英字新聞

こんにちは、ライターのNです。人事経験がある聴覚障害者です。
この記事の編集は管理人のKによります。

最近、交流のある採用担当者たちと、この先10年の障害者雇用について話をしました。
その中で、既に変わってきているところがあるので、その辺を記事にします。

今回は、障害者の仕事で既に必要となっている英語力についてです。
それは、聴覚障害者も例外では無く英語力を求められて来ています。

私自身、ぼーっとしていると、転職先も無く給与も最低になってしまいかねないので、敏感に対処をしていきたいと思います。

ここには、以下のことが書かれています。

  • なぜ障害者の仕事に英語が必要になるのか
  • どのようなシーンで必要になっていくのか
  • 聴覚障害者も例外では無い
  • 聴覚障害者の英語の学び方

について解説をしていきます。

ここでわかること

  • 障害者の英語力の必要性
  • 聴覚障害者の英語の学習方法

聴覚障害者が仕事をするとき、英語力を必要とする理由

企業が障害者の求人をするとき、一般枠か障害者枠がありますが、障害者枠で募集することが、まだまだ多いです。

障害者枠での採用は、配慮のある働きやすい環境で、働いて貰うことを重視していて、一般の総合職のような企業への成果は、あまり求められません。

聴覚障害者も同じで、情報の共有などに配慮をした採用を企業はしていますが、仕事となると今までは成果まで求められませんでした。

ですが、最近の障害者採用は少しづつ変わってきていて、パフォーマンスでの採用をしたり、採用後のキャリアパスの形成を考えるようにもなってきました。

そうなると、障害者枠で採用された人も、今までは配慮だけで成果まで求められなかったのが、成果を求められる用になります。

すると、障害者は総合職と同等とまでは言わなくても、それに近いパフォーマンスで、成果となる結果を出さないとなりません。

それは、聴覚障害者も例外ではありません。

その第一歩となるのが、企業内のシステムの利用が出来ることです。

以前は、システムは正社員が触るので、仕事はそれ以外となることが多かったのですが、今は、人事でも総務でも営業でも、企業統一のシステムの利用は必須です。

近年、企業は様々な効率化をして色々なシステムを導入しています。
*1.SAP、*2.Oracle、*3.SalesForceなど、グローバルに展開する企業ではプラットフォームも英語で表示されています。

グローバル化している企業では、他にも海外の部署とのコミュニケーションは、メールや書類でも英語を利用しています。

なので、聴覚障害者もこれからは、英語の読む書く打つが出来ることが必要になります。

読む=メールや書類 書く=書類 打つ=パソコンの入力

*1.SAPは主にビジネス向けソフトウェアの開発を手掛ける大手ソフトウェア企業
*2.オラクルは、データベース管理システムを中心とした企業向けソフトウェアの開発、販売を行っている
*3.セールスフォースは、顧客関係管理ソリューションを中心としたクラウドコンピューティング・サービスの提供企業

抜粋:wikipedia

障害者が仕事で必要な英語力と職種は?

障害者の募集で最も多い事務職は、メールやシステムの利用をするのに、どこの部署でも英語が必要になります。
英語力としては最低限、英字新聞が読めて、個人の日記が書けるくらいは必要です。

なので最低限必要な英語力で言うと、すべての職種になります。
ビジネス英語が必要となる場合もありますが、すぐにでは無くても、徐々に慣れて行く必要はあります。

庶務やメールルームの軽作業では英語力はいらないのでは?

いいえ、そのような事はありません。メールや宅配便などの宛先の確認、会議室のセッティングで必要なシステム上の予約確認など英語は必要に迫られています。

すべての職種で英語力は必要になる

目安は、英字新聞が読めて、個人の日記が書けるくらい

英語力を求められるシーンはこんな時

聴覚障害者が、仕事で英語力を求められるシーンをまとめました。

  • 会社全体のグローバルなメール「お知らせや決算報告など」
  • 海外の部門とのコミュニケーション
  • 外部協力会社等とのメール
  • 海外部門とのミーティング(ノートかPCテイク)
  • 社内システム利用
  • 社員教育システム

など

以上が、考えられるシーンです。

ですが、ミーティングなどはテイクが難しい場合があるので、あとで同僚に細く説明を受ける方が良いと思います。

聴覚障害者にお勧めの学習方法

TOEICのスコアが最初100代だった私が、1年でスコア350まで行った方法を解説します。
*リスニングが無いので満点のスコアが495です。

どのタイミングでTOEICを受けて見ても良いですが、私はお金がもったいないので、ここで言う中級者以上になってからをおすすめします。

障がいまたは健康上の理由により個別の配慮が必要な方は、プライオリティサポートのご依頼をいただくことで、ご希望に沿った受験環境を可能な範囲でご用意いたします。お申し込みの前に当ページをご確認ください。
ご不明な点がございましたら、申込期間にかかわらずできるだけお早めに、プライオリティサポート係までお問い合わせください。

引用:TOEICプライオリティサポートより

超初心者におすすめ

TOEICスコア:100レベル
英語力が0、全く自信が無い人は、まず見て目で覚えます。
何度も何度も簡単なフレーズを最初は見て覚えます。


英語で楽しむ日本昔ばなし English Masterpieces: Long-Ago Stories of Japan【日英対訳】

ごめんなさい。この本にはCDが付いています。おすすめすることに心ないと思われるかも知れませんが、日英対訳で見開きで見れてとても便利で使いやすいのです。ご理解ください。

ここでは、本を使って慣れて行きます。とにかく時間があるとき読みまくります。

学習方法
この本は、見開きにして左に英語で書かれていて、右に日本語で書かれているので、非常に解りやすく、読んでいる内容を確認しながら読み進められます。

2-3回読み込んだら、1ページずつ英語の部分をノートに書いて行きます。

最初は目で見て慣れて行きますが、実際に脳にたたき込むためには、手を動かさないと駄目です。何度も英語と日本語を交互に確認しながら、読み返して、ノートに書きこんでいきます。

段々、にノートに英語を書きながら日本語が頭に浮かんでくる用になります。

同じように他の本でも試してください。
この本も面白く読みながら英語を学べました。

MP3 CD付 英語で楽しむ世界名作童話 English Masterpieces: Classic Children’s Stories【日英対訳】

中級者向け

TOEICスコア:250前後レベル
これくらいの経験がある人は、ここからスタートします。
前の学習にプラスして、自分の好きな海外映画やドラマを英語字幕で見ます。

自宅で海外のドラマや映画を見られるサービスは沢山ありますが、英語を学習する目的で見るのであれば、この2つしかりません。
順番に無料期間だけ利用しても2ヶ月利用出来ます。

1.U-NEXT 31日間無料

2.NET FLIX 30日間無料

理由があります。
これ以外は、英語の字幕が出ません。
(Huluもありますが、映画が古くて少ない事と、接続エラーが多いのでおすすめには入っていません。)

学習方法
好きなビデオを英語字幕で見ます。時間を決めて見ると良いです。
15分英語字幕で見ます。巻き戻して今度は15分日本語字幕で見ます。

それを繰り返し、毎日15分づつ30分でも良いので、学習として見ます。
慣れてきたら、次の作品に写ります。

注意!
私はまだ当たったことは無いのですが、作品によって英語字幕が無いものもあるようなので、良く確認して見てください。

どちらも無料期間があるので、一度使ってみて使いやすい方で選ぶと良いと思います。

中級者から上級者向け

TOEICスコア:400レベル
これくらいの経験がある人は、ここからスタートします。
ここまで来ても、超初心者からスタートした人は最初の童話は続けてください。

ここからは、英語にだいぶ慣れて基礎力が付いてきたので、さらに英語力をつけるために、加速します。

TOEICに挑戦します。
TOEICにはプライオリティサポートがあります。
その中には、聴覚障害者の人のリスニングの免除があります。
リスニングの結果はN/Aとして出るので、スコア全体ではマイナスとしての影響はありません。

今回は、スコア重視では無く実用としてTOEICを自分の実力をはかる計測として利用します。もちろん、履歴書などにも使えます。

目標は、まず300オーバーです。(リーディングのみ)

まとめ

聴覚障害者も、これから英語力が必要なことと、学び方を解説してきましたが如何でしたでしょうか。

えーこんな事するのって思ったでしょうね。
確かに一朝一夕で出来ることではありません。

ですが、廻りでは、すでに英語を学んでいるかも知れません。
自分のペースで進めれば良いですが、取りかかりは早いほうが良いでしょう。
こうしている間にも、英語力のある障害者が採用されてくるかも知れません。

聴覚障害者が英語を学ぶのは簡単ではありません。
ですが、それを1つずつクリアして行くことにより、自分の英語力が高くなり自信につながり、やがて仕事につながります。

コツコツと進めて行きましょう。

今回、自分の方法を紹介しましたが、本当に早く力をつけるのであれば、家庭教師が一番です。

駅前留学や、オンラインでは無く家庭教師をつけることが一番早いです。
出来れば、ネイティブの家庭教師が良いです。

以前、大手の英会話個人レッスンで英語を学んだことがありますが、聴覚障害があると駄目ではないのですが、講師が障害に慣れていないので、レッスンがなかなか進みませんでした。
個人の講師の場合は、事前に対応方法を説明しておけば、大手より良い対応をしてくれます。
最初は少し時間が掛かるかも知れませんが、すぐに慣れてレッスンをしてくれます。

参考サイト

・Hello-Sensei

・ネイティブ先生ドットコム