プランと書かれている看板

アシスタントLアシスタントL

今回は、人事で採用担当をしているAさんに障害者枠の正社員について寄稿頂きました。
編集は私、アシスタントのLです。

最近、障害者枠の求人を見ると、正社員の募集を見ることが以前より多くなりました。

この記事を読んでくれている人は障害者枠の正社員に興味がある人だと思いますが、この障害者枠の正社員というのは、場合によってはあなたの考えている正社員とは違うかもしれません。

この記事は、障害者枠で仕事を考えている人に自分にあった働き方を選んでもらえるように、障害者として今まで、正社員、障害者枠の契約社員、障害者枠の正社員を転職してきた私が、各働き方の違いについて解説します。

障害者枠の正社員と一般枠の正社員の違い

まず、私も転職するまで気が付かなかったのですが、実際に障害者枠の正社員として働き始めて違いが分かりました。

勘違いをしないように、その違いを明確にします。
*同じ仕事をしている前提です。

障害者枠の正社員 正社員
雇用形態 一応正社員 正社員
雇用期間 基本無期 基本無期
給与 月給:240,000円(-20%) 月給:300,000円
賞与 4か月 4か月
各種手当 通勤手当・時間外手当(時間外はない) 通勤手当・時間外手当
所定外労働時間 基本無し
休日・休暇 完全週休二日制(土日祝) / 年末年始休暇 / 年次有給休暇
結婚休暇 / 出産休暇 / 介護休暇など
完全週休二日制(土日祝) / 年末年始休暇 / 年次有給休暇
結婚休暇 / 出産休暇 / 介護休暇など
福利厚生 社会保険完備(雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金) / カフェテリアプラン/財形貯蓄 社会保険完備(雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金) / 社員研修制度 / カフェテリアプラン/財形貯蓄

これは私が人事の採用担当として給与課に関りがあるので確認できたことです。

障害者が選べる働き方から自分が向いている働き方を確認する

正社員

求められるのは常に成果であり、評価もしっかりされ、自分の職種のキャリアパスを重視した社員教育を受ける事が出来る。

転職仙人転職仙人

簡単に言うと、仕事はきっついけど給料は相応に出てキャリアアップができるってことじゃな。


障害者枠の正社員

成果を求められるますが、正社員ほどノルマや役割はないです。キャリアパスは職種によって一応考えられますが、無理のない範囲ということになり、無いと同じようなものです。キャリアアップはないでしょう。
転職仙人転職仙人

簡単に言うと、障害者雇用枠の有期契約社員が無期になっただけじゃ。
しかし!有期契約社員と違うのじゃ。賞与も退職金も出るのじゃー。
仕事のやりがいは、そこまでないが、年収は良くなり、退職金が出るので障がい年収は上がるよのう。

障害者枠の契約社員

成果は求められません。ルーテイン業務が間違わずに出来ることが大切です。
障害を抱えて働く人が、無理なく働けるように配慮があるので、障害者としては一番働きやすい環境です。
昇給、賞与、退職金はありません。
転職仙人転職仙人

簡単に言うと、やりがいや給料面は期待できんぞえ。しかし、障害を抱えて働く人が一番働きやすい環境なのは障害者枠の契約社員じゃ。

実際に働いてみた私からアドバイス

正社員から障害者枠の契約社員、障害者枠の正社員を経験してきた私から見ると、障害者枠の正社員が一番良くない働き方だと思います。

キャリアや待遇面を重視すると、正社員と比べて嫌になります。
任せられる仕事も少なく、やりがいは感じられません。

正社員という名前と、賞与と退職金が目当てであれば、問題はありませんが、もし少しでもそこで、やりがいを求めてしまうと、ため息しか出ない毎日が待っていると思ってください。
それでも良いなら、おすすめします。

まとめ

もし、あなたがやりがいを重要視するのであれば、障害者枠ではなくて、正社員として採用される方が良いでしょう。

考えてみてください、なぜ障害者枠の正社員なのか。
純粋に正社員の募集であれば、それで募集すればいいはずなのに、わざわざ障害者枠の正社員の募集ておかしいと思いませんか。

正社員として採用した人に障害があったので、会社は仕事がやりやすいように、配慮をしたのであれば、良いのですが、最初から障害者枠で募集しています。

これは、障害者でも正社員で働けますよという企業のアピールではなく、障害者のマーケットが売り手市場なのと、障害者が正社員になりたいという憧れを利用した囲い込みなのです。
新しい障害者枠の母集団形成と言ってよいでしょう。

確かに、賞与と退職金が出るのは大きいです。
配偶者や子供がいれば、なおさら必要でしょう。
でも、障害者雇用枠の契約社員の方が、ストレスもなく精神的に健康でいられます。

毎日、もやもやした気持ちで「イライラ」ストレスを溜めながら、ため息をついて我慢して障害者枠の正社員で働くか、ストレスフリーで気持ちよく穏やかな毎日を送るかは、あなた次第ですが、今のわたしは障害者枠の正社員をやめて、障害者枠の契約社員にもどりました。

 あわせてよみたい