アドバイザーKアドバイザーK

こんにちは、アドバイザーKです。
ここの管理にであり、企業で障害者の採用担当をしています。

誰もが条件が良い就職先を考えるのは当然の事でしょう。

それは、40代の障害者枠の中途採用も同じです。
やりたい仕事、行きたい企業、満足のいく給与など人それぞれに希望を持ちます。

それと同時に不安も出ます。
書類選考では何を見られているのだろうか?
初めて障害者として就職する方も、思い切って障害者の中途採用に踏み出した方も、誰もが不安を感じると思います。

不安を抱え田抗ズム女性のイラスト

すべては、書類選考が通らなければ始まらないので当然です。

よく、転職エージェントもそのあたりを、企業の採用担当者から情報を収集して対策のノウハウを持っていますが、採用担当者も全て話しませんし、言えない事もあるので完璧ではありません。

でも、事前に書類選考の見るところが解っていればどうでしょうか。

対策もでき、書類選考の先の面接に進められる確率があがります。目標は採用されることですが、まずは目先の書類選考が通過しなければ始まりません。

実際、採用担当者の私が送られてきた応募書類を見たり面接をした時に、候補者が対策をしているのは解りますが、ハッキリ言ってまるで出来ていません。
どれぐらい出来ているかパーセントでいうと良くて40%、悪いときは10-20%くらいの出来です。

そこで、今回は私が実際に選考で見ていることを例として解説しながら採用されるための第一歩である書類選考の対策を解説します。

ここでわかること40代の中途採用の書類選考で見ているところと、その対策

採用担当者が40代の中途採用の選考で見るところ

40代の障害者が送ってきた応募書類を、採用担当者が何を見ているのか気になりますよね。
答えから言うと、40代に限らず他の年代と共通の所と、特に年代によって見ている所があります。

ここでは、そのあたりを解説します。

封書全体(40代以外も共通)

最初に書類全体を見ます。応募書類が綺麗に扱われているか、書類の折りたたみ方や、文字、写真の貼り方、日付、そして封書の臭い。臭いは意外と思われる方もいるかも知れませんが、以外と重要です。

タバコを吸う人は、封書にもタバコの臭いが移っていることがあります。
これはタバコを吸うからダメなのでは無く、気を遣って応募しているかという気構えの問題です。

対策

  • 対策書類は使い回さず、応募するたびに書く。
  • 書類をダウンロードする場合は袋から取り出したばかりの用紙を利用する。
  • 書類を購入するのであれば、書くときに購入した袋から取り出す。
  • 折りたたみは角と角をしっかり合わせて折りたたむ、上手くいかない場合は定規をあて折りかえす。
  • 時間がかかっても、丁寧に書き、誤字脱字があった場合は、新品の用紙に書き換える。
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面倒くさいと思うかも知れませんが、就職がかかっている一枚です。丁寧に扱いましょう。その気持ちは、採用担当者に伝わります。

障害名(40代以外も共通)

次に障害名を確認します。産業医にも確認をしますが、障害の起因が重症疾患である場合は要確認になります。
基本、障害名によって就職の合否を決めませんが。残念ながら、どの企業にもNGワードがあります。ただし対策もあります。

対策どの障害であっても言えることですが、必要な配慮と対処方法を具体的に説明が出来る場合は就職できます。
書類では、配慮が必要なことを別紙に書いて同封しても効果的です。自分マニュアルを同封しても良いです。
要するに、企業の採用担当者が配属先に障害の対処方法と配慮をきちんと説明する事が出来れば問題ありません

前職(40代は特によく見ます)

障害には、先天性の場合と中途の場合とあります。先天性の障害の場合は障害を受け入れられていて自分の出来る事と苦手な事を理解している場合が多くありますが、中途で障害を持った場合、以前の自分との違いを受け入れられていないことがあります。

特に、障害者になるのが一番多い40代で障害を持った方に多く見受けられます。
一番、採用担当者が気にするのは異業種からの中途採用で、初めて障害者枠へ応募する場合です。

具体的に言うと、工事現場からデスクワークへ。サービス業から事務職へ等です。
採用担当者は、障害者になって初めての職種は無理では無いかとか、企業の受け入れ側もしっかり対応出来るか心配であったりと不安な要素が出てきます。
なので、応募してきた職種が前職とあまり違いが無い職種かはとても大事なところになります。

対策全く違う職種の場合は、このままでは採用されません。なぜなら不安要素がある場合はNGになるからです。そればらば、不安要素を取り払いましょう。

  • 1つ目は、障害者職業能力開発校を利用する。または、就労移行支援の利用。都内の場合は都の行政サービスにも各障害に対応した学習できる所があります。
  • 2つ目は、トライアル雇用を体験する。これは、そのまま入社に繋がるケースもありますが、出来なくてもトライアルの経験は他社に応募するとき、経験として障害者として働いたことがあると書けます。
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どちらも、時間はかかりますが、障害者になって最初の就職は、自分も雇う側も不安でいっぱいです。
お互いの、不安を取り除くのが得策です。
急がば回れです。

ブランク

障害者枠の中途採用では、ブランクを重要視します。

ブランクは履歴書に書いてある、前職と前々職の間の空白期間や、前職と現在の空白期間のことです。3ヶ月以上のブランクは問題視されることが多く、書類選考でNGの対象になります。

対策ブランクの理由が明確で解決済みであれば問題ありません。うやむやにするのが一番良くありません。例え、マイナスイメージが出るだろうと思われる事が原因でも、相手にしっかり伝える事が出来て具体的に対処例がわかれば問題はありません。
前職では適応障害と診断され通勤することが難しくなりました。最初は原因がわからない体調不良で休職をしていましたが、主治医のすすめもあり退職を決意し治療に専念したら回復しました。今では主治医からも就業を進められています。今後も、定期通院をしながら主治医の診断を受けていきます。
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こんな感じであれば、採用担当者も受け入れ部署も安心して採用できます。

年齢

40代の障害者枠の中途採用は受け入れが微妙なのは確かです。

理由は40歳は若い=まだ長く勤めてもらえる。49歳は障害によりますが、今後何年勤めてもらえるのだろうか。新しいことを(仕事)受け入れられるか。50歳近くになると、中には自分の仕事のやり方や、進め方が身についてしまっていて、新しい仕事の進め方がうまく身につかない場合があります。

このような理由から年齢でNGでというわけではありませんが、少しでも不安要素があると面接まで行ってもNGになったり、書類でNGになります。
(障害者の就職に積極的な企業は面接になることが多いようですが、消極的な企業では面接してもNGかと思われると書類で終わります。)

対策直接応募やハローワーク経由では企業の障害者枠の中途採用に関する情報が手に入りにくいです。なので情報をたくさん持っている転職エージェントを利用するのがベストです。
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転職エージェントは外に出せない色々な情報を持っていますので、上手く活用しましょう。
40代を就職させる気が無い企業に時間を費やすだけ無駄です。

家族構成

40代になると両親が高齢になってきます。配偶者がなく両親と同居の場合など、両親の具合が悪くなった場合、就職希望者がどのよに対応するのか見ます。これは書類ではわからないので面接時にしっかり聞かれることになります。

対策企業側の採用担当者は配慮あることを言いますが、正直いって最初からリスクがあることを(休みがち)避けたいと思っています。自分の障害には関係なく、デイケアを考えているとか、近所に兄弟や親戚が有り、いざという時はお願いしてあるなど、具体策を用意して採用担当者を安心させます。

通勤(40代は加齢による他の症状も加算される)

障害者だけで無く40代になると加齢による身体への症状が色々と出てきます。足腰を始め、視力、聴力、内臓疾患など多くが考えられます。それは障害者も例外では無く、障害+加齢による症状が出始めます。その為、長時間かかる通勤の場合はNGになるケースがあります。

対策直接応募する場合は、就職先の位置確認をしっかりしてから応募します。目安としては、自宅からオフィスまで1時間以内。電車やバスの乗り換えは2回まで。転職エージェントを利用する場合は、担当者が気を使って無理な通勤箇所は紹介しません。もし、条件が良い等どうしても入社したい場合は、採用されたら引っ越しを考えていることを備考欄に書いておきます。そうすると効果的です。

まとめ

ここまで、採用担当者が書類選考で実際に見ている項目と対策を解説してきました。
必ずしも100%の対策ではありませんが、参考にしていただければと思います。

40代には40年という人生経験があります。それもキャリアの1つとして応募書類に書き入れてください。特に仕事に関係の無いことでも良いです。学生時代の成功体験や失敗を乗り越えたことなど、採用担当者はその人の人物を理解する為に、しっかりと読み込みます。

ここだいじ応募書類には不安な事や書類選考に不利かなと思うところも、あえて書き出してください。その場合、対策方法も一緒に書きます。

就職を希望する側も不安ですが、採用する側も相手が解らないので不安なのです。不安要素をあえて明白にしてその解決方法を書くことで、面接で会ってみたいと思う人物の書類になります。

あとは、今回対策として上げたポイントに気をつけて書類選考に望んでください。

アドバイザーKアドバイザーK

40代はまだまだこれからです。
障害者枠の中途採用が成功することを応援します。