして考えて見ました。

  • 家から出なくても良い
  • 割と好きなことで就活の役に立つ
  • 長続きしそう
  • お金があまり掛からない
  • 好きなときに出来る

人事部のおじさん人事部のおじさん

そんなんあるわけないやん


と、考えながら学生の頃を思い出していました。

私は、高校、大学と英語を専攻してきました。
得意ではありませんが、すきです。

ああ、英語なら良いかもと思い、調べてみました。

就活に向けてやる気が出たわけでも無いのに始めた結果

私が始めたのはオンラインの英会話です。
理由は

  • 家で出来る
  • 割と好きで仕事にも役立ちそう
  • 好きだから、長続きできるかも知れない
  • お金は、思っていたよりぜんぜん安い
  • 自分の都合の良い時間に出来る

だからです。

これならば、のんびり続けられるかもと思い始めました。

っが!もともと好きなことには、のめりこむ性格?障害です。
好きなこともあって、集中してガシガシやるようになっていました。

見習いかかし見習いかかし

すきこそもののじょうずなれ

転職エージェントの変化

人間、誰でもそうだと思うのですが、何か学んだり、新しいスキルを身につけると試したくなります。
大好きなゲームでもそうですが、英語も同じでした。
学生の頃、最後に受けたTOEICから5-6年たっているけど、今の実力を試したいと思ったのです。

普段は、外に出るのも嫌いなのに、自分が好きなことだと、サッとでれます。
TOEICを受けに行きました。

結果
学生の頃:スコア720
今:スコア860

やったぜ、あがったぜ。

頭の中では、ゲーム中にレベルが上がったときの音が鳴ったような気がしました。

こうなると、誰かに自慢したい。
彼しかいない。。。。。
もちろん話しました。

でも、もっと誰かに自慢したくて、転職エージェントの資格欄に今までは無記入だったのですが、TOEICのスコアを入れておいてみました。

すると

転職エージェントからの求人のメールが少し増えました。
英語が効いたのかなと思って満足していました。

障害者を急襲する突然のラスボス

自分の好きなことをやって、結果が出て、それを評価されたことで、凄く良い気分です。
転職エージェントのメールに、ある有名企業の名前がありました。

企業名は言えませんが、某外資系の企業です。
まぁ、ラスボス倒す感じで、新しいスキルを試しに行ってみるかと応募してみました。

すると、書類選考を通過、面接までするすると行けてしまいました。
なんか拍子抜けですが、そこからが大変です。

転職エージェントのカウンセラーから面接対策を受け、面接用のリクルートスーツを買い、髪の毛を切りと用意をあれこれしました。

普段の私からすると、とてもやってられないと思うのですが、
私の中では。ラスボスに向けて、秘伝の書を授かり、バトルスーツを手に入れ、強化マスクを装着したような気分です。

で、いざ対決!

障害者を急襲したラスボスとのエンディングは突然に

新しいスキルを身につけ闘いきりました。
負けても満足です。おもしろかったー。

その頃彼は、就労移行支援で仕事について相談をしていました。

闘いは1週間の間をあけて2回ありました。

2回目の戦いの翌日、転職エージェントから連絡が入りました。
昨日のラスボスの戦いの結果でした。

結果は、ラスボスを倒していませんが、握手をする事になりました。
そうです。
就活終了です。

そのころ、彼は就労移行支援で精神障害をもって働く事について相談をしていました。

まとめ

今回、精神障害がある彼と私が同じ転職エージェントを利用して私が先に採用されたのは、たまたまではないと、今回の分析を振り返って思いました。

私が、英語というスキルを身につける前と後では、明らかに求人の数も変わりました。
もし英語を身につけていなかったら、今回採用された企業の求人案にも出会えてないでしょう。
仮に、出会えたとして面接まで進めたとしても返り討ちにあっていたでしょう。

今回、私は英語という武器で闘いましたが、別に英語でなくても、自分の武器を何か身につけることで、闘うフィールドが広がります。

そして他の候補者との差別化も出来るので有利になれます。

ここだいじ結論:今回、私が彼より早く採用されたのは、スキルによる他との差別化です。

最後に、転職エージェントのカウンセラーの方の秘伝の書が効きました。

 お世話になった転職エージェント

【公式サイト】https://doda.jp/

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今回の寄稿ありがとうございました。編集はアシスタントのLでした。