黒板に書かれた男性と女性のマークのイラスト

アドバイザーDアドバイザーD

こんにちは、障害者の転職アドバイザーDです。
平日は、某企業の障害者の採用担当をしています。

この記事は、ADHDであることを会社に伝えてあることを前提にしていますが、そうでない伝えていない人にも当てはまります。

最近、ADHDの人の積極採用を実施している企業の話を良く聞きますね。
それもあって、今回ここでは私が在籍する企業の中途採用のオリエンテーションの一部をお伝えします。
対象の障害は大人のADHDです。

大人のADHDの人で怒りのコントロールについて悩んでいる人は多くいます。
その原因は、ADHDの障害特性です。

障害特性

  • 不注意
  • 多動性
  • 衝動性

このようなADHDの障害特性から、仕事や生活に影響が出ること事が多く、それが原因でトラブルが発生し怒りも生まれます。

本人は、障害について会社や友達に伝えていますが、廻りは理解をしてくれる人ばかりではありません。
特に、職場ではADHDの理解が進んでいなくて配慮されていない事が多くあります。

そうなると、自分でADHDと上手に付き合っていかないとなりませんが、そうそう上手くはいきません。

でも、人とのトラブルは望みませんよね。
そこで、出来る事からやっていきましょう。

それが、今回のアンガーマネジメントになります。

ADHDの障害特性とアンガーマネジメントには共通点があります。
今回は、そのアンガーマネジメントを通して、仕事がやりやすくなる対策を解説します。

ここでわかること大人のADHDの人が怒りをコントロールすることで仕事も生活もハッピーになる方法

怒り「アンガー」にいついて

まず、最初に、アンガー(anger)とは、怒りのことです。

怒り(いかり、英: anger)とは、人間の原初的な感情のひとつで、様々な要因・理由で起きるもの。例えば目的を達成できない時、身体を傷つけられた時、侮辱された時などに起きるものである[1]。憤り(いきどおり)とも言う。用言、動詞的な表現としては「腹を立てる」「立腹」「カッとなる」「頭に来る」とも。

出典:wikipedia

怒りは、数ある感情表現のひとつで、決して悪いことではありません。
ですが、怒りという感情表現についてはメリットとデメリットがあります。

「アンガー」怒りのメリット

アンガーと聞くと、マイナスイメージしか無いように思う位かも知れませんが、メリットもあります。

アンガーのメリット

  • 自分の真剣な思いや考えを他の人に伝える事が出来る
  • 怒りをエネルギーとしてがんばれる

など

「アンガー」怒りのデメリット

アンガーのデメリット

  • 廻りの人を傷つける
  • 自分も傷つく
  • 人間関係の悪化
  • 血圧上昇による健康被害(心臓や脳の疾患)
  • メンタルヘルスの不安定
  • 生活、仕事への影響

など
このように、アンガー「怒り」にはメリットとデメリットがあります。

アンガーマネジメントとは

アンガーマネジメントはアンガー「怒り」の表現をしない、または我慢するのではなく、どのように怒りをコントロールして表現するかという怒りへの対策方法です。
もともとは、アメリカで始まった心理療法の対策で、始まりは1970年代と言われています。

怒りは感情のひとつで、怒ることをしない、出さないと言うことは不自然であり体にも精神にも良くありません。
ですが、怒りの出し方でデメリットにもなります。

このような事から、怒りへの対策として日本でも近年怒りをコントロールするアンガーマネジメントが企業や教育現場で多く取り入れられ初めています。

ADHDの人が仕事をするとき怒りへの対策が必要な理由

では、なぜADHDの人にアンガーマネジメントが必要なのでしょうか。
それは、ADHDの障害特性として、以下のような事が起こりやすいからです。
「ADHD障害特性」

  • 物事を順序立てて実行することが難しい
  • 物事に集中することが苦手
  • 好きなことには集中しすぎる
  • タイムマネージメント(時間管理)が難しい
  • 紛失・忘れ物が良くある
  • ケアレスミスが良くある
  • 後先を考えずに衝動で動いてしまう事がある
  • 廻りを気にせず発言してしまう
  • 落ち着きがない

その為、仕事を一緒に進める廻りとの衝突や反発を招いてしまうことがあります。(怒りの爆発)
また、それが原因で他のメンタル障害を引き起こすことも考えられます。(体調不良)

結果、仕事をすすめる時、疎外感を感じたり、体調不良につながり、悪くすれば休職や退職にまでつながりかねません。

ADHDの人が怒りのコントロールが出来ると

ADHDの人が怒りのコントロールが出来るようにアンガーマネジメントを身につけて一番良い事は、自分がイライラしなくなります。
メンタルを含め体調が良くなるので、これが一番良い事です。

次に、廻りとのコミュニケーションが取り安くなります。

結果、仕事や対人関係が良好になり、自分の体調も良くなります。

また、アンガーマネジメントをすることで適切に感情を伝える事が出来るようになり、それにより周囲のADHDへの障害特性の理解にも繋がり、自分にとって永く安定した仕事のしやすい環境を作ることが出きます。

ADHDの人がアンガーマネジメントで怒りのコントロールが出来ると、周囲の人がADHDの障害特性の理解につながります。
そしてそれは、自分の仕事のしやすい環境作りの対策へ繋がります。

ポイントここで、間違えてはいけないことは、怒らないのでは無く、怒るという感情表現を上手くコントロールすると言うことです。
怒ることは悪いことではありません。ごくごく普通のことであり誰もが持つ感情のひとつです。

怒りのコントロールアンガーマネジメントを身につける方法

アンガーマネジメントの講習は、日本アンガーマネジメント協会で全国の講習情報を取り扱っています。

日本アンガーマネジメント協会https://www.angermanagement.co.jp/

アンガーマネジメントの書籍はたくさん出版されていますが、調べるとADHDの人のための書籍がありました。
まずは、この書籍から初めても良いと思います。

ADHDの人で怒りのコントロールが難しい方は一度見てください。
自分の仕事の対策として、とても参考になります。

アドバイザーDアドバイザーD

就職や転職を考えているADHDの方は、怒りのコントロールが出来るアンガーマネジメントが出来ていることが自分のPRポイントとして使えます。
企業や教育現場で取り入れられ始めているアンガーマネジメントを、いち早く身につけて面接で一歩リードしましょう。


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